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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
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since Oct. 2004

契約書にサイン

2010-12-14 23:02:05 | まさか、マレーシア!
今日、やっと今年の契約書にサインをした。
(野球やサッカーの選手みたいだ。でもそんなすごい事じゃない。)

11月にしておくべきだったが書類が出るのが遅かったので今になった。
契約内容は実質的に前年とほぼ変わりなし。
ただ、記述してある中で一番変わったのは試用期間が無くなっただけだ。
あたりまえだけれど。
後は細々とした変更のみ。


そう言えば、日本だと期限付きの労働契約と言うのは経験したことがない。
派遣や請負だった時にも契約書はあったけれど、はっきりした実際に有効な期限は無かったと思う。派遣だと一定期間が過ぎると正社員化しなければならないような事もあるのでそれが実質の期限になるのだと思うけれども、別にそう書いてあるわけでもなく、"もうそろそろだ、ヤバイヤバイ"ってな感じになるのかと思う。


契約期限がある働き方を日本では"不安定"と考えていて、つまりネガティブな捉え方になる。

でも本当は期限が決まっている方が良いのじゃないかなと思う。
日本だとまともな仕事に就くほとんど唯一の方法は学校を卒業してすぐに就職することだ。1回辞めて再度になってしまうと普通は条件が悪くなる。3回になるともうほとんど再起不能で、同じ歳に卒業して最初の会社にずっといる人とは待遇面でかなりの差がつく。そう考えると我慢が最大の防御と言うことになる。

学生時代には"将来の夢"とか"志"みたいな事でだれでもちょっとは考えるのだけれど、結局我慢することが一番有利って事になるなら夢も希望も小学生の習字みたいなものでどんと焼きの時に燃やされてさようなら。その後は第二の人生まで待つしかない。

もし世の中全ての仕事が期限付きだったら、一度ミュージシャンを目指してやってみてダメだとわかった後にサラリーマンになってみるとか、他の事をやってみることが割合簡単にできるのじゃないだろうか。それにお金がたまってから大学にも行ける。好きなら放浪だってできてしまう。キャリアチェンジがとても楽になるかもしれない。

今の時代商品やサービスの流行の変化がとても激しいので同じ仕事を一生続けていられると言う可能性は低い。それなのにずっと同じを望んでも無理があるし、同じを望めば望むほど周囲から使えない人と見なされるだけになってしまう事だって考えられる。それでも辛抱強く耐えられれば良いけれど、ちょっとあり得ない。

どこかのお役所仕事みたいに丸ごといらないのにそれをやり続けるとなれば社会のお荷物になる。それも耐えられれば良いけれど、時々小泉純一郎氏のような人が出てきて何か言ったらそれで終わり。



学生からいきなり就職をする時に出身大学を見られるけれども、それは結局どの企業もそして誰も明確な人を選ぶ基準を持っていないからで、ちょっと前まで学生で何もしたことのない人をその人の持つ何かで選ぶことができないと言う意味だと思う。だから早くから良い高校とか良い大学を目指してあまり興味を持てないことを何年もかけて一所懸命覚えることをしなければならない。

けっこうくだらない事に大事な時間をたくさん使わなければならないのも人生の一発勝負があるからじゃないだろうか。そんな事より、大学なんて好きなとき、自分のお金ができたときにいつでも自由に行けばその方が良いのじゃないかとも考える。


いろいろ考えると労働契約には短期の期限があった方が総合的には楽なのじゃないかと思うのだけれど。

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