名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

連立方程式で 考える ハジキの問題!その2~

2013-07-04 12:15:43 | 中学2年

前回の問題の続きです~

 

問題には書いていなかった部分を、表に書き込みますと

と、このようになります。

書いていなかった部分(途中まで進んだ時間と途中から最後までの時間)は、

式で表せばいいんです。

そして、もうひとつ大事なことは

単位をそろえること!

時間 と 分 が 混じっていたら この場合は時間にそろえる!

で、1時間15分は  何時間?と言うときに便利なのが

分数を使うこと。

15分は  0.15時間ではありません!

60分の中の15分ですから、60分の15 時間(約分して4分の1時間)

絵で描きますと、

こりゃ、誰だって知ってる15分の位置!これなら4分の1だって分かるでしょう?

そして、もう一度上の表を見ますと、

距離を考えたときの、X  Y  の関係と

時間を考えたときの、X  Y  の関係が 式であらわせます。

あとは、これを解いて X を求めるわけです。

下の式は、両辺に12を掛けると

4X+3Y=15  となります。上の式を3倍しますと

3X+3Y=12   引き算をして                                                       _______

  X  =  3

答えは、3km

 

速度の問題が出たら、距離と時間を考えること!

そしてそれらを整理して、分からないものは式で書き出します。

そのときに大事なのが ハジキの法則!

掛けるのか、割るのかを はっきりさせることが大事。