「(福岡)県在住のネパール人はこの10年間で7倍に増えた」そうです。「出入国在留管理庁によると、県在住のネパール人は7036人(2021年末)。政府の『留学生30万人計画』も背景に11年の7倍に増えた。在住者数が最も多い東京でも、この10年間の伸びは3・5倍ほどだ」そうです。
「なぜ福岡でこれほどネパール人が増えたのだろうか。日本語学校の関係者は『入学基準が東京ほど厳しくなく、留学ビザが取りやすい』と話されています。「インドカレー店が多く、技能ビザで入国する受け皿が整っている側面もある」そうです。
また、写真の「タバさん自身は大学卒業の12年に来日する際、『東京より物価が安く、人が優しく、地震が少ない』と紹介されて福岡行を決めた。ネパール人のコミュニティーがあったことも心強かった」とのことです。実際に「在住者が増えるにつれて行政手続きのネパール語訳が充実するなど、暮らしやすさは増している」そうです。
〜在日外国人の方々が住みやすい暮らしやすいというのが一番安心の選択ですね。ところで、「福岡県在住のネパール人グラフ」を見るとコロナ禍前19年は7646人、20年は7455人、21年は7036人となっていて、「新型コロナの影響は日本人以上に大きかった」と言われていることがわかります。
「日本で生まれた長男を、日本語とネパール語で育てるタバさん」は「3年ぶりに天神で開催される『ネパールフェスティバル福岡2022』の成功に向け活躍されたそうです。
(下:2022年8月5日 西日本新聞-森井徹「身近なネパール人知って 県内に7000人超 10年で7倍増」より)