大倉草紙

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【京都】 国宝への道 いざ!京都国立博物館へ (京都国立博物館平常展示館)

2008年12月07日 23時13分53秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
本日の行程:(JR・京都駅…京都市営バス〔206〕・京都駅前~博物館三十三間堂前) → 【国宝への道 いざ!京都国立博物館へ(京都国立博物館平常展示館)】 → (京都市営バス〔206〕・博物館三十三間堂前~東山三条) → 【秋季特別展・七宝の魁(並河靖之七宝記念館)】【永観堂(禅林寺)】 → (徒歩・哲学の道~京都市営バス〔203〕・銀閣寺道~百万遍) → 【奇想の編集者 宮武外骨展(思文閣美術館)】





京都国立博物館の平常展を観に出かける。
チラシにあるのは、教科書などでもおなじみの国宝「源頼朝像」(神護寺蔵)。
最近では、足利直義像だという説が有力となっているそうだけれど。
このほかにも、「平重盛像」(神護寺蔵)、「明恵上人像」(高山寺蔵)、「山水図」(雪舟筆)、「鳥獣人物戯画 乙巻」(高山寺蔵)、「日本書紀巻第二十四〈岩崎本〉」(京都国立博物館蔵)など、全部で20件の国宝が展示されている。

お目あては、「鳥獣人物戯画 乙巻」(高山寺蔵)。
蛙や兎ではなくて、馬、牛、鷹、犬、鶏、それから、何という動物なのか分らないが亀の甲羅のある一角獣、麒麟、豹、山羊たちが大ぶりに描かれている。
同じく高山寺蔵の「明恵上人像」も、6月に高山寺を訪れた際にレプリカを目にしていたので興味深かった。
国宝の「古今和歌集第十二残巻〈本阿弥切〉」(京都国立博物館蔵)もよかった。
本阿弥光悦が愛蔵していたことから、「本阿弥切」と呼ばれるらしい。
夾竹桃の模様を雲母で刷り出した紙が美しい。
小野道風の筆といわれているそうだ。

きょうまでの6日間は、平常展示館さよなら記念無料観覧ウィーク。
無料でこんなに観せていただいてよいものかと思うほど、お宝がゴロゴロしていた。


今日の歩数:17,935歩

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