土佐のくじらです。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、中国の抗日勝利70周年軍事パレードに、参加するらしいではないですか。
この女史は、いったい何を考えているのでしょうね?
驚きです。
内政干渉と言われればそれまでですし、本日南北高官協議で一応の決着が付いたとはいえ、いつ戦闘が勃発してもおかしくない状況の朝鮮半島です。
まさか中国に擦り寄って、北を封じる気でしょうか?
ああ、それならば、歴史を知らないとは恐ろしいことですね。
そういった愚かな行動を、歴代朝鮮の国主がして、いったいどれだけ苦渋に満ちた国民の歴史があったのか。
いったい何千年、そういう愚かな判断を、ここの為政者たちは繰り返せば気が済むのか。
歴代朝鮮半島国家の、外交のセンスのなさは呆れるばかりです。
いちいち書いていたら、膨大な文字数になるので書きませんけれども、その愚かさを一言で言い表すならば、「主体性のなさ」です。
いつも外交の最重要項目が、「どこに付くか」なのです。
つまり、「自分たちは、こういう国だ」という、論理的出発点がないのです。
だからここは、いつも周辺大国に、いいように利用されてばかりいるのです。
とにかくも、いざというときに、日本の後方支援なしで、韓国が無事と考えないのは、無知にもほどがあります。
朝鮮戦争においては、あの超大国アメリカですら、韓国南端の釜山(プサン)一帯まで撤退しました。
戦後ボロボロの状況下ではありましたが、当時の日本の後方支援があったからこそ、今の38度線まで回復したのです。
その地理的法則は、今も昔も変わらないのですが、どうやらここは、ちっとも歴史を直視しないので、それがいつまで経っても理解できないようです。
ちなみに、朝鮮戦争での韓国軍の英雄は、朝鮮民族の「金錫源(キム・ソクウォン)」という日本軍の将校です。
しかし今の韓国では、どうやらその事実は、表立っては秘されているようです。
金錫源が、日本軍将校だったのが気に入らないのでしょうね。
しかし日本憎しで、自国の英雄を歴史から葬るという精神構造だと、永遠に大国にはなれないでしょうね。
因果の理法は眩ませないません。
つまり、「何に憧れるか」です。
それは、「何を理想とするか」と同じです。
自国の事実上の建国の英雄を、英雄視しないのですから、国家としての正念が定まらないのは仕方ないことです。
金錫源(キム・ソクウォン)陸軍大佐(日本陸軍)陸軍少将(韓国陸軍)
しかもですよ、戦勝国として参加するというのは、どういう精神構造でしょうか?
笑うしかないです。
先の大戦当時の韓国は、日本国です。
ですから韓国は、れっきとした敗戦国ですよ。(笑)
ちなみに中華人民共和国は、「抗日勝利70周年」と謳っておりますが、日本は中華人民共和国と戦闘行為がございません。(笑)
日本の相手は、中華民国であり、今の台湾政府にあたります。
ですから、韓国のみならず中華人民共和国も、嘘の歴史を機軸に国家運営の判断がなされているのですね。
これで世界国連の常任理事国様なのですから、やれやれ、本当に困ったものですね。
ちなみに、中国で公開された映画「カイロ会議」では、第2次世界大戦のカイロ会議に、当時の中華民国指導者「蒋介石(しょうかいせき)」は出てこないそうです。(爆笑)
それで恥ずかしくない精神構造って、あははは、イカレてるとしか表現できないですよ。(爆笑)
国連常任理事国とは、そのレベルでなれるんでしょうか?
情報統制で、こんな作品しか世に出せない、中国人民が可哀想でなりませんね。
《カイロ宣言》首款?告片 展?同盟国与?心国之?殊死?量
お釈迦様はご自身の没後2000年~2500年を、正しい仏法が為されない時代を、「末法」と仰いましたが、まさしく世界は末法そのものです。
さて先日は、ロシアのメドベージェフ首相が、北方領土の択捉島を訪問しました。
これなどは、超親日派のプーチン大統領との政治的な力学関係や、ウクライナ以降、財政的に困窮するロシアの大人の事情かも知れませんけれども、まあ日本国民にとっては良い気はしませんよね。
「ナメたマネしやがって」と、私個人的には思いました。
ロシアへの対応など、やれることはたくさんあり、以前私はそれを、カテゴリー土佐のくじら国防論の中で、「プロジェクトマトリョーシカ」として、記したことがありますのでご参考に。
まあこれなど最近の、日本周辺国一連のあからさまな動きには、今月安倍首相が発表した安倍談話の影響が少なからずあると思います。
何せ現在の宰相御自ら、「いかなる国際紛争の解決には、軍事行動あいならん」と、日本国憲法9条の文言で仰ったのですから。
そりゃあ、日本周辺諸国からしてみれば、「今がチャンス!」と思うに決まっていますよね。
もしも安倍首相があのときに、
「日本国民に、一切の手出しは許さない。」
「そして、同盟国アメリカと一致協力し、東アジアの恒久平和のために、これからの日本は尽力する!」
とでも仰っていたなら、北朝鮮の急な不穏な動きも、ロシア首相の政治パフォーマンスも、韓国大統領のアホな動きもなかったかも知れません。
少なくとも、これほどまでに、あからさまにはできなかったはずです。
安倍談話は、「隙」だらけです。
安倍談話が、ここ最近の日本周辺諸国のメンドクサイ動きを起こす要因をつくり、結果的に日本の国難を招き入れてしまっていると思います。
安倍総理は一日も早く、談話を修正するなり、撤回するなり、新談話を発表するなりするべきですね。
周辺諸国の国内事情で日本周辺が、各国の政治パフォーマンスの場に利用されては、たまったものではありません。
日本ほどの大国が、毅然としてさえいれば、日本周辺での騒動のほとんどは消えます。
いくら面子があっても、どこもリスクは嫌だからです。
侵略的の意図が強ければ強いほど、為政者はそういう判断をし、行動パターンを取ります。
それは決して、挑発行為ではありません。
どうか、侵略者の発想に立って見てください。
「日本は、どうする気だ。」と、日本を洗い直さなければなりませんよね。
侵略とは軍事力を背景にしたビジネスです。
ビジネスにとっての大敵は、リスクです。
つまり、投じたリスク以上のリターンがなければ、侵略などできないのです。
毅然とされると、リスクを調査し、精査しないといけません。
リスクを恐れるなら、侵略行為自体が遅れます。
つまり、すぐに行動に移せなくなります。
その間は、日本は平和ですよね。
これが、いまだ野蛮性の抜けきらない現実の世界においては、平和の具体的な構築の方法でもあるのです。
「平和平和」と祈っているだけでは、平和は来ないのです。
日本だけが、おとなしくしていれば平和であるような、現実は、そんな生易しいものではないのです。
どうか日本国民の皆様は、目覚めてください!
よろしいですか?
21世紀にもなって、軍事パレードする意図ってなんですか?
そういうセンスの国が、すぐ隣にあるんですよ。
そして何より、歴史認識戦争ならば、負けるわけにはいきません。
負ければ、子孫に迷惑がかかるからです。
戦後70年も経って、いまだに謝罪を要求し続ける精神構造は異常です。
そしてそれを、きちんと跳ね返せない、日本国内の世論もどうかしています。
安倍談話は一日も早く撤回するべきだし、日本は国力に応じた毅然とした態度で、麗しき誇りを取り戻すべく、努力を開始するべきです。