名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

文章問題に、速さと時間が出てきたら・・・

2013-10-31 11:23:10 | 中学1年

前回の問題は、またまた速さと時間の出てきた問題でした。

速さと時間が出てきたら、必ず考えてほしいことは

距離と 速さと 時間を 書き出してみることです。

家からA地点まで と A地点から学校までの 2つの場合

それぞれについて考えます。

そして、図に描きながら考えますと

この問題は、家からA地点までの距離を求める問題ですから

その距離をXmとします。

そしてここで大事なことは、未知数はX1つだけで

あとは X を使った式で表すということ!

中学2年になったら、未知数は2つ同時に扱いますが

ここではまだ1つです。

家からAまでと、Aから学校までにかかった時間を

それぞれ式で表すことができますので、

これを使ってXを使った方程式が作れます。

この、Xを使った方程式を作ることが Xの値を求めるための

手段になります!

かかった時間の合計は、

17分前に出かけて、2分前に着いたということから15分です。

分数の入った方程式は、ちょっと解くのがやっかいですが

落ち着いて解いてくださいね。

答えは、750m  です。

 


苦手な 方程式の文章問題!式の作り方は・・・

2013-10-30 10:34:51 | 中学1年

中学生になって、方程式というものが出てきます。

この方程式、解くのも大変なのに

文章問題は、その前に 方程式を自分で作るという

なんとも複雑怪奇な作業を要求されるわけです。

ここで、数学が嫌いになってしまう人が多いのでは???

今回は、初めて出会う方程式を作る文章問題より

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花子さんの家から学校までの道のりは 1200mである。

ある朝、花子さんは、学校の始業時刻の17分前に家を出て、

途中のA地点までは分速100mで走り、A地点から学校までは

分速60mで歩いたところ、始業時刻の2分前に学校に到着した。

花子さんの家からA地点までの道のりは何mか、求めなさい。

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さあ~て、図がありませんね。

自分で描け!っていうことでしょうね。

この、図の描き方次第で 方程式の作り方にも影響しますので

ここが かなめなのでしょうか。

 

速度、時間、距離  を  数字や文字、式などで書き出してみましょう~


まさかの展開とは?・・・・・

2013-10-28 15:41:59 | 一般

前回の問題は、説明がとてもむつかしいのですが

正三角形を12枚用意して、貼っていきますと

すぐに答えが出てきます

しかし、それでは説明にならんだろう!

と、おしかりを受けそうなので

正8面体と 正4面体が 合体したときの

展開図を 描いてみました。

色のついたところは、折らなくても立体は完成します。

できあがりが想像できるでしょうか?

そうです!7面体になります。

まだ、納得できない方もおられるでしょうね~

上の図をプリントして、はさみで切って折ってみてください。

 


これはビックリ! まさかの展開~

2013-10-26 13:25:51 | 一般

人間は、平面に書かれたものでも立体に見ることができるという

すぐれた能力があります。

これは、想像の力ですかね?

しかし、その想像の力がなかなか及ばない場合があり

次のような問題は、けっこう大変です。

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1辺の長さがすべて同じである

正8面体と、正4面体がある。

正8面体の1つの面と、正4面体の1つの面を

ぴったりと合わせてできる立体は

何面体に なるでしょうか?

 

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ちょっと めんどくさいかもしれませんが

正三角形を12枚用意して 作ってみると・・・・・


考え方だけで 計算が速くなる 方程式の計算

2013-10-25 13:21:28 | 小学5~6年

前回の問題、

式自体は さほどむつかしくはないと思うのですが

早く計算しろ!と言われると  あせります・・・・・(^^;)

 

たとえば、このように考えるとどうでしょうか?

 

そして、そして 次の問題

 

いかがでしょうか?

こんな考え方もあるんだ~と、思っていただけたら幸いです。