すっかり秋らしい季節になりました。
たりだったりで、一雨毎に秋は深まっていきそうです。
毎年、毎年繰り返される季節の行事のようですが、今年は大地震や原発人災事故があり、何やら重苦しい空気を感じます。
日々の食べ物も、今後は危険を承知で食さなければならないことになるでしょう。
若い人や子供の”食”には、十分注意を払っていかなければならない時代に入りました。
さて、前回の続きです。
(2)放射線は危険だと言えない学者達
『食品安全委員会の「放射性物質の食品健康影響評価に関するワーキンググループ」が2011年7月26日開催され、食品中に含まれる放射性物質の評価書案がまとまった。この中で低線量被ばくの評価について「放射線による影響が見いだされているのは、通常の一般生活において受ける放射線量を除いた生涯における累積線量として、おおよそ100mSv以上」と判断した。』んだそうです。
そこで、この内容についてもう少し詳しく検討しているブログ等がないかと探したところ、下記のブログを見つけました。
http://d.hatena.ne.jp/takehiko-i-hayashi/20110804/1312459869(「放射性物質の食品健康影響評価WGの評価書(案)を読んでみた(その1)」Take a Risk: 林岳彦の研究メモ)
http://d.hatena.ne.jp/takehiko-i-hayashi/20110816/1313485857(「放射性物質の食品健康影響評価WGの評価書案を読んでみた(その2・疑問編)Take a Risk: 林岳彦の研究メモ)」
林岳彦さんによると、どうも「生涯における累積線量として、おおよそ100mSv以上」と判断したのではなく、100mSv以下の場合の証拠がないとお茶を濁した報告のようです。
要は、政治的な逃げを用意した評価案だといってよさそうです。
面白いことに、私が以前に批判した”大規模疫学調査”もその判断資料として上げられでいます。
何の検証もなく、調査報告書を鵜呑みにしているのですから、全く意味のない評価案だといってよいでしょう。
今後、放射性物質を含んだ食べ物が大量に出回りますから、できるだけ放射能が人体に与える影響値を高く見積もっておきたいという意図がみえみえです。しかし、国際的に肯定された基準値も否定できないという観点から100mSvという数値を臭わせているだけのようです。
①低線量の放射線が危険なことは普通に考えてもわかる
原子力関係の団体は、政府や電力企業、関連団体から豊富な資金を得て、様々な研究をしています。
私が、以前のブログで書いた低線量放射線の危険性についても、そうした研究資料に基づいて伝えています。
よく検討すれば、低線量放射線が危険であることが”コッソリト”記述されていますし、”大規模疫学調査”なるものが巧妙に工作されていることが分かります。
ですが、素人考えでも、体内に取り込んだ放射性物質が常時放射線を放出し、それが何十年にわたってなされる場合、止まっている放射線物質のある細胞は死滅を繰り返しながら、やがては変質し、正常な細胞と異なる細胞になることは容易に察しがつきます。
昔、読んだガンの本で、ネズミにタールを塗り続けて、ついにガンを発生させたという気の長い話がのっていましたが、要は同じことで、例えば1個の放射性物質が2本の放射線を出しており(実写があります)、それが長年にわたって継続する場合、当然、その部分の細胞に何等か異変が生じること請け合いです。
ガンになるとは限りません! 細胞の中には様々な物質や生き物―例えば、ミトコンドリア―がありますから、それらに対する影響でほかの疾病を引き起こすこともあるでしょう。
少しでも論理的思考ができるのなら、低線量の放射線が危険であることは理解できるはずです。
②何故、学者は低線量の放射線の危険性を認めないのか
低線量の放射線の危険性を認めない学者や医者は結構いるようです。
彼らの主張は、”証拠がない”ということですが、証拠はあるのですが”ないことにしたい”という願望が彼らをめくらにし、嘘をつかせる要因となっているだけです。
何故、そうするのか?
答えは簡単です。
彼らの利益を”害”するからです。
原発などにより発生する放射性物質は非常に危険なものであるということになると、原発の稼働そのものに対する批判、規制が強められ、経済的利益が得られなくなり、その利益によって垂れ流された膨大な資金が研究者や医者にも回ってこなくなるからです。
”他人の命より自分の利益”ということです。
ただそれだけのことです。
彼らに正しい人の道を語っても、馬の耳に念仏でしょう。
そんなことは百も承知でしょうし、案外、人様に偉そうなことを述べているかも知れませんねw。
それが現実の社会に生じていることだということです。
ある意味、世の中の”権威”なるものがすべて崩壊したようです。
”先生”と呼ばれる人々がすべて嘘くさく-実際、嘘つきですが‐、市民に敵対している姿が浮き彫りにされました。
今後、どのように生きていくか、生き様のレベルで問われる時代に突入したということです。
あなたはどのように生きていきますか? 少し、考えてみても良いでしょう。 考えるのにお金はかかりません! ただ、少しだけ時間は必要です。
では、またお会いしましょう。
一刀斎は、原発の即時停止を支持します!
たりだったりで、一雨毎に秋は深まっていきそうです。
毎年、毎年繰り返される季節の行事のようですが、今年は大地震や原発人災事故があり、何やら重苦しい空気を感じます。
日々の食べ物も、今後は危険を承知で食さなければならないことになるでしょう。
若い人や子供の”食”には、十分注意を払っていかなければならない時代に入りました。
さて、前回の続きです。
(2)放射線は危険だと言えない学者達
『食品安全委員会の「放射性物質の食品健康影響評価に関するワーキンググループ」が2011年7月26日開催され、食品中に含まれる放射性物質の評価書案がまとまった。この中で低線量被ばくの評価について「放射線による影響が見いだされているのは、通常の一般生活において受ける放射線量を除いた生涯における累積線量として、おおよそ100mSv以上」と判断した。』んだそうです。
そこで、この内容についてもう少し詳しく検討しているブログ等がないかと探したところ、下記のブログを見つけました。
http://d.hatena.ne.jp/takehiko-i-hayashi/20110804/1312459869(「放射性物質の食品健康影響評価WGの評価書(案)を読んでみた(その1)」Take a Risk: 林岳彦の研究メモ)
http://d.hatena.ne.jp/takehiko-i-hayashi/20110816/1313485857(「放射性物質の食品健康影響評価WGの評価書案を読んでみた(その2・疑問編)Take a Risk: 林岳彦の研究メモ)」
林岳彦さんによると、どうも「生涯における累積線量として、おおよそ100mSv以上」と判断したのではなく、100mSv以下の場合の証拠がないとお茶を濁した報告のようです。
要は、政治的な逃げを用意した評価案だといってよさそうです。
面白いことに、私が以前に批判した”大規模疫学調査”もその判断資料として上げられでいます。
何の検証もなく、調査報告書を鵜呑みにしているのですから、全く意味のない評価案だといってよいでしょう。
今後、放射性物質を含んだ食べ物が大量に出回りますから、できるだけ放射能が人体に与える影響値を高く見積もっておきたいという意図がみえみえです。しかし、国際的に肯定された基準値も否定できないという観点から100mSvという数値を臭わせているだけのようです。
①低線量の放射線が危険なことは普通に考えてもわかる
原子力関係の団体は、政府や電力企業、関連団体から豊富な資金を得て、様々な研究をしています。
私が、以前のブログで書いた低線量放射線の危険性についても、そうした研究資料に基づいて伝えています。
よく検討すれば、低線量放射線が危険であることが”コッソリト”記述されていますし、”大規模疫学調査”なるものが巧妙に工作されていることが分かります。
ですが、素人考えでも、体内に取り込んだ放射性物質が常時放射線を放出し、それが何十年にわたってなされる場合、止まっている放射線物質のある細胞は死滅を繰り返しながら、やがては変質し、正常な細胞と異なる細胞になることは容易に察しがつきます。
昔、読んだガンの本で、ネズミにタールを塗り続けて、ついにガンを発生させたという気の長い話がのっていましたが、要は同じことで、例えば1個の放射性物質が2本の放射線を出しており(実写があります)、それが長年にわたって継続する場合、当然、その部分の細胞に何等か異変が生じること請け合いです。
ガンになるとは限りません! 細胞の中には様々な物質や生き物―例えば、ミトコンドリア―がありますから、それらに対する影響でほかの疾病を引き起こすこともあるでしょう。
少しでも論理的思考ができるのなら、低線量の放射線が危険であることは理解できるはずです。
②何故、学者は低線量の放射線の危険性を認めないのか
低線量の放射線の危険性を認めない学者や医者は結構いるようです。
彼らの主張は、”証拠がない”ということですが、証拠はあるのですが”ないことにしたい”という願望が彼らをめくらにし、嘘をつかせる要因となっているだけです。
何故、そうするのか?
答えは簡単です。
彼らの利益を”害”するからです。
原発などにより発生する放射性物質は非常に危険なものであるということになると、原発の稼働そのものに対する批判、規制が強められ、経済的利益が得られなくなり、その利益によって垂れ流された膨大な資金が研究者や医者にも回ってこなくなるからです。
”他人の命より自分の利益”ということです。
ただそれだけのことです。
彼らに正しい人の道を語っても、馬の耳に念仏でしょう。
そんなことは百も承知でしょうし、案外、人様に偉そうなことを述べているかも知れませんねw。
それが現実の社会に生じていることだということです。
ある意味、世の中の”権威”なるものがすべて崩壊したようです。
”先生”と呼ばれる人々がすべて嘘くさく-実際、嘘つきですが‐、市民に敵対している姿が浮き彫りにされました。
今後、どのように生きていくか、生き様のレベルで問われる時代に突入したということです。
あなたはどのように生きていきますか? 少し、考えてみても良いでしょう。 考えるのにお金はかかりません! ただ、少しだけ時間は必要です。
では、またお会いしましょう。
一刀斎は、原発の即時停止を支持します!