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もんく [とある南端港街の住人になった人]

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映画「BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD」 - 美しいエンディングはあるか?

2011-12-06 13:39:48 | 映画って !
もうこれを見てからちょうど1ヶ月経ってしまった。ちょっとしてから書こうと思っているとすぐにこうなってしまう。


先日(ほんの数日前だから、この映画を見てからやはり1ヶ月近く後になる)、両親の住む家に電話をかけてみた。特に用があってのことではないが。

めずらしく父が電話にでた。いつものように素っ気無い受け答え。特に用もないのでほとんど挨拶だけで切った。いつもこんな感じだ。こうした状態はもうかなり前からの事で今や普通になってしまっている。

お互いに嫌な思いもしたくないので何もなければ寄らず触らず話しもせず。

きっとどちらかが(普通にしていればあちらが早いに違いないにしても、)死ぬまでこんなものだと思う。それしか想像できないからであるし、それ以上にどうしようなどときっとどちらも考えないだろう。


世の中の父と息子と言うのはどんな状態でいるのが普通なのだろう?、と思う。映画などでは最後にはいつか理解し会える日が来ると言う美しい場面でエンディングを迎えるだろうけれども、本当にそうだろうか? まったく美しくも何ともないままに最期となる確率だってきっと高いのではないだろうか。

そこまで行くまえにお互いに理解し合う努力も忘れて他の事に夢中になってしまうことの方が考え易い。

たまに、そうした事にコンプレックスを抱いている人がいるのを知っているが、彼らには美しいエンディングがあるかもしれない。ただ、自分にはどうだろう....?


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