〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20180619 自慢の眺望はガスが晴れずホワイトアウト〔▲雁戸山~▲南雁戸山〕山頂はハエの大群に閉口

2018-06-19 | 〔2018東北南部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

連泊した道の駅「天童温泉」を早めに出発して、▲雁戸山の登山口のある笹谷峠に向かった。

峠の駐車場には、先発車両が一台停まっていた。

登りは山形ルート、下りは宮城ルートの予定で出発した。

昨日よりも陽が射して好天が期待されたが、標高を上げるに連れてガスってきた。

[駐車場付近からツツジ越しに山形市街を見渡す]

 

[この辺りは山ツツジが多く咲いていた]

 

[振り返ると、▲山形神室山方面が何とか見える程度だ]

 

[サラサドウダンも増えてきた]

 

[ウラジロヨウラクも多く咲いていた]

 

[山ツツジとタニウツギのコラボ]

 

[サラサドウダンが鈴なり]

 

傾斜は余り急坂ではないが、滑りやすい黒土の堀こまれた登山道を進んで行く。

だんだんと標高を上げる度に周囲のガスが濃くなってきた。

 

蟻の戸渡り付近になるとガスの動きが速く、あっという間に何にも見えなくなる。

[危険箇所も整備され、危険性は余りない]

 

岩場が始まっても、以外と小さな花々が多く咲いていた。

[バラ系の花のようだ]

 

[依然としてガスがかけ上がる稜線]

 

[イワカガミとマイズルソウ]

 

[タカネバラだろうか?]

 

[今回はサラサドウダンが特に豊作のようだ]

 

▲雁戸山の頂上に向けて、岩場を登って行く。

足元にも小さな花々が多く咲いていた。

[ウコンウツギ]

 

[マイズルソウ]

 

[タニウツギとコバイケイソウ]

 

[咲きだしたカラマツソウ]

 

そしてようやく▲雁戸山の頂上に飛び出した。

[ガスに覆われる、登ってきた岩場の稜線]

 

[▲雁戸山の頂上]

 

たまにはガスが晴れて、山形市街を見渡すことも出来た。

[山形市街方面を見渡す]

 

[こんな羽虫の大群がいっぱいだ]

 

[今日はこんな展望が限度のようでした]

 

[▲雁戸山の頂上付近のパノラマ]

 

撮影を終えた頃、年配者と孫の二人連れが登ってきた。

これから奥の▲南雁戸山まで行くらしい。

折角なので自分も少ししてから、▲南雁戸山を目指して出発した。

[サラサドウダンとミヤマオダマキ?か]

 

[赤く実った線状のサラサドウダン越しに山形方面を見渡す]

 

[イワカガミとゴゼンタチバナ]

 

かなり下ってから、▲南雁戸山を目指して岩場の急登が始まった。

[この奥が▲南雁戸山の頂上のようだ]

 

 

[岩場の稜線を乗り越えて行く]

 

そうして▲南雁戸山の頂上に飛び出した。

先の二人が食事中であった。

[狭い▲南雁戸山の頂上]

 

ガスが無ければ、▲熊野岳方面から朝日連峰~▲月山にかけての展望が見られたであろう。

ここから先に、蔵王連峰を縦走することも出来るらしい。

余りの羽虫の多さに閉口して塗った、ハッカ水を貸してくれた。

肌もスーっとするし、不思議と羽虫が離れて寄ってこず、効き目があるようだった。

展望の見込みが無いので、続いて下山することにした。

 

午前中にはあれほどいた▲雁戸山頂の羽虫が午後からは余り見当たらないのは不思議であった。

 

途中からの下りは予定通り、宮城県側コースを下った。

こちらも山形ルートに増して滑りやすい地質で歩きにくく、展望もなかった。

ただ、こちらの方がブナ林が多く残っていたようだ。

[ガスに煙る下りのブナ林]

 

[中には立派なブナ林のあった]

 

下山後は、いつかは登りたいと思っていた宮城県の▲オボコンベ山に近い大崎市方面に下り、途中で遠刈田温泉浴場(¥330)で入浴し、みちのく休憩所で車中泊にしました。