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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

Node-REDで圧力低下警告とAmbientで可視化

2019-11-29 13:43:25 | マレーシアでニャー2019
センサーから送った圧力のデータをMQTT経由で受信してAmbientで可視化してデスクトップに警告を出す方法。
別にプログラミングではないのでコードを1行も書かずにこの程度はできると言う例。

今回はデータ送信側は省略している。
ESP32から無線LANに接続してセンサーの数値を文字列(数字の文字)で1個だけ定期的に送る事を想定。ESPはどこにでも売られている小型の工業用のデジタル圧力計が出す0-10Vのアナログ出力を分圧して取り込んでAD変換し圧力の数値に変換する。

まずノードを並べる。

送られて来た数字は文字列なので数値に変換する。こうしないと大小の判断ができないから。

次はAmbientに送る為に数字をjson形式に入れる。Ambientがそれを要求するから。

AmbientノードにはIDとライトコードを記入する。
これでAmbientへの送信は終了。

次は警告。
Switchノードで大小判定させる。

この場合、switchからの出力は何でもOK。どうせ警告を出すだけで使用しない。ただswitchの1番に何か出たとわかれば十分なので。

ExecノードでWindowsのコマンドを実行させる。

おまじないと思ってコピーして使う。

圧力が低下したら以下の警告は画面に出る。

圧力低下中は消してもしつこく警告が出続けるだろう。



今日はこの他に通常のUPSをスマートUPSにしてしかも他の複数のPCまで同時にシャットダウンするフローも作った。それはまた今度。

とりあえず疑う

2019-11-28 13:44:04 | マレーシアでニャー2019
お掃除のおばさんが1人いる。

よく働く。昼休みでも働いている。別にどこをどう掃除してねとは誰も言わない。でもおばさんの掃除のパターンは自分で決めてやっているらしく、だいたいいつもの動きは決まっていそうだ。観察しているわけじゃないけれどなんとなくそんな風だ。

このおばさん、工場がここに移転してくる前から働いている。それどころか、この会社の歴史とともにあると言えるほど誰よりも長いこと勤務しているとか。前の工場はここより小さかったし、事務所だってかなり狭かったから仕事はやりやすかったかと思う。でも今は広くなったし部屋の数も増えたのでこれを一人で掃除、と考えるとおばさん一人で大丈夫なのかな?と思う。でも別に不満は言わずにずっと働いている。

これだけ広くなっても給料はそれほどでもないだろうが。上がっているのか?

ここの会社のやり方は、このおばさんに象徴される。おばさん、毎朝遠くのPJと言うところから会社が出すバスに乗ってやってきて同じバスで帰る。その間の仕事については誰も関心を持たないので誰も何とも言わない。まあ、別に不都合もないので放っておくって事だ。

でも、このおばさん、元気なのだけれど、もし辞めてしまったら後、誰か同じ事ができる人が雇えるんだろうか?同じ事って言うのは何も言わなくてもどんどん掃除したりゴミ箱の中のゴミを捨てたりティッシュペーパーの箱を配ったり粗大ゴミを集めて捨てに行ったり。

今は良いかもしれないけれど永遠と言う事は何事にも無くて、終わりに向かっての準備と言うのも意識しないといけない。






ーーーーーーーーーーーー

どっちでも構わないと言う事って、実際あると思う。

どっちでも構わない事は徹底的にイイカゲンにやれば良いと思うのだけれど、それ、本当にイイカゲンで良いの?と言う事もたまにある。たまに?、いやけっこうあるかもしれない。

前から思っていて何もしていなかった事が生産の工程上の一部にある。なぜ放って置いたかと言うと、製品の開発をした人が全体の帳尻が合えばそれで良いと言っていたのと、他の大きな問題があって優先事項じゃなかったからだ。

ただ、今、自分がその工程から離れて時々CCで送られて来るデータを見ているとやっぱり気になる。見ていて絶対測定誤差範囲だなとか、理由がわかれば良いのだけれど、数字を見るとそんな感じではない。でも、QCはパスしている。でも、ここのQCはレベルが低くて決まった項目をチェックしてOK出しているだけだからなぁ...

まあ、これはセンサー付けて観察できるようにしてみるべきだな.... (しかし何でこの数字見て長年やってきた人たちは何も疑問に感じないんだろう?) とりあえず疑う。

今日の3時間休憩の事

2019-11-27 14:42:18 | マレーシアでニャー2019
今日は毎月のようにある勤務地休憩時間の日。おっと、休憩じゃない、定例のマネージャークラスのミーティングだったっけ。ま、どっちも似たようなものだ。

今日のミーティングも酷かった。そう、いつものように。

今週土曜日にアンニュアルディナーと言うのがある。毎年の慰安会的なものだ。それについて、金曜日、土曜日の生産スケジュールを変更するとかどうとか言い出す人事。えっ?生産計画なんかずっと前に出ているだろう。しかも人事にだって配信されている。なぜ直前の今日になってそんな事を言う?

あるマネージャーの持っている表の数字と別のマネージャーの持っている表の数字が大幅に違う。いや、それ今回ほどじゃないが毎月違っていただろう。なぜ同じ表を共有して一緒に書き込まないんだ?! 違ったらその都度わかるだろうに。

購入品の納期が間に合うかわからない、そして歩留りがかなり悪い。それ、わかってるならすぐ言って見て来いよ!原因は何なんだ?納期がって言うならサプライヤーのスケジュール入手してその時にちゃんと始めてるか電話で確認とか見に行くとか、何でもやる事あるだろに!

そもそも、こんな事、毎月末のミーティングなど待たずに情報流したり解決に動いたりするべきじゃないのか?毎月こんな状態なのに報告聞いても放っておく方にも問題あるな。


今時は普通に言われる事だけれども定期ミーティングはやっぱり無駄が多い。その時間が休憩に等しいと言う面はまずあるが、ミーティングがあるためにミーティングの為にトピックを貯めて置いてしまって実際の仕事もそれとともに止められている事が多い。

普段から面と向かって話す事はできるし、多くの者に通知するならメール送っておくのでも共有ファイルでも何でも良い。そう言うやり方を整備しないといけないし、問題視しないといけないはずだ。日本企業にマネジメントと言うものが欠如していると言うのはまずこう言うところに出るなぁ。

営業って仕事の片鱗

2019-11-26 23:22:25 | マレーシアでニャー2019
時々キーエンスと言う会社の営業の人から連絡がある。

キーエンスの営業マンは高収入で有名だけれど、そうだろうなと分かる。まず、けっこう頻繁に連絡して来るからチャンスがたくさんできると言う事だろう。これは普通。そして営業マンさん、割と頻繁に交代があって次はこの人が来ますからよろしく、と言うのも多い。これも1つのきっかけ作りだろうし、マンネリ化すると人間はダメだろう感が出てきて動かなくなるからかな?

そしてもう1つ、キーエンスの機器を使った事例紹介が多い事。通常はお客はあまり導入なんか考えていない事が多いのでいくら良い物と紹介されてもだいたい買う気にならない。でも、それを使った時の完成予想図を見せられるとちょっと夢が膨らむ。で、興味が持てるようになる。あと、その事例集が業界別になっているのが凄い。業界ったって、広いような、狭いようなで、見ればライバル他社はこんな事してるんだ!とわかってしまう。

ヤバい感が出てくる。それをふーん、で済ませられるならよほど自社の技術が優れているか、それとも鈍感かどちらかのはず。

しかも、こう言うの、営業マン個人のスキルに頼ってなくて会社全部でバックアップしてやってるらしいからすごい。よくスーパー営業マンの話なんかがあって本になったりしているけれども、スーパーマンに頼ってるそう言うのより会社全体で均等に売り上げが高い方がよほど凄いと思う。


自分には営業なんて仕事、全然わからないし向いてもいない、やりたくもない不思議な仕事としか思えないが、やはりこうして何らかのノウハウがあるのだなあとわかる。とりあえず真似すれば良いのかな?

メールと通訳とエンジニア、全部止めよう

2019-11-25 22:53:46 | マレーシアでニャー2019
ここのところずっとあるマシン問題だけれど、全くもってどいつもこいつも....なのだ。

と言うのは、まずメンテナンス担当のエンジンがマシンメーカー(中国)の言ってる事が全然理解できていない。おまえ、同じ中国語話してて同じエンジニアのバックグラウンドなんだろうが!ってわけだが、以前からそんなものなので仕方ない。

それに加えて生産の方も「オレ、わかんなーい」って感じで待ちの姿勢。どうしようもない。って言うか、この問題、自分の担当でもないので好きにしろと言いたいが、時々日本からどうにかしてやってと連絡が来るので押すだけは押す。



そう言うわけで、今日はちょっと良い事考えた。メールじゃなくて中国のメッセージングアプリのWeChatに替えてグループを作ってそこで何もかも話し合う。中国のメーカーとも日本も全部入れて。WeChatならリアルタイムで翻訳してくれるから中国語ができるエンジニア経由じゃなくてもOK。

意味わかってない中国語話者より多少難ありでも機械翻訳の方が時間短縮できるだけマシだ。

能力の低い人間の仕事を待つより機械ができる事は機械に任せた方が良い。


これに限らず、事務員のような仕事は早いところ全部機械にやらせるようにした方が良い。事務所見渡して、それほど広くもないし人数も多くないけれどそんな気がする。メールなんかも日本から入りマレーシアから返信などしているのが見えるけれど、毎日そんな事やっているのが仕事だなんてどう考えでもおかしい。あまり真面目に1通づつ読む事はしないけれど、価値が低すぎると感じるのだ。

日本人、仕事なんかしてる場合か!勉強しよう。

2019-11-24 22:58:19 | マレーシアでニャー2019
今日はどこかへ出かけるでもなく、家とバーガーキングにいた。

何やってたかと言うと、Node-REDをいじっていたのだった。Node-REDはIoTで使う人が多いのだけれど、普通の事務処理でもいけるよなあ、と思ってたまにやってみる。今日の場合はソーティング。

ソーティングと言うのは簡単に言うと、数字や文字がたくさん詰まったエクセルファイルから条件に合うものを選び出すような事。不良品のリストを作ったり人や物の名前でデータを選り分けたりする事。

プログラムを書いても良いのだけど、Node-REDの方が後々何やったかすぐにわかるので良いかなと思う。スキルのレベルとしては、単にエクセル表に入力作業と言うわけにはいかないが、スクリプト書いて自動処理するより全然手前で、エクセルでグラフ作るとかそれと同じ程度だろう。新しい作法はあるけど難しくはない。

と、言ってもだいたいの人は新しい知識と言うだけで尻込みしてやらないんだろと思うけど。



ところで、Node-REDもそうだし、最近のテクノロジー、特にAIとかロボットとかは人の仕事を奪うと言うので恐れられている。昔、蒸気機関ができたりして機械を使うようになった時にもそう言う事でけっこう問題になった。だって働き口が無くなると働いている人には給料が払われないから。シンプルな理由だ。

でも、実際には無くなる事はないよ、機械がやらないもっと別の仕事はそれで増えるんだからと言う反論もある。それは正しいかもしれないけれど、どうだろう?人はこれまでずっとやり続けできた事をこれからもやり続けたいと言う性質があるから別の事って言うだけで嫌だと思うし反発もする。

自分が思うのはいっその事、人間が働くと言う制度を止めてしまった方が良いんじゃないかと言う事。もし食料が自動的に出来てきて、必要な物が勝手に出来上がって来たとしたらどう? これ、単に食料も物も地面から出てくる石油とかガスと同じ扱いになるだけじゃないかな?

だからいろいろな物は地面から湧いてくるって考えると日本だってブルネイと同じように税制を変えていって徐々に人から取るのを止めていくと良いのだ。だいたいにして大儲けできる事って言うともう人をたくさん使ってする事業じゃなくなって来ている。そう言うのはもう他の国に任せるべき事のはず。

にも関わらず、日本はなぜかそっちの方へ人を戻したがる。もうそれじゃやっていけないのに。逆に、人に働かせるような事を止めさせて、その時間、お金払ってでも勉強させるようにすると良い。仕事なんかやってる場合じゃない、みんなで勉強しようって。

マレーシアの会社で働くのに必要な2つのものとは

2019-11-22 14:09:44 | マレーシアでニャー2019
昨日のESP32に入っているボールセンサーを使ったサイクルタイムチェックはマシンが動いている時のデータはまあまあ取れるが、ノイズが混じる事がわかった。物によって感度が大きく違うのか、それともマシン自体の材質などが違っている為かちょっとわからない。

どうもマシンを買い足す....と言ってもカスタム品なので注文事に作るのだけれど、買い足す事に少しづつ違った物が出来て来るらしい。図面が管理されていないのだろう。

ま、仕方ないのでセンサーをボールセンサーから機械式のスイッチに交換する事にした。また中国からリミットスイッチを買う事にして通販で注文しておいた。この間、ESP 32を50個買って、日本から来たマシンに付いているコンセント用の日本タイププラグ付きのUSBチャージャーも買ったので全部でだいたい日本円にして2万7千円ほどの建て替え払い。安いものだ。


ところで、ノイズ混じりのデータだけれども、ノイズの部分を除けば割とちゃんとデータになる。やはりこう言うのはちゃんと数字を見れば工場としては儲かりそうだとわかる。あまり大した事しなくても、最初はばらつきを少なくするようにだけやってもかなりのものだ。

とは思うが、MQTTへの接続を見ても誰もデータ持って行ってないな。もったいない。(ボーナス増やせるチャンスでもあるのに...) まあ、いいか。


オフィスにテスト用のダミーWiFiを入れたので工場向けの試験がやっとできるようになった。

この前書いたプログラムが間違ってないことがこれでわかってよかった。別にWiFiやらネットワークのルーティングをあれこれいじったところでセキュリティにそれほど貢献するわけでもないから一般的なところで止めておけば良いのだが。それよりバックアップとかPCの使用ルール決めて通達するとかの方がずっと良いはずだけれど、マレーシア的には他人をマネージするような事ってしないんだよなぁ。

マレーシアの会社と日本の会社の違いは病院の在り方の違いととても似ている。日本のはよくテレビドラマの大学病院みたいにエラい人がいて他のお医者さんや看護師さんはその人に従うようになっている。マレーシアだと建物の見た目は同じ感じでも診察室ごとに個人経営的に動く医者がいて診断やら治療をやる。レントゲンが必要な時とか特別な何かが必要なら別の個人経営の人の依頼すると言った感じ。協働にはなっているけれど統合されていないのだ。

このやり方は会社も同じで隣に座っていても、いや、隣がバカやっていてもそれに口出しはしないのだ。だから同じ会社の中でやっていても目的意識などの共有するものが産まれにくい。そんな感じ。

なのでマレーシアの会社で働くのに必要なのは2つ。1つは言葉でちゃんと説明できるスキル。もう1つは明白な上下関係の中の権力。2つ目はけっこうバカげていると思うけど。なぜって、良い事言っていても上司がバカで言えないとか聞く耳持たないで諦めている例をかなり頻繁に目にする。まあ、自分が上って事になってた方が何でもやり易いってだけ。

名は体を表さない

2019-11-21 12:59:00 | マレーシアでニャー2019
今朝、通勤途中で線路の枕木を積んだトレーラーとすれ違った。この近くにセメントで土木建築用の製品を作っている工場があるのでそこから出荷されたものかと思う。

枕木と聞くときっと木で出来たアレを想像した人が多いかもしれないけれど、実際の物はセメント製だ。と言う事は、アレはもう枕木とは呼ばれていないのだろうか?

そうだ、今はいろいろ変わってしまって名前と実物が一致しない物はたくさんある。
下駄箱にはもう下駄なんて入れない。そもそももう下駄箱とは誰も言わない?

自動車は出来た時はきっとすごいよ、歩いたり漕がなくても自動で走るよと自動車と言う名前になったのかもしれないが、その後ギヤチェンジが自動になってオートマチック+自動車と言う不思議な名前になった。そしてかなり近い将来は人が運転しないで自動で動く自動車になる予定だ。

最初に自動車と名付けた人は予想外の展開に後悔しているのか、それとももう亡くなったか?


言葉じゃないが、未だにパソコンで動くソフトにはセーブにフロッピーディスクのマークが使われているのがたまにある。アレはわざとやっていると信じるが。

世の中が人が思うより速く変わるとこんな不整合がどんどん出てくるので面白い。

うちの会社のエンジニアとタイトルが付いた人間なんかやってる仕事はほとんど購買で、中身が全然理解できていない。要は業者と会社の間にいる口利きだ。これは世の中の責任じゃなくてただの不勉強か?とも思うが。

そう言えば、政治なんかもっと酷いかもしれない。もはや共産主義者の集まりでもないのに共産党、自由でも民主でもないのに自由民主党とか。別にそれを批判して言うのじゃない。ただ違って面白いだけだ。

世の中、想像するよりイイカゲンなのかも

2019-11-20 21:18:37 | マレーシアでニャー2019
1ヶ月経ってやっとサイクルタイム表示器のセンサーが7個になった。1個だった時間が1ヶ月、もう永久にこのままか?と思っていたが少し前進。

実はずっと追加が無いかと思っていたのでESP 32の追加注文は遅めにしていた。だからまだ追加の50個が来ていない。

何が遅いって、電源追加工事。1ヶ月前に依頼出していたのが全然行われないでたまにメールでまだ?と送っていた。目の前に座っている男なんだが、言わないとズルズルなのでいつも半分諦めている。それにユーザーであるその先にいる者も別に要求しないどころかきっとやる気が無い。さらにその上の管理職だってやってるの知ってるくせに進捗も聞かないわけで、こりゃ放っておくしかないと言う感じ。

いや、待て待て、でもこれ完成しないと自分のやってる事が検証できないよ。とりあえず最後までやってみて自己評価まではしないと、と言うわけ。




自分はこの会社、ずっといたわけではないので他と比べてしまって違和感が大きい。前にいた会社(マレーシアの日系)の方がまだまともに物を作る会社だったと感じる。あのときは設計とかプロセス開発関係だったけれど、一応工程でかかる工数とかは先に計算して予定コストが出せていた。もちろん大きな番狂わせもあったけれど。そのおかげでいろいろ学ぶ事もできたし。

今のここはそれが全然ダメ。会社の中でそこが一番弱いポイントになっていそう。アイデアと実際の物の間を繋ぐものが何もない。開発と言う人が試験管レベルで組み立てたアイデアをマシンと作業にそのまま入れる感じ。だから途中の実現するためにする事が何もない。

これがなぜか1つ前に半年だけいて辞めたマレーシア企業と同じだった。そのマレーシア企業は化学製品の会社なので化学出身の人ばかり採用していて途中の工程に関する事は台湾などから機械買って終わり。機械のエンジニアは専門学校かどこか出て何も知らないレベルとかしか採っていなかった。

それでもちろん不良品の山。不良品をどうにかするためにまた機械を買っていたりした。全く意味がわからなかったが、販売力があったのでプロフィットだけはマレーシアNo.1だった。意味不明だ。

が、会社とか工場ってのはそれでも成り立つ事があるのだと言うのも学びの1つではある。世の中、想像するよりイイカゲンなのだ。

Node-REDでデータの分割

2019-11-19 15:23:39 | マレーシアでニャー2019
昨日Grafanaへの表示のためのデータ収集にESP32のプログラムが書いていて、社内ネットワークが原因でMQTT送信ができない事がわかった。なのでテスト用無線LANの設定を依頼しておいた。

待っているだけだと時間の無駄なので受信した後のデータ処理を考えていた。処理と言ってもカンマ区切で1つの文字列になって入って来るのを分割する方法を。しかし、これがネットに例が出ていないので困った。分割で検索すると、確かに一連の文字列が分割されるが同じノードに出力されてしまうものばかり。

同じノードに出力されるとその下流のinfluxdb outではmeasurementが1つしか設定できないから全部同じところに値が入ってしまって具合が悪い。どうしても別のノードに出力させないといけない。

と、考えに考えてできたのが下記。
まず最初にはinjectノードでダミーのデータを送って分割してみた。

これはできた後だけれど、ここまでくるのにだいぶ時間がかかった。


ちゃんと異なるノードに分割されて出ているのがわかる。

これがinjectノードから送っている文字列。(数字をカンマ区切でいくつも送っている。)



まず文字列をカンマで分割。
もともとカンマ区切だけれどもカンマは区切文字でなくて単なる文字の1つと認識されているので正式に区切る。
区切ると1つ1つの文字(列)は出口が1つなので次々と下流のノードへ向かって出て行くだけ。


Splitから次々と出てきた文字(列)は一見数字に見えるが実は文字であって数字でないのでこれを計算のできる数字に変換する。変換は区切られた1個1個に対して行われる。


Splitでせっかく区切ったのだけれど、また1つの塊になるようにくっつける。くっつけると言っても、全く1つのものにするのではなくて配列にする。なぜなら、配列にしておいた方が個別より扱い易いから。


そしてここがメインのfunctionノード。
配列になっているのでその何番目かを指定して値を取出している。1つのfunctionで6つのうち1個だけ取り出すのでfunctionは6個必要になる。番号は0〜5。
注意しないといけないのは、msg.payloadをまず配列の変数に入れる事。その変数に[番号]を指定する事で1つ取り出せる。もう1つ大切なのはfunctionから出せるのは数字でも文字列でもないそうで、メッセージにそれを入れて出さないとエラーになる。

前回、数字で出力しようとしてエラーが出て、あっ文字列でないと...と思ったらそれは間違いで、「メッセージ」の形になっていると言うのが正しいとの事だった。


ここまで来たところで、実際のデータ受信モードに変更。
Injectionの代わりにmqttノードを設置。


出力側にinfluxdb outを設置。


全体像はこうなる。



しかし、Node-REDはコードを書かなくて良いからやるものなのだが、実際にはJavascriptを知らないとできない事もけっこう多いとわかった。changeとfunctionの中は、あれはコードとも言えない位にちょっとしたコードだけれど、知らないので調べるのにけっこう時間がかかる。もう少し経つときっとAIがこんな事したいと言っただけで勝手に書いてくれる時代になるとは思う。早くそうなって欲しい。

日本に行くメリットはあるのか?

2019-11-18 22:31:24 | マレーシアでニャー2019
11月も後半に入ると当然の事ながら今年もあと1ヶ月少々を残すのみ。先日得た情報によると今年のマレーシアのリタイアメントビザの審査は8月まで何も行われなかったそうだが今はやっているとか。夏休みの宿題をやらない小学生みたいだな。

自分は今のところ就労ビザなのだけれども、前にも書いた通り、次回からリタイアメントに切り替えようかと考えている。そうなると来年早々にも準備を開始しないといけない。最初準備は日本での銀行口座関係だ。そのために自分が日本にいるわけにもいかないので何とか考えないといけない。

その他はだいたいマレーシアで何でも揃うと思うので大丈夫だろう。


まあ、日本に行って住むメリット...ないものなぁ。今の仕事、どうなるかわからないし。と言うのも、今年のビザは2年でなく1年になってしまったし、加えて内部事情的にもよくわからない事が多いし。

猫たちが飛行機に乗らなくて済むのと日本に行って無闇にお金減らされる事を考えればマレーシアにいるべきなんだろうと考えている。

自分のでなくてよかった

2019-11-17 23:19:09 | マレーシアでニャー2019
昨日の水道管修理、やはりダメだった。

修理した隣の管がもう1ヶ所漏れていた。庇の修理したところもまだ漏れていた。水道管については前から内部漏れしているチェックバルブのところの手動バルブを開けるなと言っておいたのに開けたままにしてあった。昨日の1日はいったい何だったのか!?

マレーシアに住むとこうした事がエンドレスで続くのである。こうしたバカげた出来事の隙間で何とか生きていると言っても過言ではないのだ。

そしてまあ、最後に思う事はこれだ。
「ああ、自分の家じゃなくてよかった。」

見えないところで水が大量に漏れて水道料金が莫大とか、雨漏りして大切な物が台無しと言う事でも無ければ放って置いてもそのうちその家はいつかは出るわけで、どうせ自分の財産ではないし後で倒れようが腐ろうがどっちでも構わないのだ。なので時間取られないようにできるだけ放っておくべし。

マレーシアの豪華な家の実態は

2019-11-16 23:05:30 | マレーシアでニャー2019
今日は久しぶり写真の傾向を変えてみた。写真に写っているのはツブアンの母とチビの頃のツブアン本人。母とは柄が同じだったのだ。わかったのだろうか?



ここ数ヶ月、洗面所の天井からポタポタと水が落ちてきていた。天井は少しふやけてしまった。天井板を開けて見てみたら1インチのPVC配管のエルボ部分から漏れていた。その下にPETボトルの切ったのを置いていたが水が入って重くなると角度が変わって元のように天井へ。

実はこの家、売れたらしくて、来年の2月だか3月だかにオーナーチェンジとなる。それでもここに住んでいて良いらしいが、今のオーナーの責任として今日直しに来てもらった。配管接着剤なので結果は明日にならないとわからない。

PVC配管接着程度でこんな漏れが発生するとは、まあ、日本では有り得ないが、何しろ工事するのが出稼ぎのバングラデシュ人だし、材料は安い中国製だからさも有りなむ、なのだ。それに、これ直したところでコンクリートの中で同じ事が起こっているのが他にもあってタイルの隙間から水が漏れている。それは直せないので放っておく。

同じ事はこの家ばかりでなく、隣もその隣もお向かいもお向かいの隣も、すなわち全戸で起きている。一応この家ば前にも言ったがこの地域では中の上か上の下位のクラスの家なのにこんなものなのだ。じゃ、さらに高級な物件はどうかと言うと、安心して欲しい、間違いなく「同じ」だ。1億円するコンドミニアムだって同じだ。

KLCCのツインタワーの周囲に壁のように林立する高級コンドミニアム、あそこ、作っている時に見ていたが、鉄筋コンクリートの柱と梁ができた後、インドネシア人作業員が手でレンガ積んでその上にシャビシャビのセメントを塗ったり窓嵌めていた。あの高いところで。同じなのだ。

日本の皆さんはテレビでマレーシアの割安豪華なコンドミニアム生活なんかを見て羨ましがっているかもしれないが、実態はそんなものなのである。

あれはその後どうなった?

2019-11-15 23:39:01 | マレーシアでニャー2019
2014年からアップデートしてなかったPC、一見するとデスクトップにしかファイルが無くてもう必要なファイルは新しいPCに移し終えたのかと思っていたところ、windows10 になってわかった。ダウンロードフォルダにほとんど入っていたのだった。いったいどんな使い方してたのやら。

とりあえず最新のバージョンになるまで何度かアップデートさせながら要らないソフトを消して必要なGrafana、InfluxDB、Node-REDなどを入れて前のと同じ程度にした。それをしながらESP32の方で前にArduinoでやったスピードメーターのプログラムをMicroPythonで書き直した。最近はArduinoよりMicroPythonの方が簡単に感じる。読み易いからか?

ESP32にはまともに使えるアナログピンが6本あって、3.6VMaxの12ビットまで行けるとか。多少誤差があるらしいが後で情報を集めてみよう。それにしてもArduinoUnoよりは分解能が良い。(相手の事を考えると実際上12ビットまでは要らない)


11月の初めの頃に日本から助けてやってくれと言われてマシンのテストをした後、いつまで経ってもその後が無いのでエンジンにメールしておいたところ、水曜に何かやって持ち帰りになっていたらしい。生産からもメンテからもいつものように何も情報が無い。想定内ではある。なのでちゃんとクギは刺しておこう。「次やる時にはこの前と同じようにデータロガー付けてデータを残してね。」

そうしないとまた「できた、できた」詐欺かもしれないので。計測なしでできたって言って何度ダメだったか。何日、何週無駄にしているか。


今回の2台のPCの中身のように後で検索できない参照できないシェアもされないそのまま捨てて良いようなゴミみたいな細切れの情報しか作れないんじゃあまり意味ないわけだけれど、その程度の事しか要求できない会社も会社だが。

(これ以上言わない)

2019-11-14 23:11:50 | マレーシアでニャー2019
2日間風邪で休んでいた。まだちゃんと治ってはいないがマスクして仕事には行った。朝から月曜日やりかけていたInfluxDBからGrafanaにデータを渡すのをテストしてできる事がわかった。(ソリャそうだ、できるようになってるわけだし。)

が、意外にも最初はエラー出まくりでマニュアルにはできるって書いてあってそれ通りにやっているのに! が、世の中には同じ悩みを抱えている人がいるので検索すればたまに解決策が引っかかってくる。英語サイトだったが。

Grafanからinfluxdbを呼び出す時はlicalhost:8086じゃなくて、172.0.0.1:8086にしないとダメなのだった。もちろんこれはinfluxdbの設定をデフォルトでやっているからであって、変えれば違うんだと思う。

と言う事で、ダミーで温度計測データをESP32から送って同じマシンのmosquittoとNode-RED経由でグラフが描けた。さて、

ここまでは誰でもやってできるよとネット上に書いているわけだけど、そもそも疑問だったのは複数、または多くのセンサーとMCUからデータを送った時にデータベースはそれぞれ別々にすべきなのか、それともデータベースは1個のファイルにして中身のmeasurementを複数にすべきなのかそれが知りたかったのだ。

結論から言うと、どっちでも良いらしい。1つのグラフの中の別から来たデータをプロットするときにそれが別のデータベースからでも同じデータベースからでもGrafanaは単純にクエリを送るだけなのだった。もしかすると処理時間には関係してくるかもしれないが、それはちょっとやってみよう。

今のところ1台の生産機械から最大で60個のデータを取る感じだけれど、どうやって取るかわかっていないのもあるので全部はできないかもしれない。




と、言うわけで、もう1台Windows8.1入り中古のPCをWindows10に変えて同じセットを組む事にした。

しかし、これが笑い話かって言うほど酷いものだった。今までこれで平気で使ってたのかよ!、と。何しろまずもってWindows8.1のままってのがおかしい。ただの事務処理PCがwindows10 になって何かドライバーが不足していてもエクセル位は使えるだろうに。

しかも、しかも、2014年から一度もアップデートしていなかった。アホかい?!

隣でセキュリティとか言ってるやつがいてもマレーシアの無関心ってのはこんな風なのだ。と言う事は、この状況はこれからも続くと思って間違いは無いのだ。(これ以上言わない)