深度計予備回路

どこまで行けるか模型生活!
粘土でキャラドールの首をつくろう!
箱模型もつくろう!

今年も プラモが作りたくなるブログを・・・

2013-01-19 12:45:54 | ガンダム


で、フルバーニアン ガンダム、ウエザリングまで、完了 一件落着。

以前にこしらえた、ガンダムと同じくらい、痛めたので、ハイパーバズーカーだけボロイといった感じにはなっていないとおもいます
<別にそれでもいいんですけどね

とにもかくにも、なんとなく好きになれなかった、フルアーマーガンダムに、決着をつける事ができました。

これでいいのだ

ひょっとしてサンダーボルト効果にほだされて、MGフルアーマーガンダムに手を出す人も入るかもしれないので、ざっとだけ、キットの感想を

芯になるガンダムVer2は、説明する事もない、名キット、コアファイターの翼ヒンジに、手を加えないとしっかり遊べないのと、
短い股間軸が、めげて抜けやすいという、弱点を除けば、心配なし!
<パッケージだと、お顔が、格好良く映ってないんですけど、あごを引くと、普通にカッコウイイので、これも心配なし!

で、FAたるゆえんの装甲パーツ

装着プロセスやら、着せたときのシルエットは、非常に秀免に処理されてて、素晴らしい設計だとおもいます。
可動範囲のほうは、元のガンダムが、よく動く分、若干スポイルされますが、まぁ、それでも、これ以前に発売されている立体物とくらべれば、雲泥ですし、
「こんなに動くFAガンダム」ってだけでも、サプライズかと・・・・

ただし、件の、ゲルシートのほうですが・・・・

「やっぱし弱かったです」

ただまぁ、胸の正面装甲なんかは、ソコソコに固定されるので、接着力自体は、実用レベルなんだとおもうのですが、
細かいパーツなんかは、ちびっとしか、使用しない指定になっているのと、シート厚み分の逃げをとっているクリアランスのせいか、
「圧着しきれない」せいもあって、やっぱし取れちゃいますね。

あたしは、「まぁ脱がさない」んで、両面テープで、固定しちゃいました。

仮に、ゲルだけにしてても、固定部分とかの塗装が、テカってまうので、装着未装着の両立にあまり意味は無いのかもしれません・・
<このあたり装甲も一緒に設計されてるNT1の方が、よく出来てるんだよねぇ・・・

あと、レビューで言う「残念な所」で、はげしく同意できるのは、RX78の装備品が、一切同梱されない事ですね。

シールドなんか、何枚あっても、嬉しいものだし、ライフルやら、バズーカも、ジムに転用できるわけで、
FAガンダム単品としても、「フルアーマー且つフル装備」の絵面を実現するためにも、このあたり、ささやかにオマケして欲かったところではあります。
<ランナー割の都合で、半端にシールドやら、バズーカのパーツがついてるんで、よけいそううおもうんですよね。

まぁ、シールドの星モールドなんかは、大事にとっとくと、ジムのシールドをグレードアップできちゃいます。

いづれにしても、これで実売3500円は、納得プライスですし、
最近のガンダ模の出来に、ケチつけれる世代じゃないので、良いキットだという総評は、動かせない部分ではあります。

「なにより長くあそべますしね!!!!!!!!!!!!!」

さて、次のキットを仕入れてこないと!!!











@おまけの話
2013年になって、暫く経ちますが、ここで、あらためて、深度計予備回路の意味とか、正しい利用法とかを・・・・

もともと、人形首サイトだった頃の、サイト名は「唯緒の深度計」でございまして、

その当時の模型誌で、感銘を受けた、ジェニーの一部商品にしかなかった、可動素体に、ミサトさんの首をのっけた作例を、トレスした、
自作人形を、作り続けて貼るのを専門としていました。
<男女混在の人形ジャンルを扱う手前、ハンドルも、当て字で、性別不明感を狙ったもんとしとりまして、今をもって、そのまんまつかっとります。

その当時、キャラドールというものは、まだまだ黎明期でありまして、ドール派の人は、守備範囲の限界をそのまま、
植毛されたドールヘッドで、そのキャラクターを表現するのが、正義であり、フィギュアの人は、上から下まで、造形されたもの以外は、まがい物といった風潮・・・・・

今では、あたりまえに、受け売れられている、可動素体に造形物の頭部を与えた物体は、あまりにあまりに、ニッチなジャンルだったのです。
「だが これがいい! これを解ってくれる人が、日本の・・いや 世界のどこかに居るはずだ」と、勢い込んで、ホームページを拵えたのです。

それとどうじに、「サイトを通じて知り合う趣味人の”深さ”を、計り、自分に近い深度で泳いでいる人物を捜索する」という、ミッションも内包しており、
サイト名に「深度計」を、付けたのでした。

で、時はすぎ、造形物の頭部を与えられた着せ替え人形は、あたりまえの市民権を得、「動かせるフィギュア」なんかも、あたりまえ・・・

あたし自身、ホームページほっちらけで、「気ままにつくるプラモブログ ”深度計予備回路”」がメインになって、早数年・・・・
歳も食いましたし、世間もいろいろ変わりましたが、一個だけ、変わっていないことがあります。

それは、「自分が好きな物を、喜んでくれる人を探すこと」

精度も、テクニックも、どうということもなく、その上、研究心も向上心もない人なのは、ご存知のとおりかとおもいますが、
限られた、手駒のなかで、自分が見たいもの好きなものを、落書き帳に、描きなぐるような、感覚で、形にするのを一番の楽しみとしてしております。
<絵は描けないしね・・・・

アフターガンダムの、模型誌に夢中になっていた当時、
ページをめくりつつ、「これは いいな!!これっぽいもん(そのものじゃなく)を俺もつくりたい!」と、出来もしないのに、プラモバラバラにしてゴミばっかしつくってました。

模型誌の作例は、近くて遠い、「インスピレーションの宝庫」として、とても魅力的でした。

そして、「出来ることなら、自分も、”あーいった何か”を、発信したい」と、いうのが、ささやかな夢だったのでございます。

そんな今日、模型部展示会の、アンケートで、拙作を上げていただき、「~~~が、面白いと思った”じぶんもこういった感じのを作ろうと思う”」
「こういうのは面白そうだし、”作れそうだからやってみたい”」って、いうお答えを何通か頂き、とてもとてもうれしかったのです。
他にもお褒めの言葉を頂きましたが、子供の頃に当時の模型誌から受けた、刺激の何十分の一かを、発信できたのが、なによりうれしかった・・・・


そんな 今に、感謝をこめて、2013年、深度計予備回路の、キャッチコピーと、抱負を改めて・・・・・・・・・・・

「何度かに一度くらいは、ココロに何かをお持ち帰りしていただいて”プラモが作りたくなる”ようなブログ」を、目標にがんばります・・・こんな感じで。