夏休みが始まる前、先生と退部のあいさつにきた淳が、夏休みの練習をほとんど休むことなく、続けることができました。
「人間関係が、ちょっと。」「練習の意味がわからない。」と淳
「そんなに辛いか。」と俺
「はい。」
「僕は、君に今現在ほとんど関わっていない、やめることは簡単で、いつでもやめれるよ。ただ、本気でバスケに関わり、ほんとうに、苦しく、つらい、そしてだれもできないような体験を僕やみんなとやってみないか。それからでも遅くない。それから、やめるときは、もう、いちいち僕のところにこなくていいょ。」
そういってはみましたが、もどってくるとは、思っていなかった彼女が、何度も何度も、吐いて、何度も何度も横になっていましたが、1ヶ月続けることができました。
ミニバスの経験の無いのは、彼女ひとりでしたが、必死になってついてきてくれました。そして、そんな彼女をみんながささえてくれました。
まだまだ、試合で活躍するまでにはなっていませんが、昨日の彼女の顔、そして、練習での姿勢は、自信に満ち溢れた表現を体全体でしていました。(たぶん学校に行ってみて、他の生徒とは違う鍛えられた自分の変化に気づいたのだと思います。)
また、新たな難題がやってくるかもしれませんが、「あなたならできる。」