
時々政治に関わる話をしたりするが、多くの人は何の興味も無いと思う。自分は他人に選挙に行きなさいとはあまり言いたくないし、どの政党やどの候補が良いと勧める事もしたくない。立場としてはいつもそう。そんなの好きにすれば良いと考えている。
が、しかし、楽しい事だけはシェアしたいと思っている。
と言うのは、つい先日、日本では野党が協力しあってどうのこうのと言うのが実現したそうだから。まあ、自民党政権をどうにかすべきと言う点では一致する野党はあるわけで、それはそれで良いだろう。ただ、もし彼らが選挙で勝って政権を握り内閣を構成する場合にどうなるかは想像しにくい。誰も見たことない組み合わせだから仕方ない。でも、一抹の不安は無きにしもあらず、だろう。
そこでだ、心配で心配で眠れない(そんな人はいないと思うが)場合には、これをしてみるのをお勧めする。それは、簡単な事で、社民党と共産党の党の綱領を読んでみる事。そして自民党の綱領と比べてみる事だ。これは面白い。本当に面白い。
特に面白いのは社民党だ。社民党は一番良く書けている。よく書けていると言うのは、党の理念がわかりやすく書かれていると言う意味。この党の綱領が一番ヨーロッパ的な民主主義に似ている。これに比べて自民党はどうかと言うと、自民党の綱領は大きく3つ位に分かれていて、一番最近のところなんか....すごいな。あまり種明かししてしまうと楽しみを奪ってしまうので言わない。
ついでに言うと、それ以外の党の綱領は実はあまりパッとしない。なぜなら寄せ集めでできていて、できた時の事情で書かれているせいで理念的なものがはっきりしないから。だからとりあえず、社民、共産、自民で読み比べるのが良いと思う。
最後に念押しで言っておくけれど、自分はこれを読んでいる人に特定の政党や候補を勧めるつもりはない。どこに投票するかなんて毎回変わっても構わないし、人にはいろいろな考え方がある方が健全だ。そしてそれは自分と違う考え方の人がいてくれる事も含んで健全だと思っているから。
ま、簡単に言えば勝手にしてくれと言う意味でもある。
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