苫小牧を出てくるときは、雨上がりの快晴でしたが、
札幌はどんよりしたお天気。
たまたま屋内ばかりでしたから、関係なかったですけどね。。
午前中、道議会控室で、ある課題について担当者さんからヒアリング。
なんか不自然だと思っていたことの、理由がわかってスッキリです。
その後、会派内のJR路線維持対策プロジェクトチームで、
担当部局から現状などをお聞きし、意見交換をしました。
午後からは民進党北海道主催の、
‘持続可能な北海道の鉄道を考える’学習会に参加し、
上岡直見交通権学会会長のお話を聞いてきました。
現在、JR北海道が単独では維持困難と示した路線の沿線自治体では、
地域協議・検討が始められています。
存続には、かなり難しい課題が多くありますが、
JRを廃止しても、代替機関へ負担を転嫁するだけであり、
例えばバス転換した場合、所要時間などの経済価値に換算すると、
その損失は大きいとのことです。
存続が一番いいのは当然ですが、
しかし、今のままではJR北海道の経営が立ち行かなくなるのは明白であり、
そのためには、黒字であるJR各社からの法人税の一部を、特定財源化してJR北海道に充当するとか、
経営安定化基金に出資(その代わりに、法人税の減免)させるとかが、
必要であるとの提案もありました。
全国一つで考えなければならないということであり、
こうしたことが必要との話が出てくるということは、
やはり「国鉄分割民営化」が、そもそも間違っていたといえますね。
当時の政権党は、新聞にこんな意見広告出していました。
ローカル優先のサービス..?
ローカル線もなくなりません..?
嘘ばっかり!
どうしたらいいのか、北海道(地域)が具体的に示してこい!と、国は言っているようですが、
少しは責任を感じて欲しいものです。。