やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

南…頑張ってないかな…

2010-12-21 01:58:31 | 日記
月曜だったけど、まあそこそこにぎわった今夜。

誰かと会話するって温かいね。


自営を始めて1年ちょっと・・・

思えば走りっぱなしの人生だった。

何かに追われ、1つずつクリアし、RPGのごとく生きてきた気がする。


それでも誰かと愚痴ったり、下らない事言って同僚と話したり、忘年会だ新年会だ、誰かの歓迎会だとみんなで一緒に行動することが多かったように思う。

自営になって夢は叶えたが、みんなから”いいなあ”という立場となってしまった。
みんなが話を聞いてもらいに来る場所になった。

私が何を言っても”あなたはいいわよね””あなたは恵まれている””あなたと私は違う”で終わってしまう。

私はどこに属すのだろうか?

こんな時ふと思い出したあるフレーズ

”南・・・頑張ってないかなあ”

昔うちにあった漫画”タッチ”の主人公南ちゃんが幼馴染の達也に吐く台詞。
美人で容姿端麗、しかも成績優秀な彼女。
みんなから憧れの立場にありながら、その水面下にはすさまじい努力があ
った。誰からもそこを理解されない彼女が”スゴイスゴイ”言われすぎて、幼馴染にちょとキレるシーンだ。
逆に不器用な後輩の女子が、下手な料理を作る努力を理解する幼馴染(しかも好きな男)に不快な気持ちでつい吐くシーン。
性格も優しい彼女の愚痴はここ以外に見当たらない。あまり共感できない同性だがこういうところにやっと人間性が見えてとても好きだったシーン。


私が南ちゃんとは思わないけれど、理解されない気持ちは同じだ。

私は昔と少しも変わらないのに、同じ事言っても理解されない。
相手のこと思い過ぎて嫌われるのは昔から同じ。



電話10分1000円は安いのか 無縁社会で人気集める「話し相手サービス」
mixiニュースにあった。聞き役は一切否定しないらしい。ハイハイ聞いているだけだとか・・・

”こういうのも必要だ”とか”必要ない”とか皆の意見もそれぞれ。
”稼げる”隙間にビジネスはある。必要だから出来たのだろう。

しかしこれがあなたを本当にハッピーにしますか?

小学生の時、好きでもないアイドルのこと知らなきゃ学校で話題に乗れなかった。TV観てないと仲間に入れなかった。
非常に苦痛だった・・・。

ボキャブラリーや知識、経験のない幼いコミュニケーションが”同化”だ。

つまり同じ趣味や会話を持つことで話を合わせる。

30年以上生きてきて、自分の意見をただ反論もさせずに聞かせて(しかも有償)満足するのはどうなんだろうか?

いいとも悪いとも私は思わないが悲しすぎる・・・



画像は昨日の花屋さんで

葬式には大輪のカサブランカでと望む私だが
実はこういう可憐な花に癒される。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
店主 (だい)
2010-12-21 03:43:35
店主は常に孤独と戦う気がします。
そして一生戦うつもりでいます。
たぶん。


ブルースターだと思いますが綺麗ですね。

あらためてお祝いのお花のお礼をいたします。
ありがとうございます。そしてこれからも宜しくお願い致します。
返信する
店主様 (やっち@十月祭)
2010-12-24 16:08:41
お花の…誰か分かるじゃないですか
私に耐えられるのかなあ
何をやっても私はだめな子だ…
返信する

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