遺体屋の仕事

日常生活では見ることも聞くこともない「遺体屋の仕事」とは・・・

祖父の最期

2006-06-30 07:21:27 | Weblog
小学2年生の6月・・・
1時間目の授業中、祖父が危篤ということで 母親が学校に迎えにきました。
祖母が他界して10ヶ月後の同じ日です。


私が自宅に戻ると父は既に会社から戻ってきていてクルマのエンジンをかけて待っていました。
すぐにクルマに乗り込み、急いで母の実家へ向かいました。
クルマの中での会話はなく、母は目を閉じてました。


・・・母の実家に到着。
母は急いで祖父の部屋に走っていきました。
2~3分遅れて父と祖父の部屋に近づくと、母の泣き声が部屋の外に洩れてきました。

『間に合わなかったぁ』

と祖父の死を感じ取りました。



母は4人兄弟の末っ子で特に祖父から可愛がられ、育ったそうです。
祖父は母が来るまで頑張ったそうで

『○○子はまだ来ないのか?』

と最期まで母の到着を待っていたそうです。
私たちの到着する15分前に息を引き取ったと聞き、

『私のお迎えがなければ間に合ったのに・・』

と小学2年生だった私でもそう感じました。



祖父は82歳まで病気をしても病院に行ったことがない人だったそうですか、祖母が亡くなってから急に病弱になり、寝込むようになったそうです。
きっと祖母の後を追っていったのだと思います。


わずか1年の間に両親を失う辛さは大人になってからというより、湯灌のお仕事をするようになってから特に考え深くなりました。


私もいずれ両親とお別れしなければならない日が来ます。そんなことを考えるだけで涙がでてきます。
その日が訪れたときに私は現実を受け入れられるのか・・・

人の死に纏わる仕事をしていてもわかりません。






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祖母の最期

2006-06-29 12:38:01 | Weblog
小学校1年生の夏のことです。
乳がんで入院していた祖母の様態が悪化し、病院へ急いで向かいました。
病院に到着すると祖母の意識ははっきりして、私たちがお見舞いに来たことを喜んでくれました。
しかし、ポッチャリしていた祖母は、病気のせいもあり、痩せてしまっていて、表情も元気がありませんでした。


「早く病気を治して家に帰りたいな~」

「みんなに迷惑かけちゃって申し訳ないな~」

と何回か口にしていました。

その祖母の言葉とそのときの表情を今でも覚えています。
もしかしたら私が聞いた祖母の最期の言葉だったかもしれません。


・・・母方の実家へ泊まって3日目のことです。
祖母は81歳で息を引き取りました。



祖母の葬儀は直ぐに執り行われず、2日間、自宅の布団に寝ていました。
しかし、時間の経過とともに祖母の顔はどんどん赤黒く変化していき、鼻や口から体液がでてきました。
また、病院から着てきた浴衣も黄色い液体でビショビショになってしまいました。

母や兄弟たちは交代で体液の拭き取りをしていました。しかし、結局、体液を止めることはできませんでした。

お柩に祖母が入る頃には、病院で最期にみた祖母の面影はなくなっていて、黒ずんだ祖母の顔と腐敗臭が小学1年生の私には刺激が強く、恐怖で祖母としっかりお別れができませんでした。
母も祖母の変わり果てた姿に悲しみを抑えきれず、葬儀が終わるまで泣き続けていました。


あれから18年になりますが、私は縁あって湯灌のお仕事をしています。
今になってみれば、祖母の死後の変化がよく理解できるようになりました。
母は、私が湯灌のお仕事をしていることもあり、当時の最期の別れについて、

「おばあちゃん、綺麗に送ってあげたかったなぁ」

と口にします。
もし、あのとき私が死後処置と死後のケアができたら・・・


最期のお別れの表情は、亡くなった故人様にとってもご遺族にとっても大切だと思います。湯灌のお仕事を通じて、祖母のときのようなことがないように、少しでも悲しみを安らぎに変えられるお手伝いをしていきたいと思います。




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老人ホームでの最期

2006-06-28 08:03:15 | Weblog
首都圏有料老人ホームにて・・・


故人様は80歳代のおばあちゃんです。
身寄りのない方で、老人ホームで息を引き取ったそうです。
湯灌と納棺式には立ち会いがないとうかがっていて、納棺式終了後、火葬場へ移動とのことでした。

「身寄りがなく、老人ホームで最期を迎えるというのは、寂しいだろうなぁ」

と思いました。



・・・湯かんの機材を搬入し、準備と処置を終えた段階で老人ホームの職員さんにお声をおかけしました。
すると・・・
老人ホーム内の故人様のお友達やヘルパーさん数名がお部屋に入ってきて

「私たちも立ちあわせてもらっていいでしょうか?」

と聞いてこられたので

「はい、是非、立ち会って差し上げてください。」

とお応えしました。

お立ち会いがないと聞いていましたので、「おばあちゃんが寂しがらないでよかったなぁ」と思いました。

シャンプーのときには、身内の方のシャンプーでも嫌がる方がいるのに、ヘルパーさんが職員代表して洗ってくださり、私は少し驚きましたが、立ち会っていた入所者の方は、その光景を嬉しそうに見守っていました。



冷たいご家族・ご遺族について、あまり記したことはありませんが、家族がいても寂しい最期を迎える方は少なくありません。

しかし、身寄りがなく、最期を老人ホームで迎えられた方でも、湯灌・納棺に立ち会われた優しいお友達や職員さんによって、あたたかい最期になりました。


こんな老人ホームだったら「最期はここでも・・・」と思えました。






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飛び降り自殺

2006-06-26 08:29:55 | Weblog
マンションの1○階から飛び降りたご遺体の処置・特殊メイクのアシスタントで付いていきました。

首都圏警察署での業務で、

「1時間以内に来てほしい」

という葬儀社さんのご依頼で急いで向かいました。
現場に向かう途中、先輩も私もどのような状態になっているか想像し、業務の組み立てについて打ち合わせをしながら向かいました。


・・・現場に到着しました。
刑事さんと葬儀社さんのご担当者の案内で霊安室へ。アルミ製のベッドの上にグレーのビニールシートに包まれ、故人様はお休みになっていました。
故人様は10代女性で、飛び降りた理由については不明です。

ビニールシートをめくってみると・・・
顔はグチャグチャになっていて、生前のお顔が想像出来ないくらい崩れていました。頭部も血まみれ状態。
足・膝の皮膚は擦り傷程度ながら複雑骨折しているようでグニャグニャになっていました。

また、肘からは骨が突き出していて、非常に痛々しく、一瞬、目を背けてしまいました。
衣類は汚れが酷かったからか検視でなのかはわかりませんが、何も着けていませんでした。


・・・先輩は早速、お顔周りの処置に入り、私も深呼吸し、気持ちを落ち着けさせた後、手足の汚れをきれいに拭き、傷や出血箇所の処置をしました。

出血箇所の処置を終え、血まみれになったビニールシートから新しいシーツへ移動。
そして死装束をお付けし、お棺へお納めしました。


ここから先は、先輩の処置・化粧の見学。
血で汚れてしまった髪はアルコールとタオルを使ってきれいにふき取り、深く抉れた皮膚は縫合し、陥没している箇所はワックスやパーマシールを使い埋めていきました。
くぼんでしまった箇所はシリコンを注入し、膨らませていました。
処置・復元に3時間くらい要しました。

生前のお顔は確認しませんでしたが(写真などで)、かなり綺麗に仕上がりました。
多少、お顔に歪みはありますが、十分、ご家族の方に対面していただけます。

ご家族・ご親族様と娘さんの対面には立ち会いませんでしたが、娘さんを亡くされたご家族の方のことを考えると心が痛みます。
今回の業務では、故人様を生前の状態に近づける技術的なお手伝いしかできませんでした。


このお仕事を始めてから自殺者の多さに驚かされます。
自殺という選択肢をもたれる方には、私には到底、理解のできない問題があるのかもしれませんが・・・

できることなら残される家族のことを考え、思いとどまっていただきたいです。





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もしも・・・に備えて

2006-06-25 09:38:23 | Weblog
湯かんのお仕事を始めてから自分の身内の「もしも・・・」を考えることが増えました。特に自分の両親のことです。

あまり考えたくないのですが、父親に「もしも・・・」があった場合、

どのような葬儀にすればいいのか、

どこの葬儀社さんに手配をおねがいすればいいのか、

自宅もしくは葬儀会館を使用するのか、

葬儀形式をどの宗派によっておこなうのか、

どこの寺院へ連絡したらいいのか、

亡くなったことを身内以外の誰に連絡すればいいのか(会社関係・父の友人など)・・・

私が一番困るのは、父のお付き合いのある人への連絡でした。


もしも・・・に備えて、このような相談を父親にしたら嫌な気持ちになるかもしれない、しかし、父親も自分が死んだ後に家族が困るようなことになるのは避けたいはず、思い切って父親に聞いてみることにしました。
父の反応は、突然の質問に困惑していましたが、真剣に回答してくれました。


葬儀社については私に任せるとのこと。ただ、最近、よく目にする「花祭壇」は嫌だそうで、一般的な「白木の祭壇」にしてほしいとのこと。これは意外でした。
父は人並みがいいとのこと。

湯灌は、私にお願いしたいとのことでした。

葬儀場所は、自宅だと家族も大変だし、ご近所にも迷惑かけることに・・・
駅近くの葬儀会館がいいとのことでした。
そうすれば、会葬者も楽だし、クルマで来られる方も駐車できるし、家族の負担も減るし・・・とのこと。

寺院については、お寺の住所と連絡先、ご住職の名前も教えてもらいました。
父の親しい友人や会社関係については、父親の手帳の置いてある場所を教えてもらいました。

ちなみに相続の問題や生命保険については、聞けませんでした。


葬儀関係のお仕事をしているのに、この日まで葬儀について家族で話し合ったことがなかったのは、いいことなのか、悪いことなのか・・・。
でも、いずれ訪れる問題ですから私は聞いておいてよかったと思いました。





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余命宣告

2006-06-24 10:07:13 | Weblog
首都圏某所。
故人様は50歳男性で、死因は肺ガンです。

ご自宅での湯灌で14時に予約をいただいていたため、13時30分に訪問させていただきました。
奥様と大学生の息子さん、高校生くらいの娘さんが2人いました。
いつものように機材の搬入等、湯灌の準備をすすめました。


・・・湯灌を開始し、シャンプーをしていると奥様が

「何で言ってくれなかったの?」

と涙しながら独り言を口にされました。

私は「・・・???」


その後のご家族の会話を聞いていると・・・
故人様は余命宣告を受けながら、そのことを奥様と娘さんには話さなかったそうです。長男にだけ、告げていたそうです。
余命宣告を受けてから約1年、最後まで仕事をやめず、普通に生活をしていたそうです。ご家族が病気のことを知ったのは、お亡くなりになる3日前のことだったそうです。


これは私の想像ですが、故人様は奥様や娘さんたちに心配をかけさせたくないと黙っていたのだと思います。
ただ、そのことを話してもらえなかった奥様の気持ちはどうだったのでしょうか?
故人様は奥様に話すべきだったのでしょうか?
これは私には未だにわかりません。

また、長男の心中はどうだったのでしょうか。ガンを患いながら普通に日常生活を送っているように振舞う父親をどのように見ていたのでしょうか?


私がご家族の立場だったら・・・
辛く受け入れたくはないですが、病気のことを教えてほしいし、一緒に病気と闘いたいと思います。

私が故人様の立場だったら・・・
とても自分だけで処理できず、家族に話してしまうと思います。





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難しい問題ですよね!?
皆さんだったらどうされますか?

お布施?

2006-06-23 08:23:24 | Weblog
・・・首都圏某所。
故人様は80歳代のおじいちゃんです。

無宗教ということで、「湯灌」ではなく「お風呂」としての発注でした。(使う道具・方法はほとんど同じですが・・・)
お風呂好きだったそうですが、お亡くなりになる一週間前から微熱があり、入れなかったそうです。

ご遺族様から

「宗教が嫌いな人だったから宗教的な言葉は使わないでください。」

と言われ、緊張しました。
意識して使わないと言うのも難しいものです。


しかし・・・

「末期の水はとらないのでしょうか?」

と質問されたので末期の水はお取りすることにしました。(宗教的なことはしないでほしいと言っていたのに・・・)


お着せ替えのときは、

「死装束(仏衣)は着せてもらえないのでしょうか?」

とのことでしたので、仏衣をお着せしました。

「数珠もかけてあげなくては・・・」

とご用意されたお数珠をお掛けし・・・


結局、通常の仏式の湯かんを行いました。



ご遺族様の要望をすべて聞き入れ(通常の湯灌をしただけですが)、非常に喜んでくださり、立ち会われていた皆様に深々とお辞儀をされ、感謝されてしまいました。
帰りがけに喪主様より

「本当にありがとうございました。これをお納めください。」

とお布施と書かれた分厚い封筒を差し出されました。

明らかに封筒の厚みから大金が入っていることがわかったため、

「誠に恐れ入ります。お気持ちだけ頂戴します。」

と丁重にお断りしました。

それでも喪主様は

「うちはお寺さんにきてもらってお経もあげてもらわないし、戒名もつけません。お寺さんのお経よりも価値のあることをおじいちゃんにしてもらいましたから受け取ってください。」と。

私たちは、

「それではお気持ちだけ頂戴しましたので、こちらでお花を少しでも多く添えていただき、故人様を送って差し上げてください。」

と丁重にお返ししました。


喪主様は私たちが絶対に受け取らないと思ったのか、

「本当にありがとうございました。」

とお礼を言われ、私たちのクルマが見えなくなるまで見送ってくださいました。



・・・正直、封筒の中身が気にならないといったら嘘になりますが、それよりも「お寺さんのお経よりも価値のあることをしてもらいました。」という喪主様の言葉は私にとって宝物です。





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子供の死

2006-06-22 09:51:47 | Weblog
・・・首都圏某所。
病気で亡くなった9歳の男の子の湯灌で、ご自宅での施行でした。

インターホンを鳴らし、玄関を通していただきました。
1階のリビングでご家族・ご親族様にご挨拶をさせていただき、準備に入らせていただくことにしました。
お父さんの案内で2階の故人様【健君(仮)】のお部屋まで案内していただきました。
健君の部屋は普通の小学生らしいお部屋で、机とベッド、サッカー選手のポスターや玩具、ランドセルもありました。
入退院を繰り返し、小学校には、ほとんど行けなかったそうです。

入院生活が長かったらしく、身体の大きさは幼稚園児くらいです。お顔は亡くなっていることもあり、色白くなっていましたが、かわいい表情で、とても亡くなっているようには見えませんでした。
健君は長男で小学校1年生の弟がいました。

湯灌を1階リビングで行うことになり、私は健君を抱っこして1階に連れて行きました。体重は20キロくらいしかなかったと思います。


・・・・・シャンプーや洗体はご両親の希望により、すべてやっていただくことになりました。私たちは肌が見えないようにバスタオルで隠し、サポート役に徹しました。
ご両親は特に言葉がけをされませんでしたが、涙をポロポロこぼしながら一生懸命、健君を洗っていました。
お立会いになったご親族の皆様も涙をこぼしながらその光景を見守っていました。


湯灌を終え、普段着を着付けました。
お化粧はご両親より、しなくてもいいとのことでしたので、自然のままにさせていただきました。


・・・納棺式のとき、はじめてお母さんが健君に声かかけされました。

「丈夫な子に産んでやらなくてゴメンネ。」
「・・・もっとやりたいことがあったでしょ。」

お父さんは次男の子に

「お兄ちゃんにさようならしなさい。もう一緒に遊べないんだよ。」

次男の子はお父さんの涙した表情と言葉をきいて号泣し、

「お兄ちゃんとさようならしたくないよ。一緒にいたいよ。」

皆、何もご家族に声をかけてあげることができず、ただ涙しながら見守るしかありませんでした。

柩の中には布でできたサッカーボールとお菓子、学校のお友達が書いてくれたお手紙、千羽鶴をお納めし、お蓋を閉じさせていただきました。


子供の死に携わったのは2回目でしたが、非常に辛く、悲しすぎます。
できたら子供の湯灌は避けたいと今日も思っています。




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湯灌のお仕事と職場について

2006-06-21 12:35:32 | Weblog
湯灌の儀式
我が国では、古くからお亡くなりになられた方のお体を、家族が集い洗い清める「湯灌」という儀式がございます。

湯灌の儀式は、故人の生前のけがれや苦しみを洗い清めると共に、生に対する煩悩を断ち、来世の高徳を故人に最もゆかりの深い人達が願いながら執り行う極めて大切な精神性の高いしきたりです。
湯灌の儀式をとおして死の重みと、生命の大切さをかみしめ、故人との別れを一層思いで深い儀式となるよう誠心誠意お手伝いをさせて頂きます。


湯灌の儀式の進行
(儀式に際する時間は、約九十分でございます)
1.専門係員による湯灌の儀式の為の準備
2.ご家族による逆さ水、末期の水の儀式
3.専門係員によるご洗体(この時お肌は見えません)
シャンプー・ボディーシャンプー・顔剃り・髭剃り・爪切り等
4.ご清浄(この時お肌は見えません)
温水でお体を洗い流しくまなくお拭き上げます。
5.身支度
お化粧(自然体)を施し、身支度(旅装束)を整えて頂きます。
6.ご納棺
専門係員の進行によりご家族皆様の手により安置されます。


「湯灌の儀式パンフレット」より



当社の湯灌サービスは上記の流れを2名のスタッフで行います。
湯灌を執り行う専門会社は全国で20社程度あるそうで、私の勤める会社の特徴は、サービスにあたるスタッフは、すべて女性で構成されています。これは全国で当社だけだそうです。

私はエンゼルケア事業部・湯灌部に所属していますが、CDCサービスや特殊遺体処置を行う部署もあり、特殊遺体処置を行う先輩は、業界歴13年の人もいます。
更に特殊清掃事業部には業界歴15年の兵もいます。

ちなみに私は「特殊清掃事業部」のお仕事はできませんし、今後もやりたいとは思いません。

・・・どの部署も人の死に関係するお仕事なので、それぞれ悩みや苦しみ?もあると思いますが、職場は和気藹々とした雰囲気で居心地はいいです。
私は、そんな職場でお仕事をさせていただいてます。





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