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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

何 "しないで" くれるんだ!

2011-04-24 09:18:34 | いろいろ雑記帖
経済協力開発機構(OECD)の21日の報告はけっこう怖い。

ニュース記事では消費税20%がタイトルになっているが、それは別に怖くない。予想の範囲内だから。

その消費税の前置きとして書かれている言葉、「公的債務残高は「空前の水準」にあり、歳出削減の余地も限られている」と言う、言うまでも無く当たり前の事だけれども、それががさらりと出てきているのが怖い。この報告で世界が"ああ、やっぱりなOECDもちゃんと調査してやっぱりそうだったんだ"と認識したらどうなるか、と思うだけでぞっとする。

こう言う報告や専門家のコメントが出るたびに日本は財政赤字に対して何もできず、沈んでいくのを待つばかりの国になってしまったのだと印象付けることだろう。そして消費税を上げることもせず、景気対策が必要だと言ってさらに借金していたら何もできない国との印象を強め固定化するだけだ。

そして最後は見放される。


こうしたニュース記事のコメントがさらにさらに怖い。
「税金を上げるなら無駄遣いを止めてからにしろ。」が一番多い。
「税金を上げたらその分何してくれるんだ。」と言うのも多い。

こう言うのが本当に怖い。
これは発想がおかしい。

まず、税金を上げて借金を返すことが一番大事なのだ。いつまでも何もできない国、何も決断できない国であってはいくら福祉が良くても何にもならない。

次に、その分何を「してくれるか」ではなくて、何を「しないでくれるか」が正しい。今まで何かさせればさせるほど公務員の数は増えてきた。そして既得権も増えてきた。だから癒着も増えた。ばら撒きも増えた。「公務員を減らせ」とか言いながら、何とかを「充実しろ」何々を「規制しろ」と仕事をどんどん増やせと言う。どう考えても矛盾している。


日本人の生活は、それが本当に個人的な事であっても、法律とか役所や行政にかなり依存している。

例えば結婚。結婚は一夫一婦と法律で決められていて役所に登録することでしか成立しない。トラをペットとして飼いますと登録するのと似たようなもので、そうしないと結婚したとは言えない。姓だって自由に決められない。子供には父親と母親が結婚して生まれてきた事が大前提になっている。どうしてそんな個人的な事を法律や役所に口出しされなけらばならないのかよくわからないままにそうなっている。

それを多くの人が当たり前だと思っているから役所の窓口にはそうした登録申請のために公務員がいてそれに税金から給料を払っている。さすがにトラ専門の窓口は無いかもしれないが、そんな程度の細々したことのために役所は太っている。結婚しようがしまいが、誰かと一緒に居ようが居まいがそんな事は勝手だ、すぐそんな仕事止めてくれ、と言ってみたらどうなのだろう。


何を"しないで"くれるか、が今一番重要なのだと思う。

税金を上げたくないって?

2011-04-23 23:59:59 | 2年目のマレーシア
キャサリンさんが最近ブログを書き始めた中で、自分と「離婚するとか死別するとかそう言う事になったら後で読み返す」などと書いている。そう言うこともあるのかなあ、と思う。可能性としては否定できないわけですね。死別が?、それとも離婚が?。


最近ニュースで日本の消費税を3%上げるって話が出ていたのに対して、ニュースのコメント欄を見たらみんな目くじら立てて怒っている。

そう言うものかな、日本は。そんな事する前になんとか手当てを止めろ、公務員の給料を減らして人員も削減しろ、議員の報酬も返上しろみたいな事がたくさん書かれている。言わんとすることはわからないではないが、それだけで3%をカバーしてこれまでの借金分も稼げるかと言うと、それはどうだろう。


マレーシアから見れば、日本は水がタダみたいなものだ。マレーシアだって水道の水は高くないが、基本的に"そのままでは飲めない"。飲み水はスーパーマーケットでボトルに入っているのを買うかフィルターで漉すとか沸かすと言う手間が要る。だらかトータルして安いとは言えない。病気になったとき、日本だったら電話すれば救急車が来て無料で病院に運んでくれるけれどもマレーシアの救急車は民間企業がやっている。日本は通勤に使う道路は無料でさらに高速道路を無料になどと言っているけれど、マレーシアは日本のように国道と国道が普通に繋がってはいないので通勤するにも有料の高速道路を使うのが普通。日本の道路には万が一のためにああしなさい、こうしなさい、これをしてはいけませんよと言う意味で標識がこれでもかと言うほど立てられているけれども、マレーシアはほとんど行き先表示しかなくてスピード制限の表示すら無い。日本は道路わきのドブの上でも快適に歩けるようにコンクリートで固めてあったりするが、マレーシアの場合はドブはドブのままで暗い時に歩いたら怖い。けっこう街中でも鉄柵すら無いところが多いから子供が落ちないかと心配になる。

それでも東南アジアの中ではマレーシアはかなりインフラが充実している国だと思う。日本も税金を安いままに、そして公務員を減らせと言うのなら、同時に東南アジア程度まで公共サービスの量と質を落としてくれと言うべきじゃないだろうか。

水は時々水質チェックをしてダメなら警告するだけで済ませてもらい、必要なら自分で水フィルタのセットを買う。それでも嫌ならボトルの水を買う。救急車はもちろんタクシーと同じで有料。お金の無い人は割引か補助が出るのはOK。道路は基本全部有料。ゴミ収集は1kgあたりいくらで収集。職業斡旋のハローワークは民間に売り、職業訓練は自腹。所得税は100%自分で税務署に納めに行き、会社は所得証明を発行するだけ。保険も全部自分で入ることにして公的なものは廃止。パスポートの発行料金はもっともっと高くて良い。お米の値段はちゃんと農家から買った値段に輸送費や管理費を乗せて高くしてもらう。

いろいろあるだろうけれども、それで税金の代わりに自己負担でさせて欲しいと国や政党に意見すれば良い。何でも当たり前に行政がやってくれると言うところがちょっと日本はおかしい。税金を取られるのが嫌ならみんなでそう言わないと。税金上げるのに反対だけでは、これまで通り借金を増やして公共サービスと福祉充実とばら撒きをして票を取ろうとする政治家と公務員の既得権を作り出すだけだって事は分かっていることなのですよ。

緩急自在の緩

2011-04-23 13:20:02 | 2年目のマレーシア
"手抜き"と言うのは悪いイメージですが、皆さん、手抜きしてますか?

手抜きってのはなかなか上手くできるものではないのです。下手にしてしまうと全体がダメになってしまいます。が、手抜きをしないのもまた問題なのです。仕事をしている中でもそう言うことはよく感じます。

今は昔と違って良くて便利な機械があります。測定器もあります。CADだってCAMだって何でもそれを使える知識があれば一通り何でも可能です。だから"CADができる=設計ができる"と勘違いしてしまう人も多いのだと思うのです。もちろんそんな事が有り得ないのはもう誰でもわかる事ですが、しかし実際にはまだまだです。

なぜまだまだかと言うと、手抜きができないからです。機械は何でも均一に良い物を作ってくれようとします。それを人間は止めなければなりません。おい、機械、そこはそんなに丁寧にやっちゃいかん。手抜きをしろ!と。

どっちでも良い事を丁寧にして品質を高めようだなんて何の意味もありません。


以前、松坂大輔や江川卓が手抜きのピッチングを責められました。

そんな事を責めちゃいけないのです。彼らの仕事は勝つことであって、毎球全力投球する事じゃないのです。そんな事していたら選手寿命なんて1年で終わり。下手するとプロになる前に腕がバラバラです。

彼らは非常に上手いので手抜きができるのではないかと思います。


マレーシアで仕事をしてわかるのは、それぞれの人がけっこう優秀だと言う事。日本だったらこの歳だと先輩の言うことを聞いているだけで実際に何もできないだろうな、と言う歳の人がちゃんと一人で仕事をしているのに驚きです。

そして、皆、若い。実際の歳と言う面もありますが、世の中が急カーブを描いて変化しているせいでしょう、仕事が若い世代のために作られている感じがするのです。日本だったら年寄りの引いた線の上を若者が行儀良く歩かされるのですが、マレーシアは若いのです。


逆にそれが、手抜きができない原因のように思います。どこをどれだけ手抜きしていい加減な仕事にし、大切な一部分だけに集中するような自在さに欠けるのはやはり世の中が若いせいじゃないでしょうか。

キットで組もうか? 車もバイクも

2011-04-22 22:45:49 | 2年目のマレーシア
F1に参戦しているチーム・ロータスがあのケーターハム(←クリック)を買収するとのニュース。びっくりだ。もっとびっくりしたのはチーム・ロータスと名乗っていたにもかかわらず、市販スポーツカーを作っているあのロータスとは直接関係なかったのだとこのニュースで知ったこと。

そして、市販スポーツカー・メーカーの方のロータスは今はあまり車が売れなくて親会社であるマレーシアの国民車メーカー、プロトンの支援で立て直そうとしている最中と言うのも驚く。何でもプロトンがモーター・ショーでロータス車の兄弟車を出品していたとのニュースもあるほど。

さらに面白いのはF1のチーム・ロータスはプロトンと同じマレーシアのエア・アジアのオーナーが持っていて、つまりはマレーシア繋がりなのだった。


それはそうと、ケーターハムと言えば、"7(セブン)"なのである。

その昔、ラジオドラマだかラジオ小説のような番組があった。ニッポン放送でやっていた。1週間ほど1つの小説をドラマ仕立で放送する。その中に「スーパー・セブンの夏」と言うのがあって、ある兄弟が格安で売りに出されていたスーパー・セブンを買うことになった。元オーナーが女性で何かの理由で手放すことになったのだ。その後の話はどう言うわけか完全に忘れている。

その頃、スーパー・セブンがどんな車だかまるで知らなかった。何しろラジオなので形がよくわからない。後で書店に行って調べてみたら何と、こんな(クリック)ようなおかしな形の車でとてもかなり相当びっくりしたのだった。(当時インターネットがあれば....と言うのはこの際無しだけれど、車の形を調べるにも苦労したのだ。)

もちろんこの車の写真が出ているからにはその由来のようなものも書かれていてなるほどな、と思う。(そのあたりは説明しないので検索してください。すぐに出てくる。)それよりもっとびっくりしてしまうのが、この車が原産地のイギリスではキットで売られていて自分で組み立てれば街を走れるとわかったこと。

車と言う物に対する考え方も見方も違うわけだと納得させられる。そしてそれが今も売られている。(下のリンク。)
Starter kits(←クリック)

これを買うと全部の部品が大きな木箱に入って届く。昔の雑誌でそれを試した人がいて見た事がある。そんなのを見せられると、何てステキなんでしょう!、としか言えないじゃないですか! ちょっと買って作ってみたい気もする。でも、プラモデルじゃないのだからエンジンなどはさすがに重くて手では持てないだろうとも思う。(このあたりでちょっと現実的になってしまうのが弱いところ。)(インドからLMLをキットで買って組み立てたりできたら楽しいだろうけれどね。マレーシアの法律ではできるのだろうか?)




さっき、バイク屋さんにネジをもらいに行った。

スズキ君のカバーのネジが2本落ちてしまったからだ。サイズが合えばなんでも良さそうな部分だったので最初から"ちょうだい"と言ってもらった。おじさんが、この前登録に役所へ行ったらイタリー製のべスパが登録に来ていて9000リンギットちょっとの値段だと聞いてきた。値段からすると新型のLXとかそう言うのだろうなと思う。

まあ、あじさんも真面目に仕入れを考え始めてくれたようだ。マレーシア・日本人・べスパ・クラブの皆様、もう少しですよ。それともインドからキットで輸入しましょうか?

マレーシアの1番

2011-04-21 22:05:58 | 2年目のマレーシア
マレーシアは東南アジアで一番肥満児比率が高い。
全アジアの中でも第6位と、F1で言えばポイント圏内に付けている。

肥満児だから子供の肥満の事だがもちろん大人も太った人がかなり多い。

この前、食堂に集まった工場の女性たちが言った。
「自分たちマレーシア人はご飯をたくさん食べるのよ。」
その通りで、彼女らのトレーに乗っているご飯の量は日本人なら3人前だった。
続けてこう言った。
「その結果がこれよ。」
なるほど、である。
100%だった。

それで、政府は今度学校の食堂に不健康な食品を置かないことにするとニュースに出ていた。甘いものやカロリーの高いもの、お菓子、ソフトドリンクなどだろう。学校の食堂ばかりでなく、学校の終わりの時刻にはバン("おじさん"の意味。正式にはアバン。)がオートバイで来てアイスクリームやお菓子を売っている。子供たちは買って食べる。どれもとても安い。そっちも多分どうにかされるだろう。バンたちの仕事はどうなってしまうのか心配でもある。

そうは言っても、いくら子供たちに規制を強いてもどれだけ効果があるのか疑問だ。なぜなら大人が率先して甘いものを大量に摂る食習慣があるのだから学校で食べなくても家で食べるだろう。親も大きいのだし。当面、東南アジア1位の座は不動のものとなるのではないだろうか。

何しろ、スーパーマーケットのチョコレート売り場が広い。値段が高いのに。

最も友好的な国、マレーシア9位

2011-04-20 22:25:47 | 2年目のマレーシア
世界で最も友好的な国はどこ? (HSBC銀行調査)

1位 カナダ
2位 バミューダ
3位 南アフリカ
4位 アメリカ
5位 オーストラリア
6位 スペイン
7位 フランス
8位 イギリス
9位 マレーシア
10位 ドイツ

だそうです。
10位以内の他の国々は知りませんが、マレーシアが上位なのは納得できます。日本人にとってもかなり住みやすい国です。日本人に人気の東南アジアの他の地域と比べても実はマレーシアの方が上だな、と実感しています。マレーシアの人は日本をある意味お手本だと思っていますし、それにこんなに奢ってくれる人がたくさんいる国は今までありませんでした。(ただ、誰でも同じように感じるとは思いませんからマレーシアに是非、とお勧めはしません。)


上記ランキング調査方法
世界100カ国・地域の4,000人以上を対象。2009年年4~6月実施。評価方法は、地元の人々がフレンドリーか、外国人が地元に溶け込み易い環境かによって評価。友人を見つけやすいか、言葉を学びやすいかといった簡単な質問で行われたとのこと。ただ、回答者の80%が英語を母国語とする人であったことに注意。

半休、年間XXX万円貯める方法、バカボンのパパ方式

2011-04-20 22:10:23 | 2年目のマレーシア
今日はお昼の12時までで仕事を止めて半休にした。

そのまま銀行へ行って定期預金をする。今は年率2.75%だった。時々利率は上がっているらしい。外国人用の利率はマレーシア人よりちょっと低めに設定されているが悪くは無い。けれど、まあ、インフレもあるのでお得かどうかはわかりません。


ところで、このブログではこれまで定期預金した話、食べ物や日用品、オートバイの値段などの事しかお金については書いていないですよね。それで、どの位マレーシアで給料もらってんだ、と思う人もいるかなと思うけれども実は日本円にしたらそれほど多くは無いのです。日本で大学を出て日本で就職するときの初任給と比べて決して高いとは言えません。だけれど、普通の暮らしをしていれば、よくある「年間XXX万円貯める方法」のような本をわざわざ読まなくてもそれに近いことはできるのかも知れません。私のとこは贅沢もしていないけれど特に節約もしてないのです。

しかしながら、"普通の暮らし"と書いてあってもきっと日本の人はイメージできないのではないかな、とも思います。それで、ネットで調べてみてください、とも言えません。なぜならマレーシアに暮らしている日本人の生活スタイルには数種類あって、どれもけっこう生活レベルが違うからです。(1)定年してセカンドホーム・ビザで来ている人。(2)企業からの駐在で来ている人。(3)マレーシアの人と結婚して住んでいる人。(4)私のように現地採用で住んでいる人。これらの情報が混ぜこぜに検索できてしまうと思うからです。この中で(4)が一番貧乏人に属するのではないでしょうか???

それでも、「年間XXX万円貯める方法」を読んで研究しなくて良いのは幸いです。ちょっとですが定期預金だってできるのですから。それにこの国では金銭より良いものがたくさんありますからね。(変にあいまいだけれど、この話題はここで閉じましょう。)



会社に来ているネパール軍団が5月末で全員帰国することになりました。契約更新が無いのです。残念。

帰国してからどうするか聞いてみたところ、日本に行きたいと言う人あり、韓国が良さそうと言う人ありでした。韓国は給料がマレーシア通貨換算で5000リンギット(14万円)貰えると聞いたそうです。ネパールも寒くてマイナス20度になる国なので寒さは気にならないとの事。ただ、金額だけで行って大丈夫なのかは心配です。韓国では外国人に厳しいと言う話も聞きますから。

ネパール軍団は単に安い給料で働くオペレータではなくて、ちゃんとある程度の技術を持っている人達です。それに夜でも休日でも呼ばれれば本当によく働く。日本にいたらそう言う人達がいるとは想像もできませんよね? ネパールに日本の工業高校とか技術研修センターなどを作って人材養成して世界の日系企業に送り込んだら絶対良いと思うけれどなあ。



「空中ブランコ」と言う本の前から3編を読んでみた。

面白い。天才バカボンを真面目に小説化したようなものだと思いました。

人間、大人になると、ああしなきゃいけない、こうしなきゃいけないと言うように自分で自分を規制して生きていく方法ばかり学びます。その結果、自分はこれで良いのかなと疑問を持つことになります。それに対する反省としてよく「子供の心を忘れない」と言ってみたり最近では「本当の自分は?」と言うような問いの答えを求める事に夢中になります。それで答えが見つかるってことも稀です。

バカボンのパパだったら意外と簡単に単純思考で答えを出せるわけですが、そんな単純なわけがない、出来るわけが無いと普通は思います。ただ、実際にバカボンのパパ方式をやってみると、なるほどなと気付いて、「これでいいのだ」となるのではないでしょうか。悩んでいる人が考えたところになど答えがある訳は無いのでとりあえずバカボンのパパの言うことでも聞いてやってみるのがお勧めかと思います。"やってみる"が大切です。

そう言うわけで、「空中ブランコ」と「天才バカボン」、お勧めです。

ポチョポチョが禁止です

2011-04-19 21:25:33 | 2年目のマレーシア
先日、ペラ州でポチョポチョがイスラム教徒に対して禁止されたそうです。

"Poco Poco"、と書いて、ポコポコじゃないです。マレー語インドネシア語ではcはチなので"ポチョポチョ"です。そうすると"チョコレート"は"チョチョラトール"のようになるはずですが、マレーシアでは"チョコラッ"と言っている人が多いです。

それは余談ですが、ポチョポチョが実際どんなものかわからなかったのでYouTubeで探しました。




なぜこれが一部州で禁止されるかと言うと、これはインドネシアから伝わってきたそうなのですが、キリスト教の影響のある踊りだからだそうです。どのあたりがそうなのか全然わかりませんが。中には、こんな事のためにイスラム法廷を開いていたらロックとかいろいろ全部判断しなければならなくなって切が無いと言う方もいるようです。



こっちはウソ・バージョンです。


東日本大震災義援金、マレーシア赤新月社が集めた分が400万リンギに -マレーシアナビ!(←クリック)

消費税+3%

2011-04-19 06:52:08 | いろいろ雑記帖
やっとですね。
地震でやっと消費増税の議論が出ました。

増税と言うと多くの人が反対します。しかしした方が良いです。

地震が無くても日本は財政赤字解消ができません。だから期間限定にしない方が良い。

このまま何もしないでおいて一番怖いのは、世界から何もできない国と烙印を押されて見離されることです。そうなれば税金は安くても今の豊かさは簡単に消えて無くなります。この期に及んでも増税すらできないとしたら本当に死ぬ気かと思われるだけです。

日本にはまだ増税に耐えられるだけの力が残っていると思われていますし、実際に3%増えたところで生活が立ち行かなくなる人はほとんどいないはずです。それに長く円高で物価はどんどん安くなったのだから3%増えたところでたいした事はない。

緩急自在

2011-04-18 13:36:39 | 2年目のマレーシア
前の記事のつづきです。

ケニー・ロバーツと言う二輪のレーサーが活躍していたのは1970年代の終わりから1980年代の初めの頃。ヤマハの500ccで誰も寄せ付ける事のないチャンピオンだった。雑誌の写真で見ているだけでも刺激的な走りだった。何しろ普通じゃない。

それにヤマハのマシンは応えた。彼の後期にはこのマシンが量産できれば誰でも優勝できる可能性があるね、と言わしめたほど完成度が高かったそうだ。もちろん量産などされなかったけれど、見た目からしてカッコ良かった。エンジンから出てニョキニョキ、グニャグニャと回されているマフラーがプラスチックのカウルの中でコンパクトに収まる様は見事としか言いようがなかったし、アルミ板金で作られエンジンとハンドル部分を最短距離で結びその上に太った燃料タンクを載せているフレームは実に先進的だった。

そうしたマシンに乗るケニー・ロバーツ、走りもマシンも本当に見事に芸術的だった。彼の走りと言うのは正に王者のそれで、レースだからと言って単に走るだけがむしゃらに走ると言うのとはちょっと違う。これを評して"緩急自在"と言うのを誰かが言っていたがそれがぴったりだったと思う。素人にはわからないが、単に速く走るだけだとレースに勝つ前にマシンが壊れてしまうらしい。

と、まあ、当時は2サイクル車が買えたのでヤマハに対してそうしたものと二重写しで見ていたものだった。

ただ、日本のメーカーはそちら方向、つまり目的に向かって前進する方向はとても得意だ。もちろんヤマハもそう。多分ホンダもスズキもそう。緩急で言えば"急"の方。


反対に"緩"の方はかなり不得意だ。当時もヤマハはSRと言う単気筒で味を売り物にした二輪車は出してはいたけれども、やはりハーレーのようなものやドカティのような物でもなかった。(ドカティはそう思って出してはいなかったと思うけれども、日本ではどちらかと言うと味の方向だった。なぜならドカティが出るようなレースは日本では紹介されなかったし当時の日本メーカーは出ていなかったのだ。)

デザインも日本メーカーはレースと言う与えられたチャンスにキャッチアップしていた。ただ、今から考えればそこから3歩先に進んでいたとは言えない。優勝するところまでが精一杯でその先の未来に進んでいたとは思えない。とんでもない新しさは創り出せなかった。そして日本のデザインは過去に戻る事もできない。もちろんそんな背景は持ち合わせてはいないし、戻るメンタリティ自体が無い。

そのあたりは日本人の不自由な面だと言える。


日本の工業製品は常に現在かちょっと先にあるべきで、とんでもないほどの未来も見せてはくれないがその逆の周回遅れで完走する事を楽しめるものではない。日本においての二輪車など、趣味の物、好き者しか乗らないのだから3周ほど遅れて走っていても全く問題ないのだがどうもそれができない。作る姿勢がどうしても単に工業製品なのだから仕方ない。

であるから、二輪車の趣味が廃れるに従って生産も縮小する。工業製品とは需要があれば作られるが無ければ作られない、そう言うものなのだから。何の鼻薬も効かすこともできない。ピューとすっ飛んで行って、誰も見なくなったら止めてしまう。無理してがんばってみてしまう事ももちろんない。

それではあまりにも二輪車に乗るメンタリティとは合わない気がするのだ。二輪車はエンジンだけではないしデザインだけでもない。そして品質だけでもない。じゃ何だ?、ってとこで作って欲しいと思う。

何でヤマハじゃだめなんだ!?

2011-04-17 22:02:36 | 2年目のマレーシア
シャルル・パナール博士がハーレー・ダヴィッドソンに関連して、日本の二輪車メーカーがダメになりハーレーだけが伸びている事などを書いているのでちょっと書く気になった。(シャルル氏の内容はもっとずっと先まで言っている。)


先日、バイク屋さんのおやじさんに言われた。

「なぜヤマハじゃだめなんだ!?」
英語でもマレー語でもこうした複雑な思いはうまく言うのが難しい。まあ、ヤマハがダメとは思わない。良い二輪車だとは思う。ほとんど壊れないし、スタートダッシュも速いのは毎日見て知っている。二人乗りしてもスズキ君より速い。排気量など1割ほどしか違わないにも関わらず。きっと燃費だってとても良いだろうし音も静かだ。それに新車でも安い。あれが日本円にして15万円で買えるなんて実のところちょっと信じられないほどだ。

こうして考えるとダメな理由なんて何もない。ヤマハは良い。乗っていたことがあるから実感としてよくわかると言う事もある。


けれど、ヤマハは単なるヤマハなのだ。それ以上でもそれ以下でも何でもない。ヤマハだ。

それ以上は説明のしようが無い。

昔は(実は今も)レースでよく勝っていた。だからそれなりの何かが無いこともなかったと思う。でも商品になって出てくる二輪車は工業製品的な臭いの方がだんだん強くなってきたように感じられた。今は売れなくなってきたからか、あまりクセの無い長く売れるモデルばかりを並べているようだ。破綻の無い流れるようなラインで構成されたカッコ良さ。どちらかと言うと無難なカッコ良さ。

そうして眺めてみると、ヤマハとホンダとスズキなどはどれでもかまわなくなってくる。値段とカタログ・スペックで馬力がちょっとだけ高い方、ちょっとだけ軽い方、そうやって選べば良いわけで、別にヤマハである必要はない。だからどれも選ばないし選べない。安さでDemakでも構わないじゃないかと思えてくる。

生活必需品ではないのでそれだったら要らないと言うところに落ち着くだけだ。
ね、だからLMLの方がすっとマシでしょう?

結婚式、残念

2011-04-17 21:02:37 | 2年目のマレーシア
結婚式に行かれなくなってしまいました。

残念ながら車が手配できず、行けなくなってしまいました。仕方ないので明日、お祝いだけ渡す事にします。




他人を見て、この人はこの先どうなるんだろうなあ、と思うことがある。

ある人がそこである事をしている。その人にはその人の原点と言うのがある。つまりXY座標のゼロのところ。ゼロのところは生まれた時と場所と環境。そこからずっと育って行って今、その人はその事をしている。時々何か判断せねばならない事があって何かを決断して、それは小さなことでも大きなことでも、そしてその人はここまでたどり着いた。

ここから先は、その軌跡の延長上をずっと行くだろうか?


人間は現在のところ、自分は一貫したものを持つ存在だと思うものらしい。自分と言うものは何かと考える。何かはたった1つの普遍的でシンプルな何か。

だからその人が今こうしてここでそれをしているとすれば、この先大きな変化と言うのはあまり期待できるものではない。つまりこの程度の今ならこの先もこの程度からそう大きく変わることはない。する事は違ってもその内容は違わないかもしれない。

別の見方をすれば、外から見れば、それでもし満足できないのだったら、無理やり捻じ曲げてみたらどうなるんだろう。そう言うことは果たして可能なのだろうか。生まれ持った才能の限界、性格の限界、身体能力の限界、遺伝的限界、環境から来る限界、与えられたお金の限界、そうした制限は確かにある。その点から見れば捻じ曲げるなど不可能。だとすれば自分らしさを追及すればするほど、いやそんな事をしなくたって自ずと方向性は決まってしまう。

いや、待て待て、と思う。

そもそも人間と言うのはそんなにシンプルで一貫した何かなのか? 追求して出てくる何かがあるとしても、それがそのまま未来にも変わらぬ自分の芯なのか? そう思いたいだけではないのか? 簡単に自分を理解する方が楽なのではないか? ならば、何も変えなくても済む。定義に従って自分はこう言うものだと思えばそれで良いかもしれない。悪い言い方をすればあきらめがつく。

実際に人には人生の間でどれだけ変化があるのだろう。人間と言うのはどちらなのだろう。少なくとも定義などできないでフワフワとどうなるかわからない方が不安もあるけれど楽しいように思う。

マレーシア・日本人・べスパクラブ

2011-04-17 11:28:33 | 2年目のマレーシア
昨日、バイク屋のおじさんの所に先日コピーしておいたLMLのサプライヤー情報を持っていった。

LMLサプライヤーはそれ以外にペナンにもう1社あるとこと。どちらからも仕入れは可能だとのこと。代理店にはなれるようだ。どちらでも良いけれど、有利な方を選んで欲しいと言っておいた。それとどの色が選べるのかも聞いてもらう。

値段は輸入元から直接買っても代理店から買ってもこちらとしては同じ。日本円にして20万円ちょうど位になる。(日本での価格は29万8千円。但し仕様は多少異なる。)壊れた時のパーツは今も本家べスパのために作られた物(イタリー製とは限らない)がマレーシアには入っているので心配ないだろう。まずはブレーキ・ワイヤーとクラッチ・ワイヤーだけ先に用意しておけば後は心配ないはずだ。それにバイク屋さんのおじさんはべスパの修理経験がある。


そこで、条件が整ったのでまだ買わないにも関わらず、「マレーシア・日本人・べスパクラブ」を創設いたしました。

資格も会費も規約もありません。会長も副会長もありません。どなたでも入れます。


LMLの日本語情報はこちら(ただし、日本仕様とマレーシア仕様では付属する外観部品に多少の違いがあります。)
LML Japan

マレーシアに絶対持ってきた方が良いもの

2011-04-17 11:03:09 | 2年目のマレーシア
旅行に行くとき、それも長期のときには何を持っていったら良いのか迷う。掲示板などによくあるのはどんな服が必要かと言うもの。他の国についてはよくわからないが、マレーシアについてはお勧めしたい服がある。

それは、「黄色い服」だ。


マレーシアには大きく分けて3種類の民族が住んでいるのでインド系の食堂は多い。インド系の食べ物と言うとカレーだが、その多くが黄色い。ターメリックの色だ。それに日本のカレーよりかなりユルい。ねっとりしていないので食べている最中に服にカレーが飛びやすい。だから黄色い服は必須なのだ。

みなさん、もしマレーシアに来られる事があれば黄色い服をお忘れなく。


ちなみに私が今朝朝食をとりに行ったときに来ていた黄色いポロシャツは、横須賀のどぶ板通り近くにあるダイエーの前で行われていたフリーマーケットで100円で買ったもの。インド製だったが、こちらに来てインド系の人には良い服だと言われたことがある。さすがインド系、自分たちとの共通点がわかるのかもしれない。




一番上の写真はさっき撮ったアパートのプール。下の写真はバス停の近くにいた猫の親子のうちの1匹の子猫。

無料で大学に行こう

2011-04-17 08:16:00 | 2年目のマレーシア
大学の授業料が安くハイレベルな教育が受けられる7つの国々 -GIGAZINE(ギガジン)(←クリック)

世界の大学授業料
デンマーク:無
フィンランド:無
ノルウェー:無
スウェーデン:無
ギリシャ:無
スロバキア共和国:無
ルクセンブルク:無
ポーランド:無
アイルランド:無
ドイツ:無(一部の州で有、100ユーロ約1万2000円~500ユーロ約6万円、リンク参照)
ベルギー:無(登録料有)
スイス:無(登録料有)
フランス:無(登録料有1.9万円-2003年)(高等師範学校2万3000円、リンク参照)
ハンガリー:無(授業料有コースは有料)
アイスランド:無(国立大は登録料有)
オーストラリア:有(5242豪ドル42万円、卒業後払)
オーストリア:有(363.36ユーロ約4.9万円)
カナダ:有(4025加ドル34万円程度)
チェコ共和国:有(2906コロナ9000円)
イタリア:有(ボローニャ大学経済学部952ユーロ約12万円)
韓国:有(国公立123.9万ウォン約11.3万円)
メキシコ:有(大学による、メキシコ国立大学約1000ドル8万4000円、リンク参照)
オランダ:有(1329.58ユーロ約14万円)
ニュージーランド:有(大学による)
スペイン:有(バルセロナ大学17万円、リンク参照)
イギリス:有(3000ポンド約60万円が上限、卒業後払、免除有)
アメリカ合衆国:有(州立4059ドル)
アメリカ合衆国:有(私立:16948ドル)
シンガポール:有(シンガポール国立大学国際大学院約4000ドル約33万円、リンク参照)
南アフリカ:有(ケープタウン大学&ヨハネスブルグ大学国際大学院約4000ドル約33万円、リンク参照)

上にシンガポールの大学の授業料が出ていますが、これはマレーシアでも同程度だと聞いています。私立だともう少し高いとのこと。マレーシアにも欧米の有名大学が進出しています。

Malaysia University Portal(←クリック)

上記の"外国大学分校"の項には下記のように説明されています。
一部の外国の大学やカレッジがマレーシアに分校を置いている。 それらの中には:モナッシュ大学(サンウェイ、スランゴール オーストラリアの一流大学)、ノッティンガム大学(スランゴール)、SAEの研究所、スウィンバーン工科大学(クチン、サラワクキャンパス)、カーティン工科大学(ミリ、サラワクキャンパス)及びラッフルズデザイン研究所(クアラルンプール)。 これらは非常に手頃な料金でマレーシアに居ながら外国大学の学位を取得することが可能。

日本では子供手当てが中止になるとかならないとか話題ですが、国立大学を無料にはできないのでしょうか? もちろんその分税金は多めに支払うとして。なぜなら進学率がもう50%超えているのですから半分義務教育みたいなものですし。昔、確か江戸時代、財政難のなったある藩では幕府からもらったお金で教育施設を作ったと言う話です。それが一番良い投資だと考えたからです。今でも日本はそれほど多くの資源が産出されない国ですが、人と言う資源は未だ豊富です。

国内で無理なら高校までに外国語の勉強をして外国の大学って手もあるわけですが。上のほとんどの国の生活費は日本より安いですから。参考までに。