Today's Topics

北海道議会議員 沖田清志の‘ON’と‘OFF’

格差

2023-02-09 18:34:18 | 日記

午前中、17日開会の道議会定例会に提出される、

令和4年補正予算案と令和5年予算案について、

会派政審メンバーで説明を受けました。

新年度予算案は、知事の改選期のため、

約2兆8千億円の骨格予算となりますが、

問題は、約170億円の補正予算案。

 

そのうち、「物価高騰等対策特別支援事業」として、

18歳以下の子どもを養育する世帯(39万世帯程度)に、

8,000円相当の商品券(お米や牛乳等)を配布する事業があり、

これだけみると異論がないように思われます。

 

しかし、予算額は44億5千万円で、

39万世帯×8,000円=31億2千万円ですから、

差し引き13億円は事務経費となります。

 

しかも、この財源は昨年末に実施した、

「節電プログラム参加促進事業費」の執行残で、

180万世帯を対象と見込んでいたのに、

16万世帯しか執行されていません。(5%以下)

 

これだけでも明らかに、

‘大失策’だったと言えるでしょう!

 

誤解のないように言っておきますが、

子育て支援を否定するつもりはありません。

 

ですが、電気料金や物価高騰の影響を受けている世帯は、

なにも子育て世帯だけではなく、

180万世帯を対象としていたものを、39万世帯にせばめることや、

本来、電気料高騰への支援を目的とした予算を別に振り替えるなど、

他の世帯には、なんの策も施さない姿勢に、

ただただあきれ返るばかりです。

 

来週からの定例会は、今任期最後ですので、

遠慮なく?いかせてもらいますか。。

 

 

午後には帰苫し、道中で見える樽前山は、

てっぺんまでクッキリ。

札幌を出てくるときは吹雪いていましたが、

こうしたときの苫小牧は、天気が良いしるしで、

案の定、着くと晴れており、

改めてその差を実感しています。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする