深度計予備回路

どこまで行けるか模型生活!
粘土でキャラドールの首をつくろう!
箱模型もつくろう!

凸凹コンビ

2008-11-15 10:47:20 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
<<うーん、こんなもんで辛抱してください!!!!!>>

ってわけで、鍵爪もついて、だいぶんH級ドッグに、なってきたような気がします。
資料とか、ちっさい設定画と、VTRじゃから、細かいこととかきにしてはいけません。

<<なによりこれは、ラビドリーでも、ストライクでも無い嘘H級ドッグなんですから!!!!!>>

「そのわりに、意固地に爪とかラビドリーを模してますね。」

はっ!乗りかけた船って言うか、ささやかな、チャレンジングスピリッツの小爆発ってやつだよ!<小か・・・・

ちょっとできると、スグにサフ吹く子なんですが、こうしてみると、
だいぶんと不自然感が減ったっていうか、「AGでH級でても、なんかこんな感じの微妙なバランスじゃないか?」的な、
雰囲気になって来た気がして、一人で得心してます。

そしてタカラさんにお願い。

<<突然やる気出して、AGのラビドリードック発売決定とか、もうしばらくしないでください>>

そう・・・・・もうすこしだけ・・・・・・・・<読:郷田 ほずみ


といったわけで、嘘読み物のストックも、だんだん最終回に近づいてきました。
スコープドッグは、あえて書いてないけど、他のATは、結果的に皆書いたわけで、
のこるは、ツヴァークと、ダイビングビートル。
今回は、H級ATと、愛称の良いツヴァークのお話を一つ・・・・

---------------------------------------------------------------------
恐怖の小鬼
星団初の、“実用型”L級AT ツヴァークを、語るとき、その製造組織である秘密結社と、その背景を知っておく事が望ましい。

同結社は、その構成員の大部分が知る由もないまま、謎の知識体である”ワイズマンの操作によって誕生し””ワイズマンの操作によって拡大””ワイズマンの為に存在する”イリーガル組織である。

構造及び規模は今を持って推測の域を出ないが、バララント、ギルガメス両軍内部に、深く浸透し、独自のネットワークを拡大させて、力を増大させていった。

その手段の一つが、パーフェクトソルジャー計画であり、独自のAT開発であった。

PS計画の基礎は、”ワイズマン”によってもたらされ、バララント、ギルガメス当初、両軍の研究施設に委ねられることになる。

人間のもつ身体能力を、そのキャパシティーの限界まで、遺伝子レベルで強化し、
肉体の成長後、戦闘知識を、潜在レベルでレクチャーするといった、キルガメスの進めるPS計画は、
バララントの「機械と人間との融合による強化」より、優れているとされ、百舌鳥の子育ての如く、その、プロトタイプ完成と同時に、
ギルガメス内の”結社の息が掛かった部隊”によって、データーともども奪取された。

その後、PSは、秘密結社と、ギルガメス内の”一部組織”の協力によって、
調整、テスト、そして、プロダクトタイプの製造が、行われることになった。

PSの最終的な生産数は不明であるが、その一部が、内乱のクメンに導入され、破格の戦果をあげたとの記録がある。

ギルガメス内部おける、PS開発においては、同将校ヨラン=ペールゼン氏が、多大な影響を行使している。

氏の謳う、”理想的な最高の戦闘集団の創造”と、秘密結社のPS計画が結託するのは、当然の成り行きとも言える結果であり、
彼の、レッドショルダー部隊と、秘密結社は、非常に近い関係にあるということになる。

もとより、秘密結社の持つ私設軍は、両軍より優秀な兵士を、ひき抜いて、編成される、国境を持たない優秀な戦闘集団である。

ベライダ高地の、秘密養成私設で、ペールゼン氏の暗殺とともに壊滅したと、いわれているレッドショルダー部隊の一部が、
それ以前の段階で、同結社の兵士として、登録、運用されている事は、想像に堅い。

同社は、両軍兵士のヘッドハンティングに留まらず、各国の、難民キャンプから、身寄りの無い子供を集め、
その中から適応能力のある、固体を選別し、養成、訓練を繰り返し、優秀な兵士を、一から作り上げている。

PSの製造は、遠大な時間とコストを必要とする、リスクの高いものであるが、
そこで、研究、確立された、テクノロジーは、一般の兵士育成にも充分応用の利くものであった。
優秀な、兵士で構成される結社内で、更に能力のある兵士を選び、後天的なレクチャープログラムと、薬物を用いることで、
”劣化PS”とも言える超人的な、戦闘能力を、持たせる事ができるのである。

特に、先入観の少ない、難民キャンプから、集められた、子供達は、このプログラムにも、相性が良かったという結果が報告されており、
優秀な少年兵も、多く同社に登録されている。

その少数精鋭の私設軍隊に、配備されるATは、
当初、ブラックマーケットへの流通量が多く、単独の戦闘能力に定評があり、兵士のサヴァイヴァイティーも優れた、
ウッドヘルト製 ATH14に、独自のチューニングを施したものであった。

しかし、結社内に発言力のある、ペールゼン氏が提唱する、
「強靭な装甲も、強力な武装も、最高の機動性とそれを発揮出来るパイロットの前には無力である」といった戦術思想に対し、あまりにミスディレクションであり、
結社は、両軍の兵器メーカーに働きかけ、それに則した独自のAT開発を、暫時押し進めていた。

その一つが、アデルバビッツの設計(もちろん非公式であるが)による、ブラッドサッカー(グラントリードッグ)である
同機はレッドショルダー訓練施設で、テストが繰り返され、一定以上の結果を残し、後のH級ドッグの雛形となった。

更にもう一つが、秘密結社の完全な独自設計であり、
氏の極端な兵器思想に則し、結社の有するオートメーションプラントで、効率よく製造可能な、小型で強力なAT ”ツヴァーク”であった。

この今までに無い新型ATは、ギルガメスのAT技術だけに留まらず、バララント兵器の特質も持ち合わせ、
更にはワイズマンの手によって、青写真のブラッシュアップが、行われている。

ツヴァークは、無駄を極限まで省いて合理化され、小型軽量で生産製に優れた、ハイブリッドモノコック(対レーザーコート加工済みの樹脂と軽金属の複合材)の装甲外骨格に、最高性能のMCを、組みつけ、
高価なクエント素子を制御系に使うことで、常識外れともいえる運動性能を発揮する事が出来た。

結果、当然つきまとうであろう、打たれ弱さには、地上投影面積を抑え、機動性を充分以上に提供する事で補うという、極端なまでにパイロットスキルに依存した、まさに、「ペールゼン理念」の、具現化ともいえる、機体なのである。

ツヴァークの、特徴でもある、極端に短い下肢は、歩行走破性こそ劣るものの、
前述の、地上投影面積において有利であるばかりか、輸送パッケージングに優れる上、
複雑で、重量が嵩む降着機構を必要とせず、グライディングホイール等の補助機動装置無しでのドッグファイトが考えられない現代の通常AT戦において、一切デメリットにはなっていない。

ただし、基本戦闘装備においては、グライディングホイール機構さえ搭載されておらず、全ての補助機動装置は、外的なオプションとなっている。

重複架装による無駄な重量増を、抑えつつ、「作戦活動に合わせた、最善の機動力を得る」という、卓越した発想は、
合理的であると同時に、大変特殊なものであり、
「あらゆる、局面おいて、単機に、一定以上の汎用性、対応力が求められる」とされる、軍の兵器運用に対して、
「常に先攻であり、想定の範囲内で、おこなわれる」結社の作戦運用において、最大のメリットを生むのだともいえる。

オプションは多岐にわたり、整地滑走用のブースター付きグライディングホイルユニットを始め、
砂漠戦用のサンドトリッパー、湿地用のクラッグスキー、雪上稼動用のスノートリッパー等、その全てが、独立した外部内燃機関をもっており、機体に負担を掛けず、安定した、最大の機動力を与えることに成功している。

当然、空間戦闘用のバックパックオプションも、同時開発されており、その気密性能とあいまって、軽戦闘機並の、高い戦闘能力を、発揮する。

ただし、そのメリットを享受するには、通常のATの操縦経験だけでは、全くの役不足である。

低重心とはいえ、軽く、高出力な機体を、グリップさせ、強力に旋回させる為の、適切な重心移動ひとつとっても、非常に高い操縦技能を、必要とする。

携行火器についても、“破壊力は有るものの装弾数に欠ける”ソリッドシューター等の、電磁誘導射出のロケット弾発射機を、好むパイロットが多いのは、
一撃で敵ATを挫傷させ、脆い自機に対する、反撃をゆるさない事が、最大の理由であるが、

それ以上に、ヘヴィマシンガンでは、その発射反動が、デリケートな機体の安定を削ぐケースが多いからである。

一方、こういった形態の機体にして、格闘戦性能は、「推して知る程度」のものと思われがちであるが、
補助機動オプションを、切り離した瞬間から、ツヴァークは、凶暴な小鬼に変貌し、接近戦において、敵パイロットを、恐怖に落としいれるキャパシティーをもっているのである。

極端な機体全高の違いは、一般のATにおける、格闘戦プログラムの補正範囲外であり、非常に対応が困難なばかりか、高性能のMCを持つ、軽量な機体が発揮する、跳躍力、瞬発力は、接近戦においても、あまりに脅威である。

アームパンチ機構こそ、もたないものの、充分に長い腕は、充分なリーチを持ち、インクルードされている、11mm三連機銃を、効果的に用いることによって、凄まじい格闘戦果を、あげることができるのである。

「あらゆる局面において、打たれ弱いといった、機体特徴は、搭乗者のプレッシャーになるが、それを、補って余りある、メリットを、スキルのある者に提供する・・・・・・・・・」

ペールゼン氏が、存命であれば、ギルガメス内で、特殊部隊向けATとしてとして採用される余地も、残されていたであろうが、
氏が暗殺され、高出力で、全てにバランスが良い、H級ドッグシリーズが、次期主力ATとなった現在において、そのポジションの一部でさえ、この特殊で高性能な、L級ATが奪う可能性は、限りなくゼロに、近いであろう。

勘で・・・・・

2008-11-14 11:27:37 | キャモデル (いろいろ)
「しねぇ!!!ショルダー野郎っ!!!!!!!!!!!!」

パソコンから、惑星サンサ在住廃品回収業のオバハンの、叫びが流れてきます。

はい、ご飯食べながら、エアチェックした、「相棒」のVTRを鑑賞したあとは、一服して、
アストラギウスに、出張するのですわ。

ちょっと今シーズンの「相棒」は、地味・・・というか、
構えちゃって、ちょっと本格に振りすぎでないかなぁ・・・・・とか、思ってしまいます。
アップテンポで閑話休題的な回も面白いんで、そのへんに期待したりしまうのです。

個人的に、一課の伊丹と、鑑識の米沢さんが、好きだったりの侯
なんかだか、米沢さんで、映画一本やるらしですね。
「踊るレジェンド」に対抗するのでしょうか???
けっこう長いこと相棒ファンやってる身としては、頑張って欲しいなと・・・・
水谷氏には、細く長く、死ぬまで続けてほしいのですよぅ

というか、ここんとこあんましアニメ見ないで、刑事物と、時代劇ばっかしエアチェックしてみてたりするんですが、
それはそれ、なんか寂しい気もしてたりします・・・・

そして、AT工場のお話です。
「タツノコアニメのようなノリ」のサンサ編にのせて、どんどん進めて行きたいとこですがーーー

ですがーーーーー
ですがーーーーーーーー

さーーすがに、ここらになると、一丁とびには行かないです。
まず、太ももに合わせて、整形したスカートの長さを、視覚的に抑える為に、プラ板貼り足してフンドシを縦に延長します。
程のいいトリックですが、結果は上々かなぁ?<サフ吹かないとわからないんですが・・・

モールドの復旧とか、追加とかしながら、とうとうメインイベントその1ともいえる、左手カギ爪に・・・・
「うっあーーーー やりたくねーなー! 両方とも”グー”でいいじゃんかーーー」とか、思う心をぐっとこらえて、作業開始。

下腕の加工は30分もかかんないんですがー

「爪がもんだいだ!!!」

スライドするマウント部分を、例によって、図面も下書きもしないで、プラ板二枚重ねたやつから削りだし・・・・

「こんなん、わしの仕事ちゃうねん・・・・ちゃうねん・・・」とか泣きながら、なんとか、形に出来たんですが・・・・

「ちっさいわ!!!!」

ラビドリータイプなので、小さいより大きい過ぎのほうが、いいのです・・・
仕方ないので、また一から、勘で・・・・・(下書きしろよ・・・)

・・・よし!いいぞ!こんなもんじゃ!

そんで、カギ爪だなぁ二枚重ねた奴を、更に二枚、バイスで挟んでっと・・・・・

うえーーーじゃまくせぇ・・・・

これも勘で・・・・(だから下書きしろ)・・・

「よーし!!こんなんで辛抱してくれ!!!!」

ほんで、今夜は、この辺で時間切れ・・・・・・・

 うむーーーーーん パーツ小さいから、潰しは利くんだけど細かい作業は、純粋につらいなぁ~~

うちでのこづち

2008-11-13 17:00:32 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
玩具通販のの、DMとかによると、ロザリオとバンパイアの、みぞれ君1/8完成品フィギュアが発表になりました。

原作元監修品らしいですよ!!!!

でも、アニメしかしらない、っていうか、アニメ絵みてドールしてしまったあたしには、
「これで正解だったのか!!!」的な、違和感がだいぶと。。。。。。
うーん うーーーん 自分を信じるしかない・・・・・・たぶんだけど・・・・

「原作とアニメで著しくイメージが違う事などよく有ることだ」と、石田太郎伯爵の声ででも言っていただければ、
随分と、心に優しいのですけども・・・・・・・・・・・

といったわけで!
東のほう向いて、マックス大明神に、かしわ手打って、成功のお祈りをしてから、09拡大作業の続きに取り掛かります。

さてその内訳ですがーーーーーーー

09型は、胸のスラント角度がきついほうが好みなので、それを手軽に治します。
「手軽に」なので、アイデア勝負
腰ユニットをストレッチ予定よりも多めにプラ板貼り足して、前屈気味に、削ります。
俯いた分だけ、胸の角度も寝るわけですな。
背中面への影響ですが、実は、AGって、仕様なのか、妙なオーバーハング付いてて、変なので、
それが、垂直になるくらいで、起こすと一石二兆円減税!!!!

そして、オリジナリティーっぽく腹部分にも板貼り足してイメージを変えてみますよ。
<設定どうりにする努力をいきなり割愛!

頭は、「半球っぷり」が足らないので、頭部下面に1mm板 襟側にに0.5mm板を貼って、軸入れときます
<コックピットはオミットです・・・

バイザーの格好悪さは、AG一流なので、下側に1mm貼り足してから、薄く薄く削りこみます。
ついでに、太くて位置がおかしいスリットも、埋めちゃってから、適当に切り込みなおすのです。

更にH級機なので、脇部分に、HATHっぽい「薄いスペーサーみたいな物体」をつけときましょうか
ラインがそれっぽくなって、多少大型化したんで、上半身はこんなもんで基礎加工OKとします。

そんで、太ももですな、
例によって、イエサブの関節技を組み込むんですが、09だと、「いっぱいいっぱい」なので、
がきっと、きり飛ばしてから固定します。
このときも、固定位置は、ほんのすこし上目にしてストレッチに貢献しますよ。

ついでに、細くて形もなんか独特なので、板挟んだり貼ったりパテ詰めたりして成型しますな
<一夜目にパテ詰めまでしときました。

ここらで、一旦全部組んでみると・・・・

むーー 「少々ミニスカートが過ぎますな!」
だもんで、適当なとこまできり飛ばして、板で適当に足します・・・・
元々AG自体足長いから、そのバランスで言えば、こんなもんかなぁー どーかなぁーーーー
<無頓着に、フンドシ部分も伸ばそう・・・・今決定

まぁとにかく、横に、未加工のバーグラリードッグを並べてみるとーーーー

「ぉお!頭一個分 大きくなってるじゃん!!!!!!H級っぽ!!!!やるなぁわし!」<お手軽か・・・・

ぶっつけ作業にも程があるけど、つじつまはそのうち合ってくるんじゃないかな・・・・多分だけど

この感じだと、脛から下は、無理に伸ばさなくても良いのかもしれない・・・・・

「めでたしめでたし!!!」

・・・といった具合に、「博打部分」は、おおよそ昨日で、決着付けたので、これからが本番だ!!!!
カッコいいストライクドッグとか、ラビドリードックとかに、敬意を表しつつ、
ATH12ベースののバトリングマシンを夢想してみるのです。

シークレットブーツ

2008-11-12 12:50:18 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
うーん・・・
  「なんでもあわてて作って、やる事がなくなる馬鹿者」

<<荒いんだから、丁寧にゆっくり作れや!!!!!!!!>>

ち・・・ちがうんだ、あたしは、ムラタセイサク君じゃないから、ゆっくり走ったり停まると、倒れるんだよぅ!
本とかも、とっとと読んで不経済っていうか、ハードカバーとか買えないよなぁ<買うんだけど・・・

こないだ予約した、ビーグルのモスピーダもまだ発売になりそうもないし、
リペイント予定してる、ヤマトの1/60YF21も、買いに行く間が無いしさぁ・・・・・

なんて事を考えながら、仕事終わってから、暗くなった久宝寺公園をジョギングしながら考える。

昔々その昔、マックスファクトリーもウェーブも、ラークも無かった昔
マックス渡辺先生が、未だ、バンダイの尖兵になってなかった頃のHJ本誌で、
タカラ1/24スコープドッグのキットを上手に切り張りストレッチして、
それはそれは見事な、ラビドリードッグをつくっておりました。

いまで思えば、「そんなん無理有るしどっか違うじゃん」ってなお話とかでるんだろうけど、
当時(というか今見ても)あまりに巧い。

いまだに、あたしの「心に残る作例10傑」に、輝いとります。
<他には「1/144アッガイ」とか「1/100ネオファム」とか・・・

「よし!その真似事をAGでやってやろうぜ!!!!」

ってわけで、ビッグキャリーのオマケについてたTCを、引っ張り出して思案するの事。

えーと、09の公称全高が、≒3800mm
XATHの全高が、≒4200mm

その差400mm・・・これを48で割り算すると・・・・8mmかぁ・・・
数字にこだわってかっこわりーもんに成ったら、当然ダウトだとしても、それに近いストレッチに挑むわけだ。

ざっと、検討すると、頭の形治しついでに1mm胸のスラント角治すついでに1mm強、太ももで数ミリ足首で数ミリ
けっこう善戦できるかもしれない。
ほんで、足回りは折角TCなんで、「嘘的なデザインで誤魔化す」という技もあるのだ。

<<真剣にストライクとかラビドリー作る気はないですから>>

というのも、ちょいと横見たら、MOクラフトさんとかから、普通にでてるもんな・・・H級

「脇にある水を飲まずに減量するボクサー」みたいな厳しさを、緩さでフォローだ!!!

といったわけで、胴と、太ももの加工をやってみたのですが・・・・・・

「もはや五里霧中」

でも、この霧中感は良いな・・・・・・「ぜひとも結果出さんと」ってわけじゃないし・・・・・


@ちょっと濃いボトムズの思いつき
えっと、エクルビスってありますわな、ニーヴァが乗って大暴れしたバララント製って設定だけど、どう見てもSPT・・
じゃなかった贔屓目にみてもギルガメスATに見えるアレ。
あれさぁ、ずっと、どうも妙にバランスの悪いデザインだと思ってたんだけどね。
ふっと思いついたの。
青騎士に出てくる「カラミティードッグ グリーンバージョン」
エクルビスの頭のカバーを締める(本編じゃほぼ締めないけど)とさ・・・・
デザインキーが、結構似てる気がしたのです。
大河原先生的に、アレを、こうしたらこうなった的な?

「絶対ちがうんだろうけど」なんとなく、都市伝説みたいに、それとなーい繋がりを感じてしまうこの頃のあたしだったりするのですが・・・・

    <<そう思った人いませんか!!!!!!!!!!>>

とどかない感じ

2008-11-11 10:40:05 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
ええーーーーーーと、昨夜少々手入れして、オシリナデール大佐主催の、
アクティックギアバトリングアリーナにベルゼルガ投函しました。
きっかり一週間で、きりも良いし、まんず出来上がりということで!

メールで、投稿みたいだったので、何枚か写真撮って昨夜に送付の侯<それで良かったはずだと思う・・・・
とりあえずそのうちの一枚で、「活躍想像図」とか、「このキットにパイロットは付いていません」的な一枚を貼ります。

こないだ、思案した嘘設定は、およそそのまま、
お色のほうは、大分考えて、あんまし見かけない白ベースでぬってみたらどーか?という結論がでました。

競技機なんで、アクセントに、赤ラインとか入れてみると・・・まぁそれなりに新鮮な感じではないでしょうか?
ほんで、小さいもんに、へたくそなドライブラシするもんだから、
「あっというまに、小汚く・・・・」

ん???この感じは、なんーーーーかに似てる・・・・なんだろう・・・・・・・
これまた、派手過ぎなチッピングというか、露骨なハゲチョロしながら、思い出す。

「あぁ!”Xウイング”とかみたいな・・・・・・・・・・・」

うーんちょっとだけ、レッドミラージュみたいになったら綺麗だなぁとか、夢想しましたが、
「Xウイングに届かない感じ」に、とまってしまったというオチですわ。

まぁ いいじゃないですか、ちっさい割に、しっかりしたコーヒー感のあるコクのある味わい的な??

リングネームは「ベルゼルガ ”ナーガン”」
山ほどあるFF11アイテム名の中から、割と強力な両手剣の名前をつけてみたのであるーー

なんか、強そうで、未開地域なゴロの響きもある、イイカンジではないかと、喜んでおります。
スクエニに無断で、ちょー昔、神さまが下りてくる前のクエントで、あの大男どもが振り回してた、剣の名前とかにすれば、どうだろと思ってます。

MMOには、結構カッコいい響きのアイテムが、いっぱいあるので、
こういうネタに悩んだときは、眺めて見るのもよろしいかと・・・<有名なファンタジーに出典のある良い響きのものも並んでてお手軽ですわ

タイトル検索ボックスに、「両手剣」とか、「防具」とか、「片手斧」とか、「盾」とかいれて、検索すると、いっぱいでてきます。

http://wiki.ffo.jp/html/413.html

つかぁ 「いっそFF11始めよう!!!!」<いま、二週間無料お試し期間中らしいよ???

よろすくメカドック

2008-11-10 11:18:06 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
日曜日は、お船の展示会!全国から、持ち寄ってくる、立派な展示会でした。
えーと、なんか?海運関係(ハイソだ!)の人が、だしてるとか?日本で五本の指にはいる、艦船模型の人がいるとか???
はぁ・・・すごいですな。
一隻50万以上する、RCサブマリンの、愛好倶楽部とかもきてたし・・・・

あたくし的には、年内最後の、模型博(ノンジャンルで、ちょー庶民レベルの展示会)に参加するほうが、どっちかいうと楽しみです。

ベルゼルガの方、ボツボツ塗ってますけど、物が小さくて、ドライブラシでスグに汚く・・・・・・
まぁ、そんな人なんだから良いのだけど、もうちょっと手入れしてから張ろうかな・・・・w

AGアリーナに、張ってもらった記念っていうか、「いま、ボトムズしないでどうする」って、お話もあるので、
書き溜めの嘘テキストを張り込んでしまいます<意外と平穏でネタ無いし・・・・

えっと、今回は、「ATって、どういう仕組みなんだ!」ってお話、
これ書いた後、ペールゼンファイルとかで、多少オフィシャルで補完されて、内容が食い違ってきてる部分もあるんですが、
どーせ創作なんで、開きなおります。
速い車の模型を作る時には、車の仕組みしってると、説得力でるわけなんですがー
ATっていえば、エンジンとか、モーターで動く、普通のロボともちと違う。
そして、オフィシャルは、正直「投げっぱなし」のまま20年ほど放置ですわ・・・

この「仕組み」を、嘘でも良いから、ある程度定義しないと、「強いAT作りの俺設定」って、雲を掴むようなお話なのです。
ブルーナイトとかで、はまさんが、描いてる世界観が好きな、あたしとしては、
この辺を自分なりに、嘘ってみたい!ってお話です。
PR液とか、MCについても、独自の解釈入れてますが、
「車両チューンに似せた、こんな嘘も有る」といった具合に、お楽しみください
<ちなみに、あたしのAT弄りは、この路線でやってます。

--------------------------------------------------------------------------------------

備考 ATチューンについて
機関編
アーマードトルーパーには、内燃機関が存在しない。
無機質な概観に反して、運動の仕組みは、ことさら人に近いものである。
機体は、筋肉に相当するマッスルシリンダーに、ポリマーリンゲル液を循環させ、電荷信号で、反応収縮させる事によって駆動する。

しかるに、ATの運動性能を向上させるためには、アスリートが持つ強靭な筋肉のごとく、性能の良いMCを用いることはもとより、
それを、充分に稼動させるためのエネルギーを多量に含んだ、高密度のPR液を循環させるのが基本である。

理論的には、同条件おいて、同じ性能のPR液を使用した場合、MCの出力性能に比例してPR液の劣化速度は早くなる。
即ち、高出力のMCは、PR液の交換サイクルが早い「燃費の悪い」結果を残す。

逆説的に言えば、低性能のMCに高性能のPR液を用いることによって、
「出力は並だが長時間駆動が可能なスタミナのある機体」となるわけであるが、実際の結果は、このような単純な理論に終始しない。

「発生熱量」の問題である。

高出力のMCになるほど、作動する際、大きい反応熱を発生する。
PR液は、機体が稼動することによるエネルギー消費だけなく、反応熱で液劣化が促進され、密度も低下するのである
即ち、高性能のMCを、強力に安定して長時間稼動させるためには、余分にPR液を貯める”大きなリザーブタンク”を搭載し、
大量に高性能なPR液を循環させて反応熱を分散軽減し、更に積極的な熱対策をとることが重要となる。

MCは、「PR液を貯めて、じっくりエネルギーを搾り出す」ものではなく、
「常に高速高圧循環を続けることによって、効率的にエネルギーを得つつ、“徐々に”それを劣化させる」性質を持つ。


更にATが停止していたとしても、稼動状態にあるならば、RR液は機体内を循環しており、
PR液がMCを通過する際に発生する”循環抵抗”によって発生する熱(待機熱)が、常に発生している。

一般的に、高性能のMCとは、エネルギーの転換能力に優れ、構造や口径にアドバンテージをもたせることで、
PR液の通過抵抗を低く抑え、単位時間あたりのPR液通過量が大きいものを指す。

そして、高性能のPR液とは、エネルギー価と密度が高いだけでなく、熱劣化が最小限で、粘度が低く流動性に優れたものを指すのである。

この二つに、PR液を高圧で安定して循環させる高性能の心臓(コンプレッサー)を、加えることで、強力でバランスに優れた機体に仕上がる。
(通常 高性能PR液は、高速高圧循環で、本来の性能を発揮するように設計されている)

このように、発生熱の処理は、ATチューンにおける重要なファクターである。
効率的に高出力を得る場合に、冷却機構は必要不可欠であるばかりか最終的な性能
及び稼働時間を直接左右するといっても過言ではない。

先述の、低出力で通過抵抗の高いMCに高性能PR液を用いたケースを例にとると、
多量に含まれたエネルギー価による、稼動時間の延長に対して、それが生み出す「反応熱劣化」、
通過抵抗の大きいMCの「循環抵抗熱劣化(待機熱劣化)」が足を引き、理論通りの「スタミナAT」は誕生しない
<低流動抵抗、抗熱劣化の最高級PR液を使用すればある程度の効果を得る事は可能である。

実際に長時間稼動を求める場合、発生出力を抑えた流動抵抗の低い大口径MCに、
充分な量の、高性能PR液を高圧循環させ、効果的な冷却機構を追加することが必要なのである。

もちろん、砂漠やジャングルなど、機体に負荷がかかり、熱条件の悪い状況においては、
“大型リザーブタンク”や“PR液インタークーラー”といった、抜本的な対策が、必要不可欠である

こういった悪条件下で、高出力ATを稼動させることは、まさに二重苦であり、
「熱対策で大型化する機体を補う高出力化で発生する熱」といったジレンマを打開するバランスの模索を含めて、
設計と運用に神経を使うことになる。
いずれにしろ、機体内に充分なリザーブタンクや、冷却機構の確保ができないM級機では、
追加のPRSPパック等の追加搭載が必要になり、通常、局地戦機のベースには、スペースに余裕のあるH級機が多くもちいられる事になる。

また、高負荷時のMCを、液体窒素などで、直接強制的に液冷する機構も考案されているが、
MCの作動には、ある程度の余熱が必要であり、通常の待機熱を極端に下回った場合に作動不良を起こす可能性が高いうえ
、激しく変動するMC熱を恒常的に完全管理するのが、非常に困難なため、現状では一時的な補助機関の域をでない。


制御編
パイロットからの操作を電荷信号で、伝達する以上、制御CPUの性能もATの性能を左右する要素である。
入力→処理→伝達→作動 といった、一連の動作を繰り返すことで、ATは稼動するため、
制御機構の処理速度は直接機体の反応速度に直結する。

ATの動作のほとんどは、自動化されている。

搭載CPUは、自立、歩行、走行、跳躍、着地から回避運動にいたるすべてを、継続的にコントロールしており
これに、加えて、パイロットの入力や、外乱によるバランスの変化への対応を的確に処理する能力を求められるのである。
これらが改善される事で、”ロボットとしてのAT”は、飛躍的に効率を上げることが可能である。
<クエント製ATが卓越した反応速度を発揮するのは、索敵装置以外に、高価なクエント素子を、制御系にも使用している為である。


また、各種姿勢制御センサー等の、補機類の機能を底上げすることでも、姿勢復元力(と、それに要する時間の短縮)が、見込める。

CPUは、機体の基本制御だけに留まらず、各種火器の官制や、照準補正も並行して行う。
パイロットが、対物マーカーに照準をポイントし、トリガーを引くといった動作を行った場合、
照準→射撃→補正といった、サイクルが、パイロットのそれとは別に機体内部で行われている。
人為的な着弾ずれを、CPUが判断し、調整を行うため、仮に初弾が、命中しなかった場合においても、
補正範囲内であれば、連続射撃を続ける事で、最終的に命中させることができるのである。

対象が動体であったときの予測照準も含め、すべてが、CPUの処理速度に直結するものである。

更に、搭載される武装が多岐にわたる場合、サブCPUを追加する事で、官制能力を向上させることも可能であり、
重装備の機体には、専用のコントロールパックを搭載することが殆どである。

各パイロットは自動化マクロや、ターゲット予測プログラムを、独自に製作することで、より複雑な処理を機体に架すことができる。
操作を省略するような単純なものから、機体動作を自動化し、
無人稼動すら可能にする高度で複雑なものまで多岐にわたるプログラムが可能であり、
パイロットの限界能力を、水際で、底上げできる有効な手段として、試行錯誤が繰り返されている。

高度なものでは、戦闘力の高いパイロットや、格上の機体を、迎撃するため、
回避→予測照準→射撃→予測回避といった、複雑な行動を自動化し、最小限の入力で驚異的な仕事量を処理する事に成功した例も報告されている。

こういった、自動化プログラムと合わせた、制御系の改善は、比較的費用対効果が高く、真っ先に着手されることが多い。



補機装備編
出力機関、制御系といった、基本的性能の底上げとは別に、前線に補給される付加装備品の装着や、
町工場レベルの工作でも、機体性能を向上させることができる。

足回りのサスペンションを、高性能なものに交換し、適切なセッティングを施すだけでも、機動性安定性の劇的な改善が見込めるのである。
合わせて、補助滑走装置や、ブースターを付加し、最高速や加速性能を更に上乗することも可能であるが、
この際、制御系の強化と、充分なパイロットスキルは、必須といえる。

一時的に出力を上昇させたり、高負荷時の性能低下を解消する「MC強制冷却装置」や、「PR液加圧装置(ブースター)」、
PR液の循環総量を、増やし、稼動効率、稼働時間を向上させる「PRSPパック」、
統合制御補助と、火器官制を行う「戦術コンピューター」も、分類的には、この補機装備に該当する。

さらに、局部的に「補助MC」を追加したり、「PR液バイパス」(おなじMCにPR液を数回循環させ部分的な出力向上を図る)といった、
コアなチューニングが、特殊任務機や、近接戦闘に特化したバトリングATに施されることもある。
その他、グライディングホイール用のコアレスモーターの交換、コイルの巻き替え等、水際におけるチューニング手段は枚挙に暇が無い。

当然、機体よって、その加工ノウハウや、リリースされているパーツの量に、開きが有り、
M09型や、H14といった稼動数の多い機体は、共にアドバンテージがあるため、基本性能だけでなく、
チューニング巾の大きさで、これらの機体を好むパイロットも多い。

ATH-14のお話・・・・・

2008-11-08 10:44:17 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
昨夜は、お船の展示会の為、模型部のおじさんのとに、ノーチラス号とか預けにいったのです。
そのおじさんは、模型部員の家を回って、作品を日産キューブに満載し、会場に向かうという、大変な役回りをされるのです。
ありがとう!ありがとう!!!
その中には、部費で買って、よってたかって拵えた、バンダイのでっかいヤマトも混ざっており、輸送は極めて大変なのです。

朝6:30から始まる輸送作戦・・・・・・

<<途中で、輸送車がテロリストに襲撃されたらどうしよう!!!>>


輸送中に、前方の事故で停車、覆面の男たちがキューブを囲み

「おい!積荷をよこせっ!!!」

「むむ!これは、みんなの大事な作品だ!渡せないぞ!!!」

「じゃあ、死ね!!!!」


バキューーーーーーン!!!!!

「くそう・・・・みんな・・・すまん・・・・・」<BGM 太陽にほえろ 殉職のテーマ

   

     <<あぁっ どうしよう!!!!!!!!!!!!>>


まぁ、ネタはともかく、模型お休みの折、また読み物でお茶濁すのです、今日は、ATH-14のお話

くどいですが、本編とか、断片的に出されてる設定とかを、咀嚼しながら、
嘘で固めてフィクションした俺設定なので、かるーくお楽しみくださし

-------------------------------------------------
ATH14
「“巨大な歩兵”からの脱却」

ギルガメス軍において、いや両軍通じて、もっとも配備数が多いATは、ATM09型 通称“スコープドッグ”である。

両軍における同機の評価は、「汎用性に優れた、バランスの良い傑作機である」というものと、
戦局激化の折、ATという兵器の有用性が認められつつあるなか、必要とする要素を
“極めて最低限にバランスさせる”ことに成功した機体が、その生産性も含め、
需要の波に乗った結果、爆発的に蔓延しただけである、という二つに分かれる。

ただ、“AT技術の優れたフォーマット”としての同機は、その運用の模索も含め、
両軍の兵器認識を改革したことに異存は無いだろう。

09型は、一億にも及ぶといわれる配備数で予測されるとおり、
デビュー時より絶え間ない改良が繰り返されているが、皮肉にも、その機体思想を変えるには及ばず、
“矮小でパイロットスーツ無しでは気密もままならない最低限のコックピット”
“通常射撃距離において、AT携行火器が容易に貫通する薄い装甲板”
“それらを含む機体重量を稼動させる動力を内蔵するのに、最低限の補機類搭載スペース”といった、
ある種致命的ともいえる欠点が、確信犯のごとく、放置されたままであった。

この「“マンニミマム、マシンミニマム”といったコンセプトをもって、
AT戦におけるギルガメス優位の状況を作り出した」という現実が、
その傾向を、現在に至るも継続させていると、推察せざるを得ない。

標準装備では「巨大な歩兵」以上の運用が困難な09型は、現場からの更なる要求に応える為、
徐々にその姿を変えることを余儀なくされる。

寒冷地、亜熱帯地域といった局地任務機への改造、突撃作戦、拠点防衛にむけた重装甲化、あるいは、高機動化。

各々最低限と言われた、機体スペックは、必要な部分を、重点的に補うことで、
“巨大な歩兵”が、“軽戦車”となり、“水陸両用車”になることを可能とした。

ただし、それら全ては、抜本的な改装に過ぎず、更に高度なフォーマットとなる強力な機体が待たれることになる。

そんな中、ウットヘルト社が開発した新型が、ATH14として軍内の試験を通過し、制式採用されたのである。

ATが兵器として本格的に運用されていた当時、09型に乗るパイロットから待たれる要望は、
H14開発開始の段階で、すでに具体的なものとなっており、それらに対応する事が急務とされた。


1 パイロットの体系を選ばない、余裕のあるコックピットスペースと戦闘環境を持つ事
2 それを内包するボディシェルは、09型以上の耐弾性をもち、充分な気密を実現すること
3 接近戦用の固定武装を標準装備すること
4 09型に困難とされる、重稼動に耐える出力を得る事
5 以上を実現しつつ、09型並の機動性を有する事
                              ETC 


これらの条件を満たす為、新型は、09型の特徴とも言える”限りなく人型を模したシルエット“と決別し異形の形状がとられた。

コックピットは、ワンモーションのスラント形状とし、重装甲化を容易にすると同時に、兆弾効果を得やすいものとし、
ハッチの開口ラインを、側面に移動させ“クラムシェル形式”とする事で、十二分な強度と、良好な整備性、昇降性を得たのである。

このボディシェルは、内部に充分な空間を持ち、大柄なパイロットの搭乗を許容するだけでなく、
被弾変形の際にも生存率を格段に上げる事が出来たのである。

09型でいう「狭苦しい鉄の棺おけ」は、一転し、「軽車両並みの居住環境」を持つ事となった。

動力関係の配置も合理化され、09型でウィークポイントともなっていた腹部のコンプレッサーが、被弾率の低い背面に移動され、
空いたスペースを生かして、固定式の11mm機関銃2門を、搭載することが出来た。
この機銃ユニットは、極端に前後長が短い特殊な機関部が与えられた新設計であり、
スペース効率の厳しいATに搭載する固定武装として非常に優れた逸品であるが、装弾数や作動に聊かの問題を残している。

メインカメラユニットは、“三眼複受像式”のものが、別体式の頭部に収められ、
“最悪のケース”においても、パイロットの防弾に貢献することが出来る配置とした。
しかし、側方及び後方に大きな死角を持つものであり、ハッチ側面に、防弾硝子付の開閉窓を設ける事で対処してはいるものの、
局部的な防弾性能の緩さと、視界の問題は、H14のアキレス腱となっている。
<優れた狙撃兵は、大口径ライフルで待機状態のH14のパイロットを、窓越しに狙撃する事ができたといわれている。

これに組み合わされる四肢は、曲面を多用して兆弾効果を見込んだ形状となっており、
強力なMCを内蔵して、大型化による重量増加に対応している。

H14は、開発初期において、高出力化による稼動時間の短さが、問題視されたが、
後頭部に、大型のPR液リザーブタンクを背負わせることで、解決に至った。
このタンクは、視覚的に、ウィークポイントと目されるが、その断面形状と装甲厚で、
ボディパネル以上の耐弾性を有する大変頑丈な物である。
<機体が爆壊しても、このタンクが原型をとどめているケースさえある。

パワフルで打たれ強い上、パイロットの生存率も段違いの新型は、兵士たちに諸手をあげて歓迎され、
すさまじい勢いで、配備が進んだのである。

「スタンディングトータス(陸ガメ)」のペットネームが付けられたH14は、
余裕のある設計で、09型で対応が困難とされた、超局地仕様への改装も比較的容易であったし、
重装甲を生かした“ATによる密集突撃”と言う、新しい戦術さえ可能とした。

この機体の登場をもって、ATは“二足車両”から“二足戦車”に、シフトしたといっても過言ではない。

ただし09型に足りなかった部分を大いに補い、戦闘兵器としての完成度を上げたH14にも、問題点は山積している。

まず、09型の二倍にも届くと言われる、機体コストの問題。
更に、いくらパワーで補おうとも、末節重量の大きさは、遺憾ともしがたいうえ、
大きなボディシェルに、高所配置のPR液タンクと、かなりトップヘビーな重量バランスであり、
機体重量から想像されるより自立安定性に欠けること。
先述の、カメラ形状による、視界の問題等等

皮肉な事に、H14のウィークポイントは、ほぼ全てが、09型におけるセールスポイントであり、
両機は、ケースバイケースに共存する事になる。
それぞれに搭乗するパイロットの思考も両極端であり、
14型を求めるパイロットと、09型を愛用するパイロットでは、戦術理論からして、水と油ほどの開きが有る。

では「H14は、打たれ強いだけで、高機動戦闘に向かない 鈍い機体なのか?」

機体重量が大きくトップヘビーである事は、高機動時におけるバランスの悪さを示すことになるが、
パイロットスキル如何では、重い上体を使ったダイナミックな加重移動と、姿勢変化を利用して、
09型に勝るとも劣らない旋回性能を実現する事が可能である。

「09型でなら、もっと突き詰めた運動が出来る」と言う向きもあるかもしれないが、
パイロットが操縦技術をもって、重ATが持つ運動能力のネガを極限まで抑える事を可能とすることが出来るのに対して、
09型が内包する構造上の限界は、乗り手によって解消することが不可能な事項がほとんどなのである。
14型以降に制式となった機体が、ほとんどがH級であるという現実は、このクラスの存在意義を、強力に後押しするものと言える。

09型に続く配備数を誇る14型も、常に、改良が加えられている。
ポスト09を目指し開発した、メーカーの思惑とは違い、軍は当初H14を後方支援機として採用したため、
初期型では、接近専用のアームパンチ機構や、グライディングホイルが省略されている。
しかし、実際は、最前線の突撃任務に用いられる事も多く、程なくグライディングホイルが追加されることになる。
更に、11mm機銃を持つ頑丈な機体が、近接戦闘においても非常に有効である事が判明するに至り、アームパンチ機構も追加搭載された。

その後も、改良はくりかえされ、大戦末期には、大幅な仕様変更を受けた機体が導入されている。

H14は、その製造コストの関係から、生産数に対して軍への制式導入数が常に下回る事が多く
(この期に及んでも人命軽視の傾向であり、09型の配備効率を優先しているといった上層部の思想によるところも大きい)
大量の余剰機が、ブラックマーケットに、流出したのである。<民生用に、再改装された機体も存在する
結果、反政府組織や、私設軍隊の多くがH14を装備し、機体のイメージを大きく貶めているという現実は、真に遺憾と言える。

即興物語・・・・・

2008-11-07 11:10:06 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
あーーー月曜から始めて、もう金曜になってしまいましたっ!!!!!

 <<もうこの辺で、”ゴング”にしてもいいよね!>>>

まぁ、色塗りは、普通に未だなんですが、工作君はこんな風で!
あとは、なんもかんも終わってから、マラソンランナー完走インタビューみたいな、
余裕のある有る状態で、付けんでええもんとか付けましょう!といった感じの流れに決定。

加工最終夜の内容は??
マシンガンじゃ、定番過ぎて面白くないし、X先生発言にある
「ボトムスゲームとかだと、ソリッドシューターの方が強い」は、本当なので、その意見採用!
MOクラフトのツヴァクのオマケにはいってたハンディーソリッドシューターが余ってたので、
グリップ部分ごととっかえて、持たしてみる。
これって、軽くて取り回し良さそうなので、バトリング向きに違いない!決定!
弾切れしそうなら、予備に、ソウドオフした、GAT22でも、しょわしといても良いしね。

そんで、左脇に、ガトリングガンつけた手前、かたっぽだけってのも寂しいので、
右脇にも、3連のロケットランチャー(SAMランチャーだっけ?)も付けてみる。

あと、右肩にチャージング用のスパイク付けて、
左肩には、増加装甲を取り付けるステー(あえて、装甲は付けない!どんどん青騎士化するから!w)足しときました。

バックパックに寂しい面が有ったので、廃熱口を足しときました
<AGのスケールだと、この作業が楽なのですわ。

だいぶん立派になったので、サフでグレーにして、記念写真。

週末はお船模型の展示会なのだけど、また隙見て色付けしてみます。

あーーそーだーーー色なぁーーーー
何色にしようかなぁ、ショーだから、派手なのもよいしなぁー

「クエント人がパイロットになるのか??」ってあたりが、鍵になると思ってます。

星がなくなっちゃって、行くとこなくなったクエントマンが、そのままバトリングとかだと、
じみーで、愛想無い・・っていうか、この路線の機体改造はしないよな。
<ロッコルみたいに、シンプルで地金のシルバーみたいな・・・・
普通に、普通に譲渡路線だと、ブルーナイトにしかならないしなぁー

うーーーーーーーーーん

整備士のおかぁはんと、クエント傭兵のおとうちゃんの間に生まれた子とかが乗るとかどうだ!

「ベース機が新型なのには、どういう言い訳をするんだ!」

うーむ、大抵そのパターンだと、お父さんのクエントマンは、諸多の事情でお亡くなりになって、はや休戦。
バトリングATの整備やって母子家庭を支える、おかあはんのとこに、とおちゃんのお友達のクエントマンが、やってくるのだ。

このクエントマン、新型乗って傭兵してたはいいけど、傭兵契約がきれる直前に、闇雲に強い奴に、うっかり撃墜されちゃうと・・・
契約切れちゃったので、更新しようにも、星は爆発して無いし、とうぜん帰るとこも無い。
壊れたベルゼルガと一緒に放逐されたクエントマンは、仕方ないのでバトリングでも始めようとおもうんだけど
AT壊れてるし、ツテも無いし、風の便りに友人を訪ねてきたってわけだな~

友人の消息を追って、破損したベルゼルガの修理と改修を頼みにきた・・・みたいな??

ベルゼルガ慣れしてる、かあちゃんは、当然快諾して、機体改修するんだな。
マッチメークも出来て、試合も決まって万々歳!

が、しかし、そこはドラマだ!
珍しいベルゼルガに眼を付けた、悪者マッチメーカーのずるがしこい作戦で、このクエントマンは、試合前に暗殺されちゃうのだ!!!!

ががーーーーーん!

ほんで、当面のお約束で、急遽その子が出動!
パパ譲りの、身体能力とか、操縦センスとか、ママ譲りの機体知識とかで、辛勝を重ねながら強くなるとかどうだ!

<<10行程で、適当な物語が出来てしまった!!!!ついでに、その子は女の子とかだと適当にミーハーで良いな!!>>

  うん・・・・そんな色に塗ろう・・・・・<結局どんな色だ・・・・・・・

謎の”XP”

2008-11-06 09:47:11 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
お掃除ロボってしってるか!!!!???(ブラマヨの漫才風に読んでください)

「マルチか???」

あ、欲しいけど、2008年じゃ、人間の形のやつは、あんましかわゆくない「ホンダのアレ」が限界やんかー

「あぁ、ほんだら、大分前にでた”ルンバ”ね?」

あぁー センサーとプログラムで勝手にうろうろ掃除機するやつな!
でも、あれ高いやんかぁ、高いお金だして、ぱっとせぇへんかったら、ムカッとして壊しそうやし、
壊れたロボがゴミになったら、俺が「反お掃除ロボ」みたいで嫌やんかぁ

「でも、あれ、けっこうええらしいで?おまえんとこ部屋汚いから試しに買おたらええやん
パチモンで、半額のやつとかでも充分とか聞くし」

けど、そんな博打みたいなもんに4万円ほど出すほど、俺チャレンジャーちゃうで!
4万とか俺の自給で割り算したら何回掃除できんねん!

「ほんなんいうんやったら、お掃除ロボとか要らんやろ!お前がロボなったらええねん!
”ウィーーーーン オソウジシマス”とかいうて、掃除機しとけや!!!」

あほ!それが邪魔臭いからロボやんけ!もうちょっと人の話しっかり聞けや!

「ほんだら、結婚でもして、嫁はんに掃除してもらえや!掃除も飯もやってくれるやんけ!!!」

なにを言うてんねん!お前未来予測管理能力ゼロやな!!!!

「俺 何で怒られれてるねん・・・」

万が一結婚でもして、お小遣いが一日500円になってみぃ!
掛け算したら一月15000円や!
飯も、玩具も買わんと、お掃除ロボ買うのに二ヶ月で足らんねんぞ!!!!

「結婚したら お掃除ロボいらんやんけ・・・」

おまえ、そうやって、嫁はんをロボ扱いするから、家が、モメルんや!!
嫁はんは飯で、俺が掃除!たぶんゴミ出しも俺や!ほんだらやっぱり、ロボ要るやんけ!!!!

「そんなんやったら最初からロボ買うとけや!!!!!」

そんなん言うて、何でもかんでも贅沢するから”TK”みたいなことになるんじゃ!あれ見てちょっとは反省せぇや!!

「せやから、なんで俺、怒られてるねん・・・」

ちょっとまて、これ安いぞ・・・・「ロボモップXP」
5000円せぇへん・・・・
なにがXPなんかサッパリわからんけど、ロボで5000円は、安いやろ!

http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/04/07/2148.html

-----------------------------------------------------------------------
とまぁ、長い前振りを楽しんで頂いたあと、本題の「ロボモップXP」のお話。
コレは、想像どうり、センサーもAIも入ってません・・・・
中に入ってるボールが、プログラムどうりにゴロンゴロンランダムにころがって、
下にお掃除シートをはりつけた、帽子みたいなもんを、引きずって、ゴミを取るという、適当な品物です。
なんか、ドクター中松とか、エメットブラウンみたいな、香りのするロボですが、
じつはこれ、凡その想像以上に働くのです。

とくに、知らぬ間に抜け毛と、プラカスと、サフェーサーの粉塵がうっすら積もる、
めんどくさがりやさんのモデラーさんのお部屋にもってこい!
放し飼いにして転がしとくだけで、けっこうゴミと埃をあつめてくれます。

ただし、床に買った玩具が散乱してるとアウトなんです・・・が
転がるロボみてると、邪魔にならないように、「つい片付けてしまう」とこが、
「人もロボにする素敵効果」でしょうか

5000円分くらいは活躍するので、おすすめします。
でも、絨毯と、畳は無理なんだよな・・・・・フローリング限定・・・・

でも、フローリングの部屋で模型してる人、ファッティー買う金で、お掃除ロボとかどうでしょうか???

@@昨日の「反お掃除ロボ」作業
脛に装甲をつけようと頑張るのですが・・・・けっこう難題・・・
いろいろ試して、こんだけ形にするのに、2時間かかってしまったのです・・・
でも、スワンピークラッグのヒンジを利用してるので、不要時とか降着時は、
パーツを捻らずに取り外せます。
09TCと、戦ってる風に写真とってみる。

ってか・・
   <<<ベルゼルガでかいな!!!!!!!!>>>

本体はおよそこんなもんとして、次は武装を、いろいろ考えて見ますよーーーー

流しのバトリング興行

2008-11-05 10:11:23 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
シツコク、ベルゼルガに部品つけていきます。
昨夜の段階で、ギミックだけだったブースターユニットを、ソレっぽくしてみたり右肩にセンサーつけたりします。

あとは、ロールバーちうかガードバーちうか、そういったもんを、
自由自在のカラーワイヤー(メッキアルミ線)で、くっつけていきます。

「これが付くとバトリング機って感じがするのだ!!!!」

他にも、ちくちく加工してると、大分重厚な感じになってきました。

あとは、また、アイデアを絞るターンなんですが・・・・・

前から見たときに足回りが寂しい<上半身が立派で、逆三角形のマッチョにはみえるのだけど。

やっぱし青騎士がチラツクんですが、脛に装甲板的なもんを考えようとおもいます。
出来ることなら、降着させたいので、脱着式か可動式が上手いんじゃないかと・・・

なんか、俺イメージを膨らませながら、遊んでると、バトリングの流し興行するのに、
ATのせるトラックとか欲しくなってきます。
ちゃんとしたチームは、ナイト財団のトレーラーみたいのに整備機材一式積んで、サーカスする感じかなぁ。

でも、そんな金満充実サポートチームは、大抵悪役なので、
清貧気味に、ポーナムの民生トラックの改造車みたいのに、載せてみたい感じですわ。

1/48のトラックとか、探しにゆこうかなぁ・・・・・・・・

まぁ、リアルに言うなら、AT二台と、予備パーツ、整備工具その他で、ビッグウイングクラスのトレーラーが必要になると思います。
<乗員4名ってのも、妥当な線ですな!

トレーラーも、一台あるから、ソレっぽく加工してみても面白いかもしれません。

  <<とりあえず、機体が先だけどな!!!!!!>>