名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

座標(ざひょう)って、何? の巻き~

2013-07-08 12:05:06 | 中学2年

関数を習う頃、座標と言う コトバが出てきます。

座標って何?

一般的には、

座標(ざひょう、coordinate)とは、の位置を明確にするために与えられる

の組のことである。

 

などと書かれてありますが、

さて、コーディネイトって言いますと ファッションの世界でよく使われる用語

だと思っていましたが、数学の世界でもひんぱんに出てくるのです。

コーディネイト(座標、合わせる)とは?数学では何を合わせるのでしょうね?

2種類の未知数の関係、と言いますと 関数です。

たとえば 未知数X と、未知数Y の 関係を表す式は

Y=3X  などの 一次関数 というものもあります。

この場合は、Xが1のとき Yは 3 になり、Xが2のとき Yは6になります。

X=1、 Y=3  の関係

X= 2、 Y=6  の関係 などを

計算ではなく目で見えるように表すために

平面の中の 点 で 表したものが  座標です。

 

少し前に数直線を習った人には分かりやすいかもしれませんが

水平に X の数値を表した数直線を書き

垂直に Y の数値を表した数直線を書いたものが

座標を表すための土台になります。

その場合、0(ゼロ)の位置をそろえて、原点という名前を付けます。

原点0 から見て、Xのプラス方向に 1、Yのプラス方向に3はなれた場所の点が

(1,3)と表す座標です。これは、X=1,Y=3 の関係を 表しています。

 

あ~もうそんなことは分かっているよ~と言う方へ

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次の4点の座標 A、B、C、D をむすんでできる四角形の面積はいくらか?

A(1,3)

B(-2,2)

C(-1,-2)

D(2,-1)

数字の1あたり1cmとします。

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まず、この座標の図を描いてから 考えましょうね~