遺体屋の仕事

日常生活では見ることも聞くこともない「遺体屋の仕事」とは・・・

こんなことがあるなんて・・・

2006-05-26 09:10:35 | 遺体処置
個人が特定できるのでは・・・とのご指摘をいただきましたのでリアルタイムなブログは控えようと思います。


それは、ある日の午前中。
・・某葬儀社さんから『これから直ぐ来れる?』とのことで 私たちは急いで葬儀会館に向かいました。
ご遺体の損傷が激しいのだろうか???

到着し、葬儀社さんの担当者より『湯灌と納棺が終わったら直ぐに移動だから』と・・・
ご遺体に損傷はなく、病院でなくなり死後1時間とのこと。
私たちは急いで準備に入りました。


故人様のお身体は、死後1時間ということもあり、あたたかく、亡くなっているようには見えませんでした。
お顔も安らかで処置に入るのに抵抗がありました。

しかし、そのときです。

「あれっ?えっ??・・・」故人様が動いたように見えたのです。

直ぐに先輩を呼び、確認したところ・・・

確かに呼吸もしていて生きています。

先輩は直ぐに葬儀社さんを呼びに行き、担当者さんに来ていただきました。担当者さんもビックリした様子で病院と連絡を取り合った後、病院に搬送していきました。

結局、その日の夕方、息を引き取られ、運ばれてきました。


しかし、こんなことがあるなんて・・・
すごくショックでした。






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