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雁鴨池・瞻星台・鶏林・半月城・石氷庫(韓国・慶州)
■雁鴨池
新羅第30代文武王により、647年に築造された離宮跡です。
当時広大な庭園には、珍しい花が咲き、鳥が放され舟が浮かび、1,000人を収容する臨海殿では、国賓をもてなす宴会が催されたとのことです。
発掘調査で収集された約3万点の遺物は、近くの国立慶州博物館に保管されています。
■瞻星台(国宝第31号)
新羅第27代善徳女王の時代に建造された東洋最古の天文台です。
星の観測により、農耕暦や国の統治、占星術が行われたとのことです。
高さは9.1mの塔は、陰暦の1年の日数と同じ361個の石が、綿密に積み上げられています。
■鶏林(史跡第19号)
慶州金氏の始祖、金閼智の誕生伝説の地です。
甲高い鶏が鳴声に近づくと、大樹から下がった金の箱。それを開くと、
美しい男の赤ちゃん、それが金氏の始祖・金閼智であったとの伝説です。
日本では竹とか桃から赤ちゃんが生れますが、韓国では金の箱とか金の卵です。
■半月城
約千年続いた新羅王朝の王宮跡です。
今では、華麗で荘厳な姿は窺えない。半月状の大きな台地が広がっているだけです。
春には桜、秋にはコスモスの名所となっています。
■石氷庫(宝物第66号)
半月城に、朝鮮時代に造られた石氷庫が残っています。
氷が貴重な時代、冬に氷を保存して1年中使った“天然の冷蔵庫”です。
石室は広く奥行き19m、横幅6m、高さ5.45mで、約1,000個の石が精巧に組まれています。水は奥の排水口へ流れ、天井には3個の換気口があります。
入口の石には「崇禎紀元後再辛酉秋八月移基改築」と刻まれ、朝鮮時代に移基改築したことが判ります。
貴重な氷は、病人の解熱に、食料の保存に、時には死体の保管に使われたとのことです。
(6分15秒) クリックしてご覧下さい。 <photo by TAKANO>
お帰りにはこちらも
■雁鴨池
新羅第30代文武王により、647年に築造された離宮跡です。
当時広大な庭園には、珍しい花が咲き、鳥が放され舟が浮かび、1,000人を収容する臨海殿では、国賓をもてなす宴会が催されたとのことです。
発掘調査で収集された約3万点の遺物は、近くの国立慶州博物館に保管されています。
■瞻星台(国宝第31号)
新羅第27代善徳女王の時代に建造された東洋最古の天文台です。
星の観測により、農耕暦や国の統治、占星術が行われたとのことです。
高さは9.1mの塔は、陰暦の1年の日数と同じ361個の石が、綿密に積み上げられています。
■鶏林(史跡第19号)
慶州金氏の始祖、金閼智の誕生伝説の地です。
甲高い鶏が鳴声に近づくと、大樹から下がった金の箱。それを開くと、
美しい男の赤ちゃん、それが金氏の始祖・金閼智であったとの伝説です。
日本では竹とか桃から赤ちゃんが生れますが、韓国では金の箱とか金の卵です。
■半月城
約千年続いた新羅王朝の王宮跡です。
今では、華麗で荘厳な姿は窺えない。半月状の大きな台地が広がっているだけです。
春には桜、秋にはコスモスの名所となっています。
■石氷庫(宝物第66号)
半月城に、朝鮮時代に造られた石氷庫が残っています。
氷が貴重な時代、冬に氷を保存して1年中使った“天然の冷蔵庫”です。
石室は広く奥行き19m、横幅6m、高さ5.45mで、約1,000個の石が精巧に組まれています。水は奥の排水口へ流れ、天井には3個の換気口があります。
入口の石には「崇禎紀元後再辛酉秋八月移基改築」と刻まれ、朝鮮時代に移基改築したことが判ります。
貴重な氷は、病人の解熱に、食料の保存に、時には死体の保管に使われたとのことです。
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