憧れのトレンチコート

この写真を見てから毎年寒くなるとずっとトレンチコートが欲しかったんです。
でも元々スーツの上に羽織るコート、更に古着で探すとなると外国人が着てただけに、どれもこれもサイズがデカイんです。
なので毎回試着してもお父さんの着てます感になってしまってたんです。
サイズ直しするにしても流石にデカ過ぎて無理なんで毎年諦めてたんです。

じゃあこないだ「TOWER ＋」の取材と言うか、ただゲリヤバ男さんの写真を撮りに突撃洋品店に行っただけですが、写真撮ってからトレンチコート探してるねんと言うと、ゲリええトレンチありますよ！てことで、LONDON FOG (コートなどを作ってる老舗ブランド)のレディースサイズのんを出してくれたんです。

着るとレディースなだけに小さくて全くお父さんの着てる感がなくて確かにええ感じ、でもゲリええ感じにするにはまだ小さくサイズ直しが必要だけど、そこは仕方ないので、また家でミシン踏むとして買いました。
(サイズ直し出来る範囲内だったんで)

そして数日かけてサイズ直してゲリええサイズにしてから、改めて憧れのあの写真を見ると、これジョニーロットンさんは明らかにゆったり目で着てましたね。
まあ革ジャンにしても何にしても当時のパンクの人達って、別にそこまでピッタリしてないんですよね。
(ピッタリしてる奴もおるけど)

だけどやっぱりピタッとしたサイズ感でないとダサイんです。
だって、もしデカ目でトレンチコート着たら、京本政樹か船越英一郎感しか出ないでしょ！

ちなみに元々軍物だったトレンチコートが、一般の人にも普及したのは、映画「風と共に去りぬ」がキッカだったらしいですね。
オシャレにも映画にも詳しいゲリヤバ男さんが言うてました。