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北海道議会議員 沖田清志の‘ON’と‘OFF’

報告

2017-11-29 17:19:57 | 日記

午前中は、相変わらず代表格質問に向けた意見交換。

それも少しは目途がつき、午後からはゆったりする時間もできました。

 

本来なら、ここで自分の質問作りをしなければならないところですが、

港管理組合ポートセールスの報告がまだでしたので、

簡単に書き留めておきます。

 

訪問先であるハワイ州は、福岡県・沖縄県・広島県・愛媛県に次いで、

昨年、北海道と友好連携協定を締結しましたが、

他県は移民・戦争・事故など、過去の経過から結ばれたのに対し、

北海道は、様々な交流を通じて双方の発展につなげるという、

未来志向で提携されました。

 

これまで、幾度か海外へ行く機会があり、その都度、

どこの国でも、日本に対する認識はあっても、北海道への認知度は低いと感じていましたが、

ハワイの北海道に対する意識は、思いのほか高いことがわかりました。

 

なかでも、輸入品目のトップ5に入る、たまねぎやじゃがいもは、北海道の主要産物であり、

乳製品は、アメリカ本土の2倍ほどの価格となっています。

州知事は、2020年までに食料自給率を現在の倍に高めたい考えを示しており、

農業技術向上のためのノウハウを得たいようです。

また、ポリネシア・アイヌの先住民文化との共通点、

初めて日本からの移民が、来年150年を迎えること(北海道は命名150年)、

サーファーが波の予測をするのは、北海道にある低気圧を参考にすることまで、

なにかとつながりがあります。

 

道産品の輸出拡大、それに伴う苫小牧港の定期航路就航まで結びつければ良いのですが、

北海道から輸出する物はあっても、ハワイから日本への輸入できる品は思いのほか少なく、

量が確保されなければ、船会社も動きようがないなどの課題も見つかりました。

 

リゾート地としてしか見ていなかったハワイですが、

経済交流を始めとして、様々な面でまだまだ拡大できる可能性を秘めており、

今後の交流を通じて、双方の発展につなげられるよう、取り組んでいかなければなりません。

 

【ハワイ州議会】

帰り際には副知事さんも顔を出していただきました。

来年6月には、150名ほどで来道され、ソフトボールなどの交流事業をおこなう予定だそうです。

 

 

【在ホノルル日本国総領事館】

伊藤康一総領事と面談し、意見交換。

 

【ホノルル港】

港を一望できるアロハタワーからの風景。

現在、コンテナターミナルの集約化を図っています。

 

 

【JTBホノルル支店】

対応していただいた鈴木氏は(右側写真・左から4人目)、

なんと沖田の高校の後輩でした。

 

 

【カピオラ二・コミュニティー・カレッジ】

日本からの留学生も多く、全体の3%(留学生内では40~50%)。

調理部門の日本人留学生とのワンショットですが、道産子も一人いました。

 

 

【クルーズ船(プライド・オブ・アメリカ)】

停泊中のクルーズ船内を視察。

 

【小樽水産高校】

たまたま、マグロはえ縄実習で小樽水産高校の皆さんが、

北海道所有の「若竹丸」でハワイを訪れていました。

毎年、北海道の雪が3週間以上かかって太平洋を渡り、

現地の子ども達には大変好評をいただいてるとのこと。

現地の子ども達にとっては、生涯通じて雪を見るのは最初で最後かもしれないと思うと、

感慨深い事業ですね。

 

簡単なご報告となってしまいましたが、

お問い合わせいただければ、詳細についてご説明させていただきます。。

 

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