大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「農産物栽培、大和証券が本腰」

2023年08月31日 05時22分54秒 | 日記

大和証券が農産物の大規模栽培に乗り出している」そうです。「最新鋭の技術を使ってトマトやパプリカをつくり、全国に届けている」とのことです。「本業とは一見畑違いの農業に注力するのは」なぜでしょう?
 「静岡県磐田市にある面積3ヘクタールのパプリカ畑」の例が紹介されています。「農業を運営するのは、農業法人スマートアグリカルチャー磐田(SAC磐田)と、同社に2021年に出資した大和証券グループ傘下の投資会社〈大和フード&アグリ〉(DFA)。最先端技術を使って収穫量やコスト、労働状況を徹底して管理している」そうです。「ハウスのマネジャーを務めるSAC磐田の青木早智子さんは『理想の環境を作って収穫量を増やすため、すべてを見える化して改善を続けている』と話されています。
 「大和の狙いは収益の多角化だ。証券会社の業績は相場に左右されやすい。農業は、金融市場が大きく変動している時でも、関係なく収入を見込める。リスクを分散させる投資対象として農業が注目されている」とのことです。さらに、大和証券は「農業を証券化し、投資家に売るビジネスも」考えてるとのことです。
 「野菜を付加価値をつけてブランド力を高めたり、ピクルスなど加工品を売ったりして収益を上げ、25年の証券化を目指す。SAC磐田のノウハウを外部に提供し、証券化を目指す農業を増やす」事などが挙げられています。〜農業を証券化するというのがポイントでしょう。天候に左右されない、完全管理農業のイメージですが、最近の大雨水害、台風、地震など大災害は想定外が多すぎますが、大丈夫でしょうか?また昨今の円安、ガソリン代値上げなど、国際関係の影響も受けるやも知れません。
(下:2023年8月25日 朝日新聞−山本恭介「農産物栽培 大和証券が本腰 激動する金融市場 投資リスクの分散狙う 最新技術でパプリカ 収益上げ証券化目指す」より)


福岡アジア美術館、特別展『水のアジア』

2023年08月30日 05時22分46秒 | 日記

 福岡市アジア美術館(福岡市博多区)では特別展『水のアジア』が開催されています。9月3日までと残り少ない日数となっています。西日本新聞には、川口史帆さんによるレポートが記載されています。各作品紹介で目を引くのは「インドネシア美術家ムルヤナが、理想の海底を表した『海の記憶』、インドネシア・ジョグジャカルタの地域の女性たち70人と共同制作した」という作品です。〜70人で協同制作とは!いつもは見えない海底を、どう見て、どう表現されているのでしょう。
 川口史帆さんは、「本展は環境や歴史、個人的体験といったさまざま景色を見せるが各作家共通のイメージも浮かび上がった。想起したのは、水が過去を引き受け未来へつなぐ存在であること。これは水と向き合う現代人が忘れてはならない視点ではないだろうか」と結ばれています。〜「処理水」の海洋放出問題がふと、頭をよぎります。
(下:2023年8月28日 西日本新聞−川口史帆「未来へとつなぐ存在の『水』 8作家が人との関係性に迫る 来月3日まで 福岡アジア美術館」より)


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 以下はアジア美術館ホームページよりアッピールです。ホームページでは本展の動画が掲載されています。
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 「幾筋もの大河が流れる広大な大地と茫漠とした海洋に浮かぶ島々に暮らすアジアの人びとは、海や川や水に豊かな恵みを得ながら、時に牙をむく自然の脅威にさらされてきました。
 世界水泳選手権2023 福岡大会を記念する本展では、海洋環境をテーマにした作品や、自然の脅威に向き合いながらも力強く生きる人々の姿を描いた作品、水、川、海などのイメージに作家自身のルーツや内面性を表現した作品など、13点の大型インスタレーションや映像作品などを紹介します。また世界水泳の開会式が行われるボートレース福岡会場には、台湾作家の安聖惠が手掛ける風が吹き抜ける魚の大型ベンチを置き、ゆっくりと海を眺められる憩いの場をつくります。
アーティスト8名によって表現された「水」をめぐる多彩な作品を体感していただくことで、アジアの現代アートに触れる一歩となれば幸いです。

〈出品作家〉
ムルヤナ[インドネシア]、アフザル・シャーフュー・ハサン[モルディブ]、ジュン・グエン=ハツシバ[ベトナム]、キム・ヨンジン[韓国]、安聖惠 / 峨冷.魯魯安[台湾]、比佐水音[京都/福岡]、金サジ[京都]、山内光枝[福岡]


「西村京太郎さんの異色作」

2023年08月29日 05時22分22秒 | 日記

西鉄電車が殺人事件の現場になった小説があるそうです。西日本新聞〈永田健の時代のななめ読み〉で紹介されていました。
 「トラベルミステリーで知られた作家の西村京太郎さんに『西日本鉄道殺人事件』(新潮社、2020年発行)という作品があることを九州の読者はご存じだろうか」と問われています。〜福岡のもんでも知らなかったです。
 「昨年3月に西村さんが91歳で亡くなった時、『九州が舞台の作品にはどんなのがあるのか』と探していて見つけた」とのことです。
 「作品のあらましはー。福岡から大牟田に向かう西鉄の特急電車の中で91歳の老人が殺される。老人はファンだった西鉄ライオンズゆかりの地を巡り、大牟田で乗り換えて鹿児島まで行く予定だった。なんのために鹿児島に行くつもりだったのか。捜査により、老人は太平洋戦争末期、陸軍少年飛行兵となり鹿児島の知覧基地に配属されていたことが分かった。終戦の2カ月前に特攻隊員として出撃する予定だったが、残された出撃隊員の名簿に彼の名前はなかった。出撃直前に何が起きていたのか。それが事件を解く鍵となる。ミステリーの筋をこれ以上紹介しない」とあります。〜続きは本で読みましょう。
 「(当時の)担当編集者だった新潮社の高澤恒夫さんによると、(中略)『西村先生と直接には戦争を話題にしたことはなかったが、陸軍幼年学校に在籍しておられたことは知っていたので、戦争をテーマにすること自体は不思議はなかった。ただすごく思い切った決断と感じた。それ程《戦争について書いておかなくちゃいけない》という思いを持っておられたのでしょう。』」と話されたそうです。
 「西村さんは1945年4月、エリート将校養成機関【東京陸軍幼年学校】に入校、そこで終戦をむかえた。軍の建前や精神論と現実との矛盾を見せつけられ、軍国主義への強い不信感を抱いたようだ」そうです。
 「西村さんは17年『15歳の戦争 陸軍幼年学校 〈最後の生徒〉』(集英社新書)という本を出し、自身の戦争体験をつづっ」てあるそうです。
 「西村さんは『戦争の中では、やたらに生が軽くなり、死が立派になってくる』と指摘」、「『私は、いつでも、生が死よりも、大事であって欲しい。戦争の中でも、生が、上にあって欲しいのだ』」と書かれているそうです。
 永田健さんは「あの時代をじかに知る老ベストセラー作家が最晩年に残した、私たち読者への遺言だと受け止める」と結ばれています。〜8月は6日、9日の原爆の日、大空襲の日、12日、15日、、と、人権も人命も自然も破壊する戦争について強く考えさせられます。そして現在、地球温暖化も進み、戦争自体が地球犯罪であることがますます明らかになって来たと思います。
(下:2023年8月13日 西日本新聞〈永田健(特別論説委員)の時代ななめ読み〉欄「西村京太郎さんの異色作」より)


遺骨返還をめぐるシンポジウム

2023年08月28日 05時22分34秒 | 日記

 「戦時中に日本に動員され亡くなった朝鮮人の遺骨の早期変換を考えるシンポジウムが20日、福岡市城南区の福岡大であった」そうです。
 「日韓の研究者で作る【現代日本学会】(本部・韓国)が主催。両国の識者や市民が語り合い、日韓関係が改善傾向にある今こそ、返還に向けた動きを急ぐべきだ、との認識で一致した」そうです。
 「日本が戦時中、旧日本軍や民間企業に動員した後に亡くなった朝鮮人の遺骨のうち、軍関係は1970年以降、日韓政府間で返還が進」んだそうですが、「徴用工の遺骨は2005年から両政府が返還に向けて協議を始め、全国で計2799柱の遺骨を調査したものの、16年に両国の関係悪化で中断。政府間の返還は実現していない」そうです。〜「関係悪化」が、徴用され異国で亡くなった方々の遺骨返還にも及ぶとは、、、あってはならないことではないでしょうか!?
 シンポで、「神戸市で遺骨問題に取り組む飛田雄一さん(73)は、徴用工と確認できる遺骨以外にも神戸空襲の朝鮮人犠牲者の遺骨が同市内の寺にある事例を紹介」されたそうです。〜朝鮮人、日本人問わず異国の地で亡くなった方々(の遺骨)の実態もまだまだ明らかになっていないのではと感じます。こうしたシンポを通じて遺骨返還問題の解決や善隣友好、反戦平和が進むように願います。
(下:2023年8月21日 西日本新聞−平原奈央子「『遺骨返還の議論 政府間で再開を』福大 日韓研究者がシンポ」より)


金魚すくい全国大会

2023年08月27日 05時23分35秒 | 日記

 「国内有数の金魚生産地として知られる奈良県大和郡山手市で」〜えーっつ!金魚って言えば九州は熊本県長洲なんだけど、奈良県にもあるのねー。
「20日、金魚すくいの全国大会が開かれた」そうです。〜金魚救い⁉じゃなく〈金魚すくい〉。全国大会とは、すんごい!
 「丸形の枠に和紙を張った〈ポイ〉を手に、小学生から大人まで約1700人が熱戦を繰り広げた」そうです。〜〈ポイ〉っていうのですね。和紙のほかアイス・モナカの皮もありました。
 大会では「体長約4センチの〈小赤〉が約千匹入った水槽から、3分間でどれだけすくえるかを競う」そうです。〜3分間⁉短い!
 「小・中学生の部は同市の下牧美結さん(11)が92匹で優勝。兄の竜大さん(21)も107匹で一般の部を制した」そうです。〜写真を見ると背中にナンバーをつけて、しゃがんで片手でやってます、、、実はポイを持ってないもう一方の手の使い方に勝敗を決するコツですよ。だとしても、3分間で92匹や107匹もすくえるなんてすごいです!
 「金魚すくい道場で腕をみがいたといい『きょうだいで優勝できてうれしい』」と話されています。〜うでを磨く道場もあるんですね!すごいすごい!
(下:2023年8月21日 西日本新聞〈超短波〉欄より)