能古島-狼煙台に平和の狼煙

　　「新元《令和》に改元される５月１日、古代に防人(さきもり)が守りについたとされる福岡市西区の能古島で、新たな時代の平和を願う狼煙(のろし)が上げられる」そうです。「狼煙をたくのは観光施設<のこのしまアイランドパーク>内にある狼煙台」です。「万葉集に『沖つ鳥　鴨とふ小舟の　還り来ば　也良(やら)の崎守　 早く告げこそ』という歌があり、　<也良>とは施設付近の岬の地名、崎守とは防人を指す」そうで、「令和の出展となった万葉集に、能古島が舞台となった歌が読まれているのに着目して」のイベントです。「書道家が令和の文字を揮毫した後、正午から約１時間、杉の葉や枝をたく」とのことです。「さまざまな場所から島の狼煙を眺めてもらい、令和の始まりを記憶にとどめてもらえたら」と主催者「久保田美代子会長が話」されています。
(下：２０１９年４月２０日西日本新聞-下田佳史「新元号《令和》祝い狼煙　万葉集に詠まれた能古島　来月１日　新たな時代の平和を願う」より)

憲法講演会のお知らせ

　憲法審査会の動きも始まっています。現行憲法について私たち自身も考えましょう。講演会が各地で開催されます。大牟田では以下のようにアメリカの詩人が登壇される講演会が開催されます。
「九条の会・おおむた　憲法講演会のお知らせです。
アメリカ生まれの詩人、アーサー・ビナードさんを招き、合衆国憲法と日本国憲法とこの国のこれからを語っていただきます。
オープニングイベントとして、地元の方による講師の詩の朗読があります。
2019年５月６日（日）１３時開場、１３時３０分開演
大牟田文化会館小ホール
前売券５００円、当日券７００円
前売券はよらんかんでも取り扱っています。」

マンゴー《太陽のタマゴ》２個５０万(税抜き)

　「宮崎県産マンゴーの最高級品《太陽のタマゴ》の初競りが(４月)８日、全国３１市場で一斉にあった」そうです。「宮崎市中央卸し市場では、２玉入り１ケース(１キロ)で昨年より１０万円高い５０万円が付いた」事で注目されています。《太陽のタマゴ》になれるマンゴーは「糖度が１５度以上で１玉３５０グラム以上、外観の半分以上が鮮やかな紅色なのが条件」だそうです。「マンゴーは木に実らせたまま完熟させ、自然落下させて収穫する方法で濃厚な甘さをひきだす」そうですが、「それでも《タマゴ》になれるのは全体の１割程度」だそうです。「《５０万円》(税込み５４万円)は福岡デパート岩田屋の店頭に並べられた」そうですが、ご覧になりましたか？
(下：２０１９年４月９日南日本新聞「太陽のタマゴ　キロ５０万円　宮崎産マンゴー、最高額」　朝日新聞<青鉛筆>欄　より)

小平選手、李選手の友情に注目

　「昨年の韓国平昌冬季五輪-スピードスケート女子５００メートルで競いつつ友情を育んだ姿が感動を呼んだとして韓国の『２０１８平昌記念財団』が(４月)7日、金メダルの小平奈緒選手(３２)と銀メダルの李相花(イ　サン　ファ)選手 (３０)に《韓日友情賞》を授与」されたそうです。思い出しますね～レース後の二人！～小平選手は２人の友情は『特別な情景ではなく日常のもの』と話され」ながらも、「レース後にたたえ合う姿が思いがけず大きな注目を浴びた」、「五輪で生まれた数々の感動が無形のレガシー(遺産)として語り継がれ、よりよい方向に発展していってもらいたい」と話されています。また李選手は「選手として人間として成長する機会になった。友情を大切にしたい」と話されています。二人とも手を取り合って素敵な笑顔です。
(下：２０１９年４月７日南日本新聞-共同「小平選手らに韓日友情賞　平昌五輪ねぎらう姿評価『特別な情景ではない』」より)

ルソン島で新種原人の化石発見

　「フィリピン北部ルソン島で、５万年以上前の新種の原人の化石が見つかった」そうです。「歯の特徴が過去に見つかった人類と違っており、《ホモ-ルゾネンシス(ルソン島の人)》と名付け」られました。「北京原人やジャワ原人などに続き、アジアで第５の原人がすんでいたことになる」そうですが～教科書に追加の必要がありますね。「今回の発見は、東南アジアの島々で人類が多様で複雑な進化を遂げてていたことを示している」と発見された研究チームは話されています。「原人は絶滅した古い人類で、原生人類のホモ-サピエンスの直接の祖先ではない」そうです。ということは原生人類の祖先は皆同じホモ-サピエンス。～優劣を言ったりできないですね。
(下：２０１９年４月１２日朝日新聞-杉本崇「フィリピンに新《原人》５万年以上前の化石」より)