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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
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またもボヤき..だが!

2020-01-08 13:06:05 | マレーシアでニャー2020
昨日の午後の事。

オフィスを出て工場の方へ行こうとした時、生産管理のKから呼び止められた。だいたい彼が呼び止める時にはもう「ボヤき」と相場が決まっている。これまでも何回もあったし、このブログにも何回か書いた気がする。忘れたが。

さて、今回はどんなボヤきでしょうか?お聴きしますよ。


今回のボヤきの原因は、何と、自分の仕事に端を発したものだったのでまず驚いた。

と言うのは、最近工程のサイクルタイムを表示できてデータを取れるようにしていたので、それが発端になっていた。Kはそのデータを自分で見て考えた。今の工程Aのキャパシティは機械1台あたり、1シフトあたり毎月●●●個と言う事になっている。

可視化されたデータを見ると個々の最短時間は▲▲秒だ。それが延びる時もあるしどう見ても生産が止まってしまっている時間もある。と言う事は、▲▲秒x稼働時間x月の日数=■■■個になる。●●●個と比べるとかなり大きいと気付いた。

そこで、Kは生産のマネージャーのLとミーティングを持つ事にして生産効率を上げてくれないかと言ったらしい。おー!生産管理の鏡だね。そうでなくっちゃ。それちゃんとやらないとコストの計算なんてできないわけだし。基本だよね。


ところが、Lが真っ向から反対した。そんなデータは信用できない。これ以上何もできない、と。


まあ、データで事実を見せられてもっとやれと言われるのはきっと嫌でこれまで黙っていたんだろうとは想像していたけれど、やっぱりそうか。かなり反発心を養ってしまっていたようだ。


Lはもうこの仕事5年間やっている。会社として彼に課題を与えるような事もないし、これまでそれに関して誰も何も言ってないから要は居るだけみたいになって安定してしまったのかと思う。毎月末のミーティングでのデータの出し方とか言動を見ているとそう感じる。

ま、これはLだけがどうのって言うんじゃなくて、会社の体質をそうしてしまった経営のも大きな問題があるよな。いくら大学出てるレベル雇っても方針や具体策が言われ無ければその個人の資質に頼るしかないわけだし。それにマレーシアで日本のような働きを期待しても暗黙の了解は通用しない。

残念だね。

とりあえず、データを取って見てくれる人がいる事がわかってよかっただけ、今回は。


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