土佐のくじらです。
前回記事で、古代日本の縄文文明の衰退の原因を、
日本の寒冷化による、当時の主食の栗の生産量の低下に求め、その寒冷化の要因として、
北海道などの北日本へ、寒流(オヤシオ)が流入し始めたことを上げました、
しかし、ある日突然に、海流が流れ始めるというようなことが起こりえるのでしょうか?
しかし、低緯度地域である北海道が、亜寒帯になるには寒流の存在が不可欠ですし、
栗の生産が主要な食料資源確保である縄文文明では、亜寒帯地方(北海道)での文明構築は不可能なのです。
この両者は、決して両立しないのですね。
北海道に流れ込む寒流(オヤシオ)は、元を辿れば北極海から流れ込んで来ます。
北海道の歴史的推移と歴史的産物を見る限り、かつては北極海には、冷たい海流が来てはいなかったと思われるのですね。
だから、東北地方とはそう緯度の変わらない北海道は、東北地方と同じ温帯気候だったはずなのです。
ですから、広葉樹である栗も、北海道で生育でき、栽培が可能だったのはずです。
それしか、説明ができないのです。
ではどうすれば、流れていなかった寒流が、北海道に流れるようになるのでしょうか?
これは地学の分野における、私の一つの仮説であります。
北極海に、反対側から水を押し出せば、寒流が太平洋上に流れ込み、北海道にも冷たい北極海の海水(寒流)が流れ出します。
確かに現在は、このような状況下にあります。
私に、記事上に地図や写真を張り出す技術がないもので、言葉だけで説明しているので、大変申し訳けないのですが、
現在はそのような海水の流れになっているのです。
北極海に何が流れ込んでいるのか?
それは、大西洋のメキシコ湾流という、世界最大の暖流です。
これが、アメリカ大陸の南部から、ヨーロッパ、北欧ノルゥエー沖を通過して、北極海に流れ込んでおり、
それに押し出される形で、太平洋に冷たい北極海の海水(寒流)が流れ出しているのですね。
つまり、日本の縄文文明の衰退の歴史、即ち、日本寒冷化の歴史を見る限り、
今大西洋に流れているメキシコ湾流は、かつてはヨーロッパ沖を流れてはいなかった・・・
という推測が、導き出されてしまうのです。
時を同じくして、太平洋と大西洋の2つの大海において、海流の流れを変えるくらいの大きな地球規模での変動とは何か?
これまた、ミステリーですね。(笑)
う~ん、これだけでも、記事3本文くらいの内容です。(笑)
書き上げる筆力に、自信が持てなくなりつつあります。(爆笑)
少し、休憩します。m(_)m
(続く)
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