遺体屋の仕事

日常生活では見ることも聞くこともない「遺体屋の仕事」とは・・・

大切なものって何だろう。

2006-05-30 09:01:06 | 自殺 遺体処置
故人様は60歳の男性。
死因は定年退職日翌日の首吊り自殺。

それまで一生懸命働き、家族を養ってきたそうです。
息子さんも娘さんも社会人になり、昨日までは奥さまと二人で水入らずで生活してきたそうです。

しかし、定年を境に離婚することが決まっていたそうで最後の出社をした日の夜中に自ら命を断ったそうです。


若輩の私には理解できない様々な問題や想いがあるのでしょうが、長年、家族を支えるために働いてこられた故人様が、なぜ、死を選ばなければならなかったのか。

これは私の憶測ですが、男の人は家庭を省みず、仕事一筋になるときがあるのかもしれません。地位や名誉、経済環境の向上を望んで頑張りすぎてしまうのかもしれません。
しかし、「働くために生きている」のではなく、「生きるために働く」のではないでしょうか。
順番を取り違えてしまうと、もしかしたら大切なものを失ってしまうのかもしれません。






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