平成30年年始にあたり

昨年末に貴重品ほとんどを無くし、本日の着払い分を除いてほぼ現金のない年始を迎えました。

現金はともかく、財布が出てこないとは実は思っていなかったので、本当に辛いです。
変に高価なブランド財布だったのが盗まれちゃったんですね。くれた方本当に申し訳ない気持ちで一杯です。色も形も気に入っていたんですよ。

お財布に現金がないのはよくあることですが、下ろすことも借りることも、クレジットが使えないのも何とも心細いものです。
地味に集めていたポイントカードさえ無くなったので、また一枚一枚集めていこうと思います。

こういう時思い出したのは、“鍵泥棒のメソッド”。頭を打って記憶がなく、手持ちは小銭だけ。
それでも、その小銭でノートを買い、一つずつ手がかりをメモして行く。
意図的に第三者と交換されているので、手がかりを掴んでも自分のことではない。それでも、吸っていたと思われるタバコを咳き込みながら吸ってみたり、やったこともない演劇も、エキストラに応募してみる。
時が経つにつれ、散らかっていた部屋は片付き、エキストラとしても抜擢されたり、生活は次第に整っていく。

誰かに言われましたが、“努力する”のにも才能があるそうです。

これまでも辛いことたくさん乗り越えてやって来ました。
人には頼らず、平気な顔して自分に鞭打って長い間生きてきたのに、自分の創ったサンクチュアリ、居心地よい環境と、一部の方の優しさに甘えていたようです。

今年は、自分がずっとそうしたくなかった、それは敢えて避けていたことにも挑戦したいと思います。

漠然としている表現ですね。

私は自分が得意とすることを商売にしたくない人間です。自分の救いであり拠り所だからです。美大出ても絵を商売にはしませんでした。
今後は、店を存続させるために売れるものは売ります！

最後のあがきです。

温かく見守って…
おっと違った！リアルに買いに来てください。
声をかけられたら相談に乗ってください。
よろしくお願いいたします。

平成30年 一月二日 馬川康子


いつもの樽酒

今年の初独り酒