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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

マレーシア的コミュニケーションは無理だけど

2018-09-27 23:38:54 | マレーシアでニャー2018
さて、昨日の話の続きだけれど、行ってきた。昼食会。

が、それより、その昼のちょっと前の時間につまらないイザコザあり。うちの部署の新しい現場管理人とメンテの間で変なやりとりがWhatAppで展開されていた。

うーん、嬉しいですね、勝手に相手のマネージャーやテクニシャンとそう言うとこでやりあってくれるのは。ヤレヤレ!と言うところ。

だいたいマレーシア的には現場管理人程度だとあっちからこう言われた、こっちからああ言われたってところで仕事が中断してしまうような事で終わってしまう。そう言う時はボス (私) に聞いてみてとか何とかで、自分でどうにかするってのは稀。

自分の部署は何のタイトルも無い作業員のパキスタン人でもバングラデシュ人でも自分で話に行かせるとか書類記入して持って行くとか出来るだけやってもらうようにしているので現場管理人位だと言葉の上では喧嘩位してくれると言うわけ。波風立てないで問題が隠れたままになるよりよほど健康的だから。


そうしたわけで、うちの現場管理人はテクニシャンとは仲が悪くなったらしい。そんな事もあって現場管理人は会社が出すタダ飯は食いたくないとの事で不参加。それも良い。別に一生面倒見てもらうわけじゃなし、仲悪くったって一向に構わない。むしろテキトーに仲良くなって仕事もテキトーになるより100倍マシと言うもの。

コミュニケーション以前の問題になってしまった。ポークフリーのタイ料理と言うのは不味くて食べられないとは言わないが、タイ料理としてはイマイチだったから来なくて良かったかもしれない。(多分タイ人と言ってもタイの中国人あたりが料理人のような味がした。それにMSGっぽい味も盛大にしたし。)



コミュニケーションと言うのは普通、友達っぽく仲良くするような事を想定して使う言葉なんだと思う。そりゃ仲悪いより良い方が良いかもしれないが、ここで働いている人達って言ったらアジア圏一円から来ている色々な国の色々な人種がいて、宗教なんかも違って実勤務時間さへ不公平だったりするわけで、しかもお互い言葉が全く通じないってのも普通の事。

となれば仲良くやるより前に問題山積なのだ。

それでどうやって運営して行くかって考えたときに、レクリエーションとかって考えもせずやったりするが、それは悪くない事だけれども、まずは過不足無い情報流通の仕組みを用意しておくと言うのが一番だ。文句言われないほど完璧で、記入するのは簡単なフォームやそれの受渡し経路のような。

そう言う難しく無い一つ一つの仕事を普通にやれるようにしておくし、準備する。言葉が全く通じない相手でもフォームが決まった方法で決まった時に来るとか、送れるようにしてあれば逆に一般的な意味でのコミュニケーションはその後でも構わない。

まずは普通に事が進むようにしないと。

マレーシア的コミュニケーションって何?

2018-09-26 13:46:08 | マレーシアでニャー2018
実は今日の昼に隣の部署を昼食会をやりたいって言ってくる人がいた。明日に延期になったのだけど。言ってきたのはDirectorと言う、日本だと何て言うか分からないがそう言う人。一応ハイポジション。

まあ、それは良いけど、何でって聞いたらたまにはコミュニケーションって事だとか。


うーん、コミュニケーションねえ....

この会社も年に何回かイベントを開いていて工場休みにしてやってたりする。そう言うの、コミュニケーションのネタなんだろうなあ、彼らにとっては。

まあ、わかるんだけどね。

でもさ、具体的にコミュニケーションってどうやってるの?、って話になると、それはもう、当人任せだったりして何年経っても全然変わらないと言うか、何か始めようって気は誰にも無かったりする。

これ、実態だろうね。


例えば、例えばと言う言い出しで始められる話なんて山ほど、そして山が腐るほど、ほぼ無限と言っても差し支え無いほどにたくさんあるが、もとい、随分前に依頼していたあるツールが今どうなっているのか、そしていつ頃できそうなのかメンテグループに聞いてみた。

もう出来ているとメールで返事。えっ! そんなの聞いて無いしどこにあるか知らない。誰も。が、よく聴くとあったにはあった。いつからあるかは分からないが。そして出来は? ダメだ。注文通りでない。


コミュニケーション、これ、その問題じゃないのか?

できたらできたと連絡する。どこに置くと連絡する。評価を聞く。やり直しを連絡すると言うような。普通しないか?マレーシアってこう言うのは多い。前の会社でもそうだった。自分の仕事が終わったと思ったら手を止めて終わり。言わない。それがどうだったか聞かない。聞いて修正なんか金輪際しない。


マレーシアのコミュニケーションってどうなんだろう?

あっ!、日本人も飲ミュニケーションだったっけ....

思いやりが無いマレーシア人

2018-09-25 14:59:24 | マレーシアでニャー2018
マレーシア人の場合、街で見る中では親切だし困っている人がいると助ける姿勢がある。日本だとあまり無くて道に人が倒れていても放っておくと言うのがある。一見、マレーシアの人は相手の身になって考える、思いやる気持ちが強いように見える。

が、相手の身になって考える、共感があってそれをやっているのではない気がする。もっと別の事かもしれない。例えば困っているのを助けると言うのが神様に言われた事だから、とか。死んだ後に天国に行くため、とか。実はけっこう機械的にやっているのかな?、と。


と言うのは、こうして仕事なんかしていると、相手の事を考えて何かしていると言う場面があまり無い。あまり...ほとんど無い。


例えば報告書を提出する場合、必要な情報が過不足無く入っている報告になっているか? なってない。後でかなり基本的な質問をして補わないと全体が把握できない。そんなのばかり。

逆に自分がこの報告を受けたら?、と質問すると、やはりわからないだろうと言う。不完全さはよく考えれば本人にも認識できる。


もちろん、日本人が忖度し過ぎと言うのはわかる。が、マレーシアの人は他人の事を思わな過ぎ。


以前に聞いた話だけれど、小学校の先生、教室の前に出て単に説明したいように説明だけして帰るとか。「皆さん、わかりましたか? 質問ありませんか?」と言うのは無いそう。わかっても分からなくてもそれは説明受けた生徒の事であって、先生はやる事やったから仕事終わり。説明が下手くそで誰も分からなくてもそれは自分のせいにはしない。

マレーシアの仕事はそれを聞くと全くその通り、納得。

情報出す方は出す為の訓練はしていないのでそもそも説明は下手。そう言うスキルは育ってない。なのになぜ出す側にいるかと言うと何となく立場がそうだから。


報告ばかりじゃなくて、これは仕事全般にそうなっている。自分のやる事やったら後はどう受け取られようと知った事では無いと言う仕事ぶり蔓延。でもおかしいのは、それで批判されるのが酷くて怖いらしいと言う事。これについては皆怖がっているから自分に返って来ないように他人の仕事を批判するとか口出すと言うのはあまりしない。

本当の意味でコミュニケーションができていないように感じる。

マレーシア的思考停止から抜け出す事ができる?

2018-09-24 23:41:50 | マレーシアでニャー2018
何か考えると言うのも毎日日記を書くとか毎日歯を磨くとか読書などと同じように習慣性のある行為なんだろうと思う。習慣としてそうした事ができないと何があっても何もできないと言う状況に陥る、とマレーシアではよくわかる。

日本にもそう言う人はいるがそう多くはない気がする。日本の場合には考える習慣がない人は何かに凝り固まってある部分考える必要がないようにしている感じだ。

マレーシアの場合はそこらへん、何があっても無くても最初から出来るだけ諦めると言うか、脳の省エネを徹底させているように見える。なので自分には難しいと言うような時、その先を何も考えないままに終わる。進展なきまま放っておく。そして周囲が忘れるのを待つ。

けっこう重要な事案でもこう言うような事が平気で行われる。


こうした事は長年の習慣なので変える、と言ってもなかなか難しい。ひどく難しい。ただ、変える事にも慣れてもらわないといけない。

悪いけど、それに関してはぎゅーぎゅーやる事にしている。何かにつけてそこで考えるのをや止めるなと指摘するし、考えた経路を明らかにさせたりする。マレーシアの場合これがどんなレベルの人間にも必要なのだ。放っておくと本当に何もしないで止まる。生きる蝋人形状態。



ところで最近、新しい事務員的な仕事をする女性を入れた。レベルは高くない。前の仕事は単なる作業員だったそうで、少しステップアップしたかったらしい。

なのでこちらは勤務時間と休憩時間は自分で調整して移動可能と伝えた。ちょっとここは違うよと。まあ、あまり期待しないがどうなる事か?

たまにはブリーフィングをする

2018-09-20 21:31:05 | マレーシアでニャー2018
人ってのはやっかいなものとして扱うと実にやっかいで、そうでもないと思うとなぜかそうでもないって事がある。

久しぶりに作業員の半分を集めてブリーフィングをしてみた。あまりキツい事は言わない。楽しく仕事ができるようにと言うだけだ。彼ら、数年外国から出稼ぎに来て帰る。それだけなのだ。

仕事しに来ていると言うより時間をお金に替えて帰るってだけ。世の中そう言う風になっているのでそれをどうのこうの言う事もないのである。とすれば、よく日本なんかでやるようにモチベーション持たせるとか頑張らせるとかそう言うのはあまり効果を発揮しないだろう。

それに頑張ったところで給料が上がるわけでもないと言うオチさへあるわけで。

なので、言うべき事は会社って君たちの出す情報で動いてるんだよと認識してもらうってのが最初。お金がもらえるのは物が出来てるからだけじゃなくて、それがちゃんとしてるってわかるからなんだよ、と。

いろいろ難しい事はあって完全に理解はできないけど、書類にちゃんと記入してあって、何かいつもと違ったらおかしいんじゃない?って言えればそれでOKってわけさ、と。おかしいんじゃないかって見てわかって、他人に言えるならそれで君たちの頭はもうアクティブだよ。

それだけで会社は動くしお金は入る。別に難しい事じゃない。


と、そんな小さな事を例をあげて長々と力説する。たまにはこう言うのも良いじゃないか、休憩みたいなものだし。学校みたいだけど。あまり力まずに自分の言った事、書いた書類が何かの役の立ってどこかに長く仕舞われると言うのがなんとなくわかりさへすれば。

だいたいにおいて会社の仕組みどころか、自分が何作ってそれがどこに行くのかもちゃんと説明されていないのだ。それは会社ってものが彼らを単なる手足で頭数としか考えていないと言うところから来る。どうしようもない。

大したことじゃないが、そんな事もやっていると言うこと。

シャツを干してたら

2018-09-19 23:59:59 | マレーシアでニャー2018
最近、キャサリンさんが足を炒めて食べている、じゃなくて痛めているので上手く歩けず、代わりに中古で買ったキャスター付きのオフィスチェアでジャージャーと家の中を比較的高速で走り回っている。

が、うちの場合、と言うか、マレーシアの家は皆そんなものなのだが、洗濯機がキッチンの裏口から出た外にあってそこまでなかなか出られない。先日は一応ケンケンだか松葉杖だかで洗濯機を回すところまではできたが、洗濯機がピーピー鳴って取り出して干すのはちょっと面倒。なぜなら干すには家の正面側の車停めまで行かないと行けないのだ。

こう言う時無駄に広いマレーシアの偽豪邸は困る。全く機能的でない。

そこで足を炒めて食べている、じゃなくて痛めているキャサリンさんに代わって洗濯物を干す事にした。洗濯機の電源をコンセプトのところでオフにする。電気工事、信用してないから。水道のコックを閉にする。洗濯機のフタを二つ折りにして開けると、ぐるぐるに巻いたパンツやらシャツやらタオルやら靴下やらが窮屈そうに渦巻いてあった。

何か青っぽい布を手で引っ掴んで取り出すと色々なものが我も我もと一緒くたについてきてそのまま黄色いプラスチックのカゴに収まった。ぐしゃぐしゃになった布の塊をほぐしてて何かを取り出す。靴下だ。次はタオル。次はまたタオル。次は作業ズボン。

そしてビヨーンと伸びる何か、は、キャサリンさんのTシャツだった。

Tシャツ。首のところがヨレヨレ。色の薄れたタグが見える。肩の所がダラリと。シャツの本体がその下にブワッと広がっている。

....
ああ、キャサリンさん、よくぞここまで一所懸命生きてきたなあと思うともなく思う。別にこのシャツに思い出があるわけでなし。特別なシャツと言うわけでも無いが、なぜかそう思う。


シャツ、服、そんな抽象的な物でないこの生々しいこれが何か圧倒的な具体性を持って着ていたキャサリンさんの人生の時間を感じさせるようなそんな何かが来た。理由も意味も何もないが、ただそんな風な感じがしただけ。何だろうね。

ただの錯覚だ。でも、人って、皆実は一所懸命生きてるよ。人とか物とかいろいろな名前付けて呼んでるとそれはその名前で抽象化されてしまって頭の中で抽象的に扱って共感みたいな事はし難くなっているけれど、どの人にも一人残らず親がいて友人がいたりその人の事思う誰かがいると思うと、皆生きてるんだなと。

たまにそう思う。

○かXかしかない世界

2018-09-16 23:47:19 | マレーシアでニャー2018
最近はあまり日本のニュースは読んでないのだけれど、snsで流れて来るのである程度知っている。自民党の総裁選があるとか。自民党員でないので選挙には参加しないが。

自分のニュースソースがTwitterなのでどうしても1次情報では無い。なのでソースに近い核の部分に触れずにその周辺を取り囲む噂ばかりを見ている事になっている。幸いにも報道に関わる人も政治家も一般人同様に色々言っていて何となく中心の部分が何だったのかがわかる。

それで、自民党総裁選よりその周辺部の人たちの方が興味深かったりする。

だいたい言っている事はどの人も同じなのだ。ほとんど変わらない。変わらないが一所懸命何か主張していると言う変な状態だ。いや、自分はアイツの意見とは全く違うと言う人は多いと思う。だって現政権には反対の立場だし、と。また別の人は賛成と言い反対派は云々と。

でも、彼ら、全員同じ線の上に乗って言っているだけで内容は同じだ。線のこっちの端で賛成。あっちの端は反対。でもそれは同じ事だ。綱引きしてるだけ。評論家も政治家も一般人も皆同じ。賛成派か反対派か。

これはもう話は噛み合う事なんて永久に無くて、ジャンケンか多数決で決めるしかない状態。


こうした状態を見ると日本の教育がその意図通りに上手く行っているんだろうと感じる。

学校では先生が権威者であって一番正しい。正しい人と同じ答えが出るとそれが一番良い。それ以外はダメ。それに従うと言うのが教育上求められる事。残されたものはもう反発しかない。正か負か、○かXか。

それ以外の事は考えない。


物の見事にそうなっている。○かXと言うのはあってもそれ以外てのは無い。なので本来的な意味での議論と言うようなのは成立しない。なので誰かが問題をセットする。与党か野党か? 安倍か石破か? その後はもう簡単で誰もが自分はこっち、あっちと乗ってしまう。その外にもっと大事な話があっても誰もみう関心を寄せる事はない。自分なりの違った意見と言うのもない。

マレーシアのホスピタルは屋台村

2018-09-14 23:40:56 | マレーシアでニャー2018
キャサリンさんが足を炒めて食べた...んじゃなくて、痛めてホスピタルへ行った。

マレーシアの場合、日本の開業医や街のお医者さんにあたるのがクリニックと言って、総合病院のようなのがホスピタルと区別して呼ばれている。

クリニックはだいたいショップロットの中に入っていて24時間営業が多い。なので仕事終わってからとか急な発病には便利。もちろん、急に強盗に襲われて頭を縫うような大怪我した時も便利。(経験者談) そして自費治療でもそれほど高くはない。風邪などで薬もらうまでRM50程度で足りる。(クリニックによって違う。)

ホスピタルは救急はあるものの営業時間は普通のオフィスと同じ。中に入るとホテルのコンシェルジュみたいな人がいて、GLと言う受付窓口とファーマシーと言う薬の窓口、その前に順番待ちのベンチ。感じとしては日本とあまり違わない。

が、全然違うのは運営システム。どう言う事かと言うと、各科にあたる部分がそれぞれ独立したクリニックになっている事。つまり開業医がホスピタルの部屋を借りて独自に営業しているスタイル。賃貸マンションに全部医者が入っている的な感じ。

そりゃ、街のクリニックと何が違うんだ?、と思われるかもしれないが、実はそれでも一応連携はしている。例えば、昨日の夕刻にキャサリンさんは救急で診てもらった。救急の先生は専門医じゃないので応急処置だけした。そして明日、専門医に診てもらうようにとホスピタル内の専門医の予約をしてくれた。

朝になって再度ホスピタルに行って予約票を見せると専門医の所に行くように言われる。その専門医の診察を受けた時に専門医さんはレントゲンとCTを撮ってくるように言うので自分で行く。ちゃんと予約は入っていて少し待つと名前を呼ばれる。

レントゲンとCTを撮ると何も持たずにまた専門医の部屋に行く。ドクターはすぐに自分のパソコンから撮ったばかりの映像を見て診断をする。ドクターが松葉杖を電話で依頼すると松葉杖とともに専門の人が来て高さ合わせの後にレクチャーして帰って行く。各部門毎に独立開業しているけれども連携もしている。

元締めは建物と連携機能を提供していて中身は全部独立開業医。つまり医療の屋台村なのだった。


他人の仕事に口出ししない、自分の仕事に文句言わせないマレーシアならではのシステムになっている。だから多分院長巡回みたいなのは無いのかも知れない。料金は個別に発生するけれども一括で支払いだから別の不便じゃない。こう言うやり方もあるんだね、と言う事。

マレーシア人を出来る人にする難しさ

2018-09-12 23:20:11 | マレーシアでニャー2018
マレーシア人をある程度出来る人にするのは大変だ。

日本では一応見かけ上、その仕事に就くのはそれをやりたいと言う前提で進む事が出来るのだけれど、マレーシア人の場合は全くそうじゃない。と言うか、マレーシアの方が世界標準に近いかもしれないのだけれど。

全くそうじゃなくて、じゃ、何だと言うと、心の底に、出来るだけ楽で大目に稼ぎたいと言うのだけがある。仕事自体の中味なんて知ったこっちゃ無いのだ。まあ、そうは誰も言わないが、見ているとそうだと感じる。

なので、そのあたりを大前提として進めないといけない。

まあ、最初に起きる問題は、いつものように、自分は誰の下で誰の上かと言う事。それは自分が誰に命令して良いかを見定めてからで無いと安心できないのだ。だから自分と似たようなポジションの者が同じ職場にいると仕事の仕方は微妙になる。

ちゃんと決められていないとこれは自分の仕事、あれはアイツの仕事ってできないからだ。要はアイツの仕事には口も手も出しちゃいけないし、自分のにはアイツは放っておいてくれないといけない。平和にやるコツと言えなくも無い。

が、その中にどっちも不得意とかやった経験のない事が含まれるとそれはアイツの、と言うように宙に浮いて前には進まない。



それで、他人と上下関係がはっきりするとまたそこに問題が...

これが本当に困る問題。大前提が大前提だから起きる事、やる事は決まっている。「命令」だ。マレーシア人はちょっとでも部下が出来ると必ず「命令係」になってしまう。命令が仕事になってしまって結果を得る事はそうでない。

つまり、仕事の内容には全く興味が無くて、他人を管理すると言う方にだけ興味を持つ。これがマレーシア的な大きな問題だろう。


こう言うのは簡単に言うと、自分は楽したい。手を汚したく無いと言う考えだ。で、何が行われるかと言うと、部下を集めてブリーフィングと称して長話する。もちろんこれは手を止めさせてやるわけだから生産性を落とす。しかも言うだけでその言った結果は回収されないと言う落ち。誰彼なくこれは絶対にやる事になっている。マレーシアの役人みたいなスタイル。


それで言う事は言うに反して実際の問題点をどうにかすると言うのが無い。命令するのを放っておくとなおしなくなる。自分より下の知識も経験も無い者に向かってやれと言って立ち去るのが常となってしまう。もちろん結果は芳しくない。

裏を返せば、自信が無いのだ。その場から居なくなるのは居ると自分に責任が発生すると思うからだし、自分が知らないのを悟られたく無いと言う事だ。



そう言うわけで、やらないといけないのはつまらない命令癖を縮小する事。そして本来すべき仕事上の問題に自ら手をつけさせる事。それと最後までやる習慣をつけさせる事。

ヘーイ!みんな、穴掘ってるかーい?、スプーンで

2018-09-11 22:52:05 | マレーシアでニャー2018
ずっと以前に観た映画が時々思い出されてしかも以前とは違った風に解釈されて思い出される事ってのもある。

マレーシアに来てから、と言ってもそれはもう一昔と言えてしまうひど遠くなってしまったかも知れないが、DVDで観た映画、邦題をショーシャンクの空にと言うのがそれ。原題はショーシャンク・リダンプション。

観た当時は自由になる事について感じるものがあったわけだけれど、今になってみるとそれが明なら暗の部分の方がより気になるのに気付く。それは何かって言うと、理不尽さ。自分の周りにある理不尽。自分を取り巻く理不尽。逃れられない理不尽と言うもの。

そもそも、したくない事をやって生きていくと言うこの社会の理不尽。自分自身の力ではそれをどうにかする事ができないままに時をやり過ごさなければならない理不尽。否応無くそれに慣れていかなければならない。つまりそうすべき理由など自分の中には一つもないと言う事。

そんな中、出来るのはスプーンで穴を掘るような微々たる努力のみ。

そう言う事で、皆さん、スプーンで穴掘ってますかー?!


だいたいにして、やってもやっても、掘っても掘ってもほんのちょっとの成果があるだけで飽きてきてしまうのが関の山。昔のお坊さんがノミで崖にトンネルを作ったと言う話があるけれど、何がすごいって、飽きなかった事なんだろう。あまりの少ない成果に嫌気がさして止めなかった事だろう。

自分はどうだ?
飽きてる飽きてる。


でもね、何とか穴掘って海に住みたいって思う。海は比喩でも何でも無くて、本当に海に住んでみたい。穏やかでキレイな海に。少し大きめの船に住んで緩い海に揺られてみたい。と、夢のような話に脱線する。

ドライビングレコーダー買おうかな?

2018-09-10 23:59:59 | マレーシアでニャー2018
日本では会社員でも副業を認めようと言う傾向があるとか。マレーシアの人は実は結構やっていると思われる。

と言うのは、マレーシアのネット通販の販売元はかなりの割合で個人だからだ。ネット通販サイトには住所が書かれていないし、誰が売っているのかさへわからなかったりする。それにFacebookの友達も平気で友達相手に物販していたりする。

日本的に見ると売り手も買い手もちょっと危険な気がしないでもないが、特に大きな問題は無いようなのでそれはそれで良いんじゃないかと思う。実際に自分もどこの誰なのかわからない人から物を買うけれどトラブルは無いし。

さて、それで次にネット通販で買おうと思っているのはドライビングレコーダー。今年中には一人暮らしになりそうなので車で何かあったときにパニックになっても証拠だけ残っていればと少し思ったりしている。そう言う時、平常心ではいられないだろうから。

あまり高いのは要らない。ただ録画できていれば良い事ので、夜でも上手く映ってくれれば良い。あと、マレーシアの事なのでドライビングレコーダー自体が盗難のターゲットになるかも知れないから取り外し持って出られる物。

そのうちLelong.myからオーダーしよう。
XiaomiのDash Camと言うやつで良いかなと思う。

こう言うのはなかなかマレーシアに正規輸入されてるのが少ないから多分並行輸入品だろう。と、こうして誰かの副業の収益向上に協力してしまうのだ。

備えよう

2018-09-08 23:59:59 | マレーシアでニャー2018
この間日本行きのチケットを買った。エアアジアで往復RM1500程度。最近ANAも安いらしいけれど、今回はエアアジアが安かったのでそっち。

そしてホテルもAgodaで予約。夜遅くに到着なので空港からちょっと電車で行った川崎で泊まる。朝になって歯医者さんへ行くのでそこも予約。

次はほとんど使っていない元Citiバンクで現在SMBC信託銀行の口座を解約に横浜へ行く。それが終了したら母の住む家へ行き仮住まいしてると証明してもらってから運転免許の更新となる予定。


最近、日本では自然災害が多発しているので少し心配ではある。9月半ばにも巨大な台風が来る可能性があると言われているし、そろそろ南海トラフとか、富士山がとか、東京直下と言う噂もあるろか。今のところ地震はきちんと予測出来るものでは無いらしいので噂は噂なのかとも思うけれど。

それでも、巨大地震はいつか絶対に起るわけで、ただそれが明日なのか半年後、又は1年後か10年後かがわからないだけなのだ。でも、きっと来るは来るんだろう。なぜなら日本はその地震とか火山活動でできた土地だと言うのは事実なわけだから。これまではそうだったがこれからは違うなどと言えるわけがない。

結局、そのうち来るって事なのだ、巨大地震は。


そのいつかわからない事に対して準備すると言うのは人間にとってかなり難しい。

人間はその意味ではかなりに功利的な考え方をする。準備するコストとそこから得られる利得を頭で計算する。なのでいつ来るかわからない事は利得ゼロとなって投資に見合わないと判断してしまう。結局何もしないままに巨大災害の日を、迎える事になるだろう。

こう言うのは地震で無くとも会社の事故対策と同じだ。仕事場の工場でも事故に対する日頃の準備はいつも不足しがちだ。でも、実際には作業員がどこかの角に頭をぶつけるだけで1人減ってしまい生産だってその分落ちる。が、そこまでは考えない。

まあ、その話は置いておくとして、起ると分かっている事に対して実際に何を準備すると言う事もあるし、そこに向かって意識して生きると言う事が必要なのだと思う。どんな高価な物を持っていたとしてもそれは1回の地震で一瞬のうちに失われるかも知れない。全て無くなった後に残るものは何だろう。形が無くとも残すべきものは何だろう....と。

この長方形と同じ面積の円の直径を求めよ in マレーシア

2018-09-06 23:08:37 | マレーシアでニャー2018
今度他国から購入する機械についてうちのエンジニアが注文を出した。

空気の通り道になる布ダクトと言うのがあって、それが前に買ったのは断面が長方形だった。それを円形にして欲しいと言う。それはなぜかと言うと、布ダクトはその元の部分と相手を繋ぐ役割をするが、相手側が動くので角があると切れ易いのだ。出来るだけ交換頻度を少なくするには円形の方が良いと言う事。

まあ、確かにそうかも知れない。

それで、その径はどんな大きさにするかと言う問題で、スペアパーツはマレーシアで買うわけだからマレーシアで手に入るサイズを教えてくれと先方から連絡があった。それもそうだ。

が、エンジニア、ガンとして自分で決めようとしない。それで日本の親会社に振って決めてくれと言う。おいおい、そう言う問題じゃないだろ! 自分とこのスペアパーツ買うサプライヤーに入手できそうなサイズを問い合わせないといけなだろう。外国にいる相手にそれ言ってどうする。

それと、仕様が分かっているわけだからせめて四角いダクトと同じ以上の断面積の丸ダクトのサイズはいくつか計算せよ! えっ?10インチだぁー!バカこけ! 長方形の一片が10インチ以上あるのに円にして直径10インチなんてあり得るかい!


と言うわけで40代でエンジニアと名乗ってこれまで何やってきたんだか? マレーシアってだいたいこんなものなのだ。と、こう言う場面に遭遇するとげんなりする。と言ってもかなりの頻度であるが。

台風に気をつけて

2018-09-04 23:28:42 | マレーシアでニャー2018
日本は強い台風で大きな被害が出ていると聞きます。皆さんご無事でありますように。

こんな時に何ですが、マレーシアが過ごし易い理由の1つに、台風が来ないと言うのがあります。最近は雨が斜めに降る事もたまにあるようになって来ましたが、長い時間ではありません。1時間は降らないと思います。

こんな事、初めて聞きましたか? そう、気候は良いのです。

だからってマレーシアに移住した方が良いよ、とは言いません。それ以外のマイナス点だってたくさんあるわけですし。

台風通過地域のみんさん、頑張って、そして安全に気をつけてお過ごしください。

一人暮らしになりそう

2018-08-31 23:59:59 | マレーシアでニャー2018
10月に日本へ1度行って帰って来たら、をの後にもしかして一人暮らしになるかもしれない。

キャサリンさんが単独でマレーシア撤退する事を考えているから。事情があってもう永久にマレーシアには帰らないだろう。マレーシアへ来て、この前気付いてカウントしたらもう9年過ぎていた。気付かぬうちに長くなっていて周辺の事情も変わってきているのだ。

マレーシアにこうしているのは、多くの人が言っているように移住みたいな大袈裟なものでなくて、単に多少快適にいられるところを探していたら第1希望の場所に行かれず、そして他人の助けもあってここにいる事になっただけの事。マレーシアの前にだってい転々としていたようなものだから、まあ、事情が変われば別の場所と言うのはいつでもあったわけだ。

今回はその事情がいろいろでキャサリンさんは1人で日本へとなるだろう。最初に一人暮らしと書いたけれど、これで厳しいのは自分じゃなくてキャサリンさんの方だろうと思う。こっちは何だかんだ言ってもこれまでの延長なわけで、変わると言ったら色々自分でやらなきゃいけない事が増えるだけなのだ。それも確かに多少辛いのだけれど、何かを新しく始めるのに比べたら..だろう。やってみないとわからないが。

まあ、よく言う、ウジが湧くって事になるだろうけれど、死にはしないだろう。

でもこの広い家、持て余すだろうなあ、1人と2匹だけでは。使わない部屋がいくつもあるけど、これも風を通して掃除もする必要があるし、キッチンと冷蔵庫はどう使うんだろう? 引っ越すって言ってもこの周囲にはそんな建物、と言うよりマレーシアにはそんなの希なのだ。仮にあったとしても猫たちが馴染むには時間がかかる。仕事で昼間いないのだからダメだろう。

とは言ってもキャサリンさんの新生活よりはきっと100倍マシだ。