名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

どう考える? 図形の計算~ 線の数・・・

2013-08-31 13:52:40 | 中学3年

図形を見て、規則性を考えて式を作り

計算して答えを見つける。

文章で書きますと、いかにもカンタンな作業に思えますが

どうして どうして  一筋縄ではいかないものです。

 

 

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1つの円周上に、等間隔に並んだ点が

N個あります。

このN個の点を結ぶ線を書いたとき、その線の数は276本になりました。

点の数は いくらだったのでしょうか?

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文章だけで、図が描かれていません。

円周上に等間隔に並んだ点で作られる図形は 正多角形です。

たとえば、点の数が6の 正6角形の場合は、

 

このようになりますね。

さて、これは円周上の点と点を結ぶ線の数が15本あります。

276本だと、とりあえずいろんな多角形を描いて線を引いてみて・・・

という作業では、日が暮れてしまいそうです。

線の数と、点の数の関係を式にすることが早道のようです。

 

 

 


小学校から ~ 高校まで 出てくる出てくる 三角定規!

2013-08-30 11:05:46 | 小学5~6年

暑さは 一段落したようですが

雨は、今日も降っているようです。

個人的に知り合いもいる北九州は、きつい雨の中のようで、気がかりです。

 

さて、三角定規の問題、

問題には書かれていない、でも決まっている角度を

問題の図に赤色で書いてみます。

そして、計算して分かる角度は緑色で書きますと

こうなりますね~

 

これで もうお分かりかと思います。

求める角度は、57° です。

 

小学校では、三角定規の角度を覚えます。

その時、どうして30°なのか?どうして60°なのか?

どうして45°なのか?・・・ということを、

しっかり納得しておかないと、中学に入ってから習う辺の長さの比が

分からなくなってしまいます。

もしも、この辺の長さの比が分からない納得できないままだと

高校に入ってから習う 三角関数の基本が分からなくなります。

角度、図形、長さの比、面積、など多くの要素の基本が

三角定規には含まれています。

1月29日の過去記事も、ご参照ください。

http://blog.goo.ne.jp/ohimatubusi/d/20130129

 

 


三角定規の角度の問題! 暗算でできるかな?

2013-08-29 13:05:55 | 小学5~6年

暗黙の了解~(あんもくのりょうかい)

というコトバがあります。

いちいち言わなくても分かるよね~

というような意味ですが、算数にもあるんですね。

 

1組の三角定規は、正方形の半分の直角2等辺三角形  と 正三角形の半分の 直角三角形があり、目盛りのついた辺の長さは同じように作られています。

 

この、三角定規を使った問題は数多くありますが、

今回は小学5年生向けの問題。

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1組の三角定規を使って図のように並べますと

点DQBで できる角度が 48°になりました。

このとき、点FPCで できる角度(A°)は 何度になるでしょう?

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小学6年以上の方は、もうカンタンな問題だと思いますので

ここはぜひ暗算で計算してみてください。

 

 

 

 


経験が ものを言う! 数学力の向上~

2013-08-28 11:34:47 | 中学3年

前回の 平方根の問題は、お分かりになったでしょうか?

 

平方根が 入っているから 両辺を2乗すればいいんじゃないの?

という考え方もあるでしょうが、

もっとシンプルに

次のように考えたらどうでしょうか?

 

こういう問題は、一度経験しておくことが大事!

このように聞かれたら どのように答えるのか?というパターンとして

知っておく(経験しておく)と、短時間で解けるようになります。

最初はわからなくても大丈夫!むしろ、それが普通。

解き方のカラクリを、理解しましょう~


可能性を考える 平方根の 問題

2013-08-27 12:29:47 | 中学3年

人間 生きていく上で いろんな難問にぶつかります

どうすりゃいいのさ~  となったとき、

いくつかの方法を思いつく場合がありますが

どれも なかなか答えが出なくて  面倒くさい・・・

と、そんな時に

根本的に考え方を変えてみたら

す~と、うまくいくことがあります。

 

この根本的に考え方を変える  ということが、とても大事!

正しいと思っていた自分の中の常識をたたき壊し

今まで無視していたコトバに耳を傾ける

 

頭のいい人は、これができ、

頭の良すぎる人は、これができない~

 

さて問題です。短いですよ

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条件にあえば、答えは1つでない場合があります。