おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

封人の家

2006年10月31日 | お出かけ

蚤虱馬の尿する枕もと
いわずと知れた松尾芭蕉の句である。

芭蕉はよほど貧しいあばらやに泊めてもらったのだと今まで思っていた。
ところが、この家は庄屋である。
ちゃんと座敷に泊めてもらっておいて何だこの句は!
と、思ってしまうのは私だけ?





とても広い立派な家である。
座敷や板の間から土間をはさんで馬屋が確かにある。
昔の家は人と馬が同じ屋根の下で生活していたようだ。





囲炉裏には本物の薪がくべられてている。
ほのぼのとした気分になる。


この封人の家があるのは宮城県ではなく、山形県最上町だ。
国道47号沿いのわかりやすい所に建っている。





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10 コメント

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芭蕉は・・ (tokai3434desu)
2006-10-31 02:41:00
三重・伊賀上野が生誕の地で岐阜・大垣が「奥の細道、結びの地」ですネ。

芭蕉は忍者だった?!の説も。

「五月雨をあつめて早し最上川」がまさしくそうだったのを実感しました。

芭蕉は変わり者だったのかも・・。
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忍者 (おんせんたまご)
2006-10-31 21:18:01
tokaiさん、こんばんは。

伊賀出身ということで芭蕉が忍者だったという説もありますね。
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蚤、虱 (やまびと)
2006-10-31 23:20:01
その句は…たしか、飯坂温泉に泊まった時に詠まれたと習ったけど 間違っていたらごめんなさい
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知らなかった (パサ君)
2006-11-01 09:54:24
この句は今まで、鳴子峡の手前の「尿前の関」で詠んだものだとばかり思ってました。

山形県だったのですね
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山形か… (やまびと)
2006-11-01 13:33:26
あらま、記憶が違ってた!擦り込みのこわさですね
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やまびとさん、パサ君 (おんせんたまご)
2006-11-01 18:28:35
尿前の関と封人の家の両方にこの句の句碑が有ります。
尿前の関は宮城県、封人の家は山形県です。
車で10分くらいの距離です。
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飯塚 (やまびと)
2006-11-01 18:45:10
高校時代、担任が飯坂温泉だ!というので、ずうっと信じて疑わなかった(笑)

封人の家には何度か訪ねてますが、はなから詠み場所違いと思っていたんですよ(笑)

今でも、蚤虱は飯坂温泉だと信じてます(爆)実際、芭蕉の「奥の細道」には、確か飯塚という地名で記載になっていると学びました…

負け惜しみかな(笑)
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飯坂 (おんせんたまご)
2006-11-01 19:26:37
芭蕉は飯坂の貧しい家に泊めてもらったそうですね。
きっとその家の事かもね。

なんて、私もあまり詳しくないの。
ただ、学生時代は本気で芭蕉の歩いた奥の細道を歩いてみたいと思った事があります。
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過客 (やまびと)
2006-11-01 21:22:37
随行した曾良が記した日記によれば 芭蕉の「奥の細道」は 小説のように書かれた部分が多いということ・・・実にそこがポイント(笑)

だから芭蕉の歩いた「奥の細道」を浪漫街道として辿る人がそこそこ居られるらしいんですね
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時間とお金 (おんせんたまご)
2006-11-01 22:40:43
やまびとさん、私に暇とお金があったらそんな旅をしたいです。
どちらもありません(泣)
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