マレーシアなんかにいるとリアルタイムに伝わってくるのはニュース記事での露出度だけであって、一番話題になっている時点でそれに乗れない。この映画も全くそうで、やっと今見る事が出来ている。ちょっと前に国際交流基金の主催で日本映画祭みたいなのやっていた時、これ演目に入っていたけれど。
なぜ見てみたかったかと言うと、海外でも評判が良かったと言う事だったから。でも、海外でウケたからと言って即ち良い作品かと言うとそうでもないのは経験済み。とは言え、そう書かれちゃ、ちょっと見てみたくもなると言うもの。
何と、いつも行くフードコートで他はコピーDVDとかVCDばかりなのに、この「君の名は」に限って正規版が売られている。ピカピカ光るシールも恭(うやうや)しく、コピー品が1枚8リンギ、2枚買うと7リンギのところ、こいつは10リンギ(250円ほど)だ。おおっ!この2リンギの差こそ正規版証か!日本円でたったの50円だけど。ホントに正規版か?
そして見てどうだったか?
簡単に言うと、ガッカリである。
ガッカリだ。
ガッカリだった。
ガッカリ。
自分はアニメはあまり見る方ではないが、たまに見る。評判の宮崎駿作品とか、古いのではガンダムとか、ちょっとは見る。何もかも熟知しているとは言えないが、これに関して言わせて貰えば、そんなに新しさを感じない。そりゃ現代的に画面は良く描けてるし、動きなども以前のものとは比べ物ならない。
しかしながら、このフルCGでもないアニメでそれ、言うところじゃない。今時海外アニメでももっと凝った映像はあるわけだから。マレーシアで放送しているテレビアニメだったフルCGなのだ。わざわざ昔ながらの手描きアニメを選んで作ってやっているわけだから変なリアリティは余計なのじゃないかと感じる。写真から起こしたような凄い絵のすぐ後に来る登場人物の平面顔....... 新シリーズになって明らかに水木しげるが描いてない登場人物が混じってしまったゲゲゲの鬼太郎似たあの違和感とちょっと似た感じがする。
特にあの戸を引く場面。あれは何? 電車のドア、家の戸、どっちも同じようにスッと戸が動いてピシャリと閉まるんだったか開くのだったか、あの戸描写は何回も出てきて目に付くけれど、何かストーリー上の伏線? 1回で止めときゃ良かったのでない?
主人公の2人、特に目立つ特徴のない人物。これは特徴のない普通の人である事で見ている人に親近感を呼ぶためなのか? 最近のアイドル歌手と同じようなやり方? 話し方、驚き方、まるで普通のどこにでもあるアニメらしいアニメの登場人物。それも意図あっての事なのか?
人物描写に期待できないが、この作品の中で一番期待できるのはストーリーだろう。何だ! 、単なる中身交換じゃないのね、時間ズレもあり、 バックトゥーザ・フューチャー的なのもありか。意外な組み合わせ。この映画、この部分に尽きるかもしれない。でも、残念だけれどこれもちょっと新鮮味には欠ける。10年ほど前だったか、人が死んで生き返る映画が流行った事があったけれど、何と無く似ている。交換したりズレたり生き返ったり歴史が変わったり、もしもそうなったらどうしようね?が(不自然に)自然にそこにある。別に種明かしは必要ない。なっちゃっただけだもん。
と言うわけで、アニメファンには自然な描写と表現がたくさん詰まっているのだろう。こう言うのを自然に受け取れる人には評価高いんだろうか? 中途半端にアニメ見てる自分には、何だ、普通のアニメじゃないか!ってところ。アニメであって映画ってのじゃない。
平凡なアニメの感じしかしない。彗星が割れてカケラが落ちて来る時、これもある意味普通の弧を描いてこちらに来る。宇宙物のアニメとか戦闘物アニメなんかで良くある普通の弧を描いてそれは来る。登場人物が驚く声も普通のアニメだし、驚きはするけれど抑制が効いている声、悩んだりしない能天気感じもアニメらしい。
何か今時はアマチュアの方がチャレンジ精神旺盛だったりするのだろうか?こうして大きな予算で作られる作品はやはり大きく失敗するような事は出来ないのが前提なのかもしれない。安全やり方で大きな失敗をしない作り、これがトレンドなのか? 見慣れていない外国人や新聞の記者の人たちにはもしかしたら目新しいものかも知れないが、日本人にとっては普通のアニメなのじゃないだろうか? 尖ってない、安全で冒険しないそんな作品に見えて仕方ない。
なぜ見てみたかったかと言うと、海外でも評判が良かったと言う事だったから。でも、海外でウケたからと言って即ち良い作品かと言うとそうでもないのは経験済み。とは言え、そう書かれちゃ、ちょっと見てみたくもなると言うもの。
何と、いつも行くフードコートで他はコピーDVDとかVCDばかりなのに、この「君の名は」に限って正規版が売られている。ピカピカ光るシールも恭(うやうや)しく、コピー品が1枚8リンギ、2枚買うと7リンギのところ、こいつは10リンギ(250円ほど)だ。おおっ!この2リンギの差こそ正規版証か!日本円でたったの50円だけど。ホントに正規版か?
そして見てどうだったか?
簡単に言うと、ガッカリである。
ガッカリだ。
ガッカリだった。
ガッカリ。
自分はアニメはあまり見る方ではないが、たまに見る。評判の宮崎駿作品とか、古いのではガンダムとか、ちょっとは見る。何もかも熟知しているとは言えないが、これに関して言わせて貰えば、そんなに新しさを感じない。そりゃ現代的に画面は良く描けてるし、動きなども以前のものとは比べ物ならない。
しかしながら、このフルCGでもないアニメでそれ、言うところじゃない。今時海外アニメでももっと凝った映像はあるわけだから。マレーシアで放送しているテレビアニメだったフルCGなのだ。わざわざ昔ながらの手描きアニメを選んで作ってやっているわけだから変なリアリティは余計なのじゃないかと感じる。写真から起こしたような凄い絵のすぐ後に来る登場人物の平面顔....... 新シリーズになって明らかに水木しげるが描いてない登場人物が混じってしまったゲゲゲの鬼太郎似たあの違和感とちょっと似た感じがする。
特にあの戸を引く場面。あれは何? 電車のドア、家の戸、どっちも同じようにスッと戸が動いてピシャリと閉まるんだったか開くのだったか、あの戸描写は何回も出てきて目に付くけれど、何かストーリー上の伏線? 1回で止めときゃ良かったのでない?
主人公の2人、特に目立つ特徴のない人物。これは特徴のない普通の人である事で見ている人に親近感を呼ぶためなのか? 最近のアイドル歌手と同じようなやり方? 話し方、驚き方、まるで普通のどこにでもあるアニメらしいアニメの登場人物。それも意図あっての事なのか?
人物描写に期待できないが、この作品の中で一番期待できるのはストーリーだろう。何だ! 、単なる中身交換じゃないのね、時間ズレもあり、 バックトゥーザ・フューチャー的なのもありか。意外な組み合わせ。この映画、この部分に尽きるかもしれない。でも、残念だけれどこれもちょっと新鮮味には欠ける。10年ほど前だったか、人が死んで生き返る映画が流行った事があったけれど、何と無く似ている。交換したりズレたり生き返ったり歴史が変わったり、もしもそうなったらどうしようね?が(不自然に)自然にそこにある。別に種明かしは必要ない。なっちゃっただけだもん。
と言うわけで、アニメファンには自然な描写と表現がたくさん詰まっているのだろう。こう言うのを自然に受け取れる人には評価高いんだろうか? 中途半端にアニメ見てる自分には、何だ、普通のアニメじゃないか!ってところ。アニメであって映画ってのじゃない。
平凡なアニメの感じしかしない。彗星が割れてカケラが落ちて来る時、これもある意味普通の弧を描いてこちらに来る。宇宙物のアニメとか戦闘物アニメなんかで良くある普通の弧を描いてそれは来る。登場人物が驚く声も普通のアニメだし、驚きはするけれど抑制が効いている声、悩んだりしない能天気感じもアニメらしい。
何か今時はアマチュアの方がチャレンジ精神旺盛だったりするのだろうか?こうして大きな予算で作られる作品はやはり大きく失敗するような事は出来ないのが前提なのかもしれない。安全やり方で大きな失敗をしない作り、これがトレンドなのか? 見慣れていない外国人や新聞の記者の人たちにはもしかしたら目新しいものかも知れないが、日本人にとっては普通のアニメなのじゃないだろうか? 尖ってない、安全で冒険しないそんな作品に見えて仕方ない。
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