小窓からの視界

-野鳥や動物との出会いを求めてー

久しぶりの峠は猛禽三昧

2011-08-31 | 
これまでは、山はいつも雲がかかって条件の悪い日が続いてましたが、先日久しぶりに遠くまで視界が広がり、気持ちいい一日でした。
山の上は、平地の暑さに比べると長袖シャツ一枚では、涼しすぎる風が吹いて、秋の気配でした。
カメラをセットして、直ぐに現れたサシバを皮切りに、ハチクマ・ノスリ・ハヤブサ・クマタカ・トビなどの猛禽類が姿を見せてくれました。


峠の切通しから突然現れた、サシバ若 もう渡りが始まっているのでしょうか?


一番高空を飛んだ、ハチクマ♂ 大きくトリミングしてます。


ノスリ、今年の若でしょうか?きれいな羽が揃っていました。


ハヤブサ、遠くに見えたときは、ツバメの大きさでしたが近づいてきてくれました。


最後に視界の隅を横切ったのは、クマタカでした。

義母とのお別れに行っておりました。

2011-08-27 | 
八年もの永い闘病生活をがんばってこられた、カミさんの母親が20日の夜、亡くなった知らせを受け田舎の方に行っていました。
最愛の夫を事故で喪い、女手一つで三人の子供を立派に育て、9人の孫、6人目の玄孫の誕生を待つばかりでしたが、あっという間に旅立たれてしまわれました。
これまでのご苦労を労い、お人柄に感謝し大勢の皆様が参列して下され、見送っていただきました。
初七日の法要の翌朝、墓参りに行くと、連日雲の中に隠れていた鳥海山が、朝日に輝く万年雪の逆さ鶴も鮮やかに、雄大な姿を現わしてくれました。
子供のころから何時も仰ぎ見ると、鳥海山が在りました。母のような山でした! 
きっと、永い間離れていた二人が、また出逢えてこの山の頂から、遺された私達を見守ってくれているようでした。
永い間ありがとうございました。安らかにお休みください!


峠で避暑

2011-08-18 | 
平地より気温が5・6度低いので出かけていたのですが、このところ毎度のように、土砂降りの雨に見舞われていました。
鳥も少なく、飛んでいるのはツバメとトビぐらいですが、珍しくコサメビタキの家族が顔を見せてくれました。
巣立ちして親子で移動中に立ち寄ってくれたようです。

コサメビタキの親鳥


幼鳥

幼鳥

兄弟でしょうか?上の子を追いかけて登ってました。


撮影地点から道路に降りてきたら、テンとバッタリ!草むらでもじもじしてます。逃げないでくれよと願いつつ、リックから500mmセットして
手持ちで数コマ写せました!夏毛の姿は初見でした。どうやら自分が降りてきた方に行きたかったようですが、カメラを構えているので、諦めて戻ってしまいました。
ごめんね!

巣立ちしたサメビタキの雛

2011-08-15 | 
翌日は、AM7:30頃到着しましたが、鳥の動きが全く無くシーンと静まり返っていました。雛の頭がちらちら見えますが、親鳥の来る気配がありません、時間の経過とともに、雛も動き出して巣の上に上がってきましたが、二羽しか見えません、やはり前日の活発な一羽が巣立ちして何処か移動してしまい置き去りにされてしまったのかと心配しましたが、取越し苦労でした。約一時間後親鳥がきました。朝の気温が低いうちは、虫の飛ぶのが少ないのでしょうか?朝食はユックリめでした。

二羽は見えるのですが、もう一羽は?


親を呼んでるのか、鳴いてます。


巣から出て来ました。


二羽とも巣立ちですね!


やっと親鳥が来ました。

サメビタキの営巣

2011-08-12 | 
サメビタキの行方を追いかけたら、カラマツ林の隣にあるモミの大木の小枝に止まっている、そこから苔の生えた塊がある枝に降りたら、黒く動くのが目に入った。
巣であることは確かなようですが、こちらからだと見えませんので、身の丈ほどもある笹藪をびしょ濡れでかき分けて入ると、雛が三羽いましたが、巣の形状が見えず残念でしたが、コサメビタキの巣とは違うようですね。
親が何度か給餌する様子を見ていると、一羽の成長が早いのか?枝先まで移動して羽ばたきを繰り返していました。巣立ちが近いように感じました。時刻が16時半を過ぎ、急に暗くなってきました。急いで帰り支度、車を500mほど走らせたところで、豪雨の始まり、明日の再訪を計り、切り上げたのが正解でした。下りの道は川の中を走っている状態でした。このところゲリラ豪雨が発生してますが、山も急変しますので、油断禁物ですね!

この場所は実際は暗く、空抜けのシルエットがきっかけでした。


雛の頭がかすかに見える。


かわいい姿が見えました。


親鳥は、餌の見当をつけてから飛び立つようですね、方向がいろいろです。


食欲旺盛です。