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もんく [とある南端港街の住人になった人]

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日本的「本音と建前」とマレーシア

2018-05-20 23:15:59 | マレーシアでニャー2018
日本には本音と建前と言うのが昔からある。そしてそれは今でもある。今後、これ、無くなって行くだろうか? しばらくは無理だろう。

マレーシアでやっているとこの本音と建前、本当にバカらしいと思う事がある。これがある限り、日本企業は、と言うか、日本企業が日本でやっているうちはそれでも良いかも知れないが、少なくともマレーシアのようなところでは有害じゃないだろうか?

建前の部分、これはマレーシアのJD (ジョブデスクリプション) 第一主義に合致する。この人やこの組織の仕事はこの紙に書かれている通りこれだよ、と言うところ。日系企業でもマレーシアでやっているのでどうしてもJDが必要になる。

でも、日本人はそれがあってもあまり重視する事はない。なぜなら日本人は建前とは別に本音の方で動くからだ。紙に書いてある事はあるにして、実際にはね、と言うところ。だから日本人から見たらマレーシア人は思ったように動かないと感じる。感じるだけでなくて、実際に動かない。なぜなら彼らは紙に書いてある事だけやれば良いわけだから。

それをどうにかさせようとすると無理が出る。なのでできない。できるようにするには紙に書いてある事を変えないといけない。紙に書いてある事を変えると、すなわち給料の額面も変わる可能性がある。しかも、変えるには変えるなりの方針を立てないといけないし、変えられる人の評価もしなければならない。

つまり、簡単な言葉で言うとマネジメントが必要になる。マネジメントするにはそれ独特のスキルが要る。が、ほとんどの日本人にはそれが無い。

日本人は長年仕事をしていても隣の自分と同種の人間がいる場所でやってきているからマネジメントの必要性無しに育っている。その代わりに特定のスキルはレベルが高い。でもそれはマネジメントとは違う。マネジメントが無く、自分の組織を維持するような志向が強い。つまりその面でも変えると言う事が不得意だ。

結局、日本人としてできるのはネゴ的な事。そして地位力を使う事だけだ。


そして出来ない言い訳にも建物が使われると言う点も注意しておかないといけない。物事が進まない事、問題が解決しない原因は何かと考える時、既存の組織なり人なりが上手く機能していないせいだと思う。この部分はここがやるべきで、あれはあちら、と建物に従って考える。だからここで上手く行っていないのはそこのせいじゃない。それは一見正しいように見えて単なる言い訳だ。

なぜなら、JDの中身を日本人は記憶に留めていたりはしないし、それが過不足無く、宙に浮く部分が無いかどうか検討など普通してはいないから。つまり概略的に理解している組織図とJDの詳細は異なっているのを認知していないと言う事。日本人など、自分含めてだいたいそんなもの。そうする習慣など皆無なのだから。


それで、ではこれからマレーシアや世界のスタンダードに合わせてマネジメントを勉強しよう、と言う事にはならないかと思う。逆に言えば、建前なんか捨ててしまってわけのわからない日本的やり方でうちはやります、でも良い可能性もある。

その話はまた機会があれば書いてみようかな?
その前に、とりあえず、自分自身反省はしないと。


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