囀りを聞かせてくれたノビタキ♂（完）

午後から出逢ったノビタキは、珍しく盛んに囀りを聞かせてくれたのだが、様子がおかしい？他ではもう巣立ちしているのも居れば、子育て中の番も居る。これまではこの時期ノビタキの囀りを聞く機会は殆ど無かったので、聞き惚れていたのだが、どうも彼女が見つからないので焦っているようだ。縄張りに近づくオスを蹴散らしていた。思えば苦労して渡って来たであろうに、可哀想ではあるが、近づく蝶に驚いて逃げるようでは、彼女が見つからないのも納得かな？などと地元のカメラマン（HP　とんちの写真館）Sさんと談笑しながらの撮影でしたが、キスゲの咲く頃には番になって、二世誕生となってもらいたいものです！


ノビタキ♂　歌声は最高でした！








同性には威勢がいいのだが・・






ノビタキ♀　遊歩道の直ぐ脇で、営巣してました。

ノビタキ♀


コヨシキリ　花絡みは初！

飛び物は、カッコウとノスリ

湿原から登ってくると、朝一で撮り逃したカッコウが飛んできて、雲バックでどうにかファインダーに入りました。ノビタキの♂複数に追いかけられている光景を目にした頃と比べると少なくなった感じですね！托卵を容易にさせてくれない環境なのかも、身を潜めている木立が無くなりましたからねー

カッコウ


カッコウ


カッコウ


ノスリ、強い風の中静止状態のホバでした。


ノスリ

ノビタキの巣立ち雛が・・・

湿原の遥か下の方で、ノビタキの威嚇の音が聞こえていたので探すと、モズが近くに居るようで、雛を守るためガンバッテいるようです！ゴロタ石の道を少し移動すると、やっとノビタキが撮影できる範囲まで来てくれました。草原ではオスの黒が目立ち、見つけ易いのですが、メスは容易ではありません、この時もやっと見つけ写してみると、巣立ちした雛たちでした！お父さんに見守られ時々餌を貰いながら、草原を飛び回っていました。たぶんお母さんノビタキは子育て疲れを癒す為、何処かでのんびり羽繕いでもしているのでしょう？昨年はそんな場面に出逢えたのですが、でも今年もまた新しい生命の誕生を見る事が出来ました。この環境が、毎年続きます様願って止みません！

霧が消えてやっとノビタキが・・


徐々に近づいて来たが、花が無い・・・ノビタキ♂


枯れ枝止まりだが、近くまで！


珍しく目が見えたので、トリミングしてみました。


車山バックに


メスかと思ったら、巣立ち雛でした！


もう立派な幼鳥の姿ですね！


石の上にも乗ってくれました！


兄妹でしょうか？お父さんが来てくれたら最高でしたが、残念！


一羽でも大きな石に負けてませんね！元気に大きくなれよー！！

湿原の木道にて

動きが制約されるこの場所では、アオジの他にウグイス・アカゲラ・ホオアカ・ノビタキなどが姿を見せてくれましたが、モズが居ついているようで、小鳥たちにとっては緊張した状態になっているようでした。ノビタキのUPは次に予定してますので、短時間の出会いの鳥でまとめました。

美声のわりに姿が今一のウグイス。


アカゲラ♂、低い木立を飛び廻ってました。


ホオアカ


突然湧きでた霧で山バックが曇り空に！


強い日差しの日中近くに飛んできたホオアカ

梅雨の晴れ間に

レンゲツツジが満開にならぬ内にと、この処、腰の具合が良くなった鳥友と高原に行ってきました。高原はすっかり様変わりして、以前いい思い出のある処はツツジが綺麗に伐採され、重い機材を背負って途中まで行って愕然となり、戻る羽目になりました。監視員の話では、レンゲツツジは本来無かった植物で、草原に戻そうという動きがあり、減らされていくという状況のようで、以前のようなツツジで真っ赤に染まる風景は見れなくなってしまいそうです。
伐採されていない湿原の所には、アオジが朝の囀りをしていました。

アオジ♀


アオジ♂


アオジ♂


アオジ♂


アオジ♂