数学の文章問題は、
言葉の解釈 から始まります。
整数、自然数、素数、無理数 などの数学独特の用語、
半分とか 以上とか 満たないとか 2割引とかの数字を表す表現
国語で習う文章のように きれいな日本語になっていないものが
多数あります!
まさに読み解かなくてはならない暗号文のようです。
では、この暗号文は 読み解けるでしょうか?
================================
ある2桁の素数Xを40で割ったときのあまりを r とする。
このとき r を11で割るとあまりが5になる。
ある素数X を 求めましょう。
=================================
まず、素数って何でしょう?
数学の定理では、
素数(そすう、英: prime number)とは、1 と自分自身以外に正の約数を持たない、1 でない自然数(正の整数)のことである。正の約数の個数が 2 の自然数と言うこともできる。
となっています。
ここをしっかり押さえておかないと、
この問題は読み解けません。
それと、いくつかの可能性があれば、条件に合わないものから
消去していく方法もあります。
まさに、探偵ですね。
素数と言えば、世界には「素数ゼミ」という セミがいるそうで
13年とか17年周期で地上に現れるセミだとか。
不思議ですね~