仕事柄、日本製品、と言うよりも日本企業ブランド品の一部分をマレーシアで作っているのだけれども時々疑問に思うことがある。
送られて来た図面や仕様書を見るとさすが日本仕様であって厳しい。この仕様で作られるのであれば確かに品質は申し分なく良いはずだ。こちらは部品のサプライヤなのでそれにできるだけ従って作るようにしているし、他のサプライヤもそうしていると思われる。
ただ仕事を離れて一歩引いたところから見てみると、似たような物を作っていて売れているのは韓国や台湾などのメブランド品であったりするし、厳しい仕様をクリアして作った日本ブランド品はショッピングモールであちらほど人を集めてはいないのが現実だ。インターネットで調べてみると新製品が出ても前の製品とあまり違わないようでもあるし、第一安い他国ブランド製品との違いすらよくわからない。
してみると3~4ヶ月、厳しい仕様をクリアして作って、量産に入って歩留に苦しんでも、それはいったい何なのだ???、と思えてもくる。
そう考えると品質への厳しさと言っても、実際は若手設計者が前任者の図面を真似て厳しめに厳しめに描いているに過ぎず、材料にしても実績ある前と同じものを考えずに使っているに過ぎないように見えて来ないでもない。いったいそれは本当に考えた上での必要な厳しさなのか?
(実はあまり考えていないってのも図面を見ればよくわかる。)
設計者も今失業したら大変だからあまりリスクをとらずに品質を確保しようと思ってやっているのかとなと考えてしまうのは邪推だろうか?
送られて来た図面や仕様書を見るとさすが日本仕様であって厳しい。この仕様で作られるのであれば確かに品質は申し分なく良いはずだ。こちらは部品のサプライヤなのでそれにできるだけ従って作るようにしているし、他のサプライヤもそうしていると思われる。
ただ仕事を離れて一歩引いたところから見てみると、似たような物を作っていて売れているのは韓国や台湾などのメブランド品であったりするし、厳しい仕様をクリアして作った日本ブランド品はショッピングモールであちらほど人を集めてはいないのが現実だ。インターネットで調べてみると新製品が出ても前の製品とあまり違わないようでもあるし、第一安い他国ブランド製品との違いすらよくわからない。
してみると3~4ヶ月、厳しい仕様をクリアして作って、量産に入って歩留に苦しんでも、それはいったい何なのだ???、と思えてもくる。
そう考えると品質への厳しさと言っても、実際は若手設計者が前任者の図面を真似て厳しめに厳しめに描いているに過ぎず、材料にしても実績ある前と同じものを考えずに使っているに過ぎないように見えて来ないでもない。いったいそれは本当に考えた上での必要な厳しさなのか?
(実はあまり考えていないってのも図面を見ればよくわかる。)
設計者も今失業したら大変だからあまりリスクをとらずに品質を確保しようと思ってやっているのかとなと考えてしまうのは邪推だろうか?
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