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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

出張はいつも急に

2010-07-06 20:28:40 | まさか、マレーシア!
今日、昼頃急に出張に出ることが決まった。
こう言うのは何時も急にやってくる。
行き先は関西空港。夜中のマレーシア航空で出て、朝に荷物を手渡し11時頃のやはりマレーシア航空に乗って帰るだけだ。
することと言えばお土産のチョコを買うだけ。

こう言うつまらないような仕事でも日本人の方が便利だ。
もちろんマレーシア人でもできるが入管や税関は外国人に対しては要求するものが多いのだ。

家に帰るとキャサリンが出張用のいろいろなものを用意しておいてくれた。パスポート、お金、パソコンに充電その他。それにおやつ。


つい先ごろ日本では中国人に対するビザ要件が緩和されたとニュースに書いてあった。年収300万円台から70万円台まで下げたとのこと。平均的な中国の時給から考えると300万円代はものすごく高かった。それが70万円に下がったからと日本に行き易くなったと言うことらしい。

しかしよく考えると日本人ならほとんど世界中どこへでも行かれる。それは収入の全くない学生や無職であってもバックパック1つにパスポートとわずかなお金があれば日本人ならどこの国からも拒否されることが無い。日本人は自分の移動は自由だと思っているが、その日本人の運営する日本と言う国は外国人に対して自由を保障してはいない。

ずっと以前の知り合い英国人の話でも日本は入国審査が外国人に対してとても厳しいと言っていた。その人は日本人の女性と結婚していて仕事も日本にある外資系銀行で働いていたのだが、それでも厳しいらしい。日本人からはわからないが外国人には日本の入管は評判が悪いのだそうだ。

中国も裕福になったし産業面でつながりが深くなったための措置であろうけれども、そうした金銭の多寡による移動コントロールは、この日本と言う少なくとも自由主義的な題目を掲げる国においてすべき事なのだろうか。犯罪歴であるとか危険物の持ち込みによってコントロールされるならまだわかるのだが。

将来もし日本が貧乏な国の仲間入りをしてしまった時に、他国が我々に対して収入制限を課すとしたらどうだろう。困ったことに日本が貧乏になる可能性はそれほど低くは無いはずで、これを肯定するのであれば、将来我々に対してもそれをして良いと表明しているのと同じだろう。



もし空港で時間があったらまた書いてみよう。


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