オフィス・ヤハのトホホな日々

エホバの証人の一プログラマが聖書研究と自転車の趣味等を徒然なるままに

お引っ越しMAST

2012年11月28日 | 日記
    いよいよ明日、お引っ越しMAST。隣りの壬生町です。今日は10℃にも達しない憂鬱な寒い一日でしたが、とにかく小刻みに休みながら荷づくりに励みました。ロードバイクの有酸素運動では水を得た魚のように元気になれるのですが、やはり基本的には正真正銘の病人であることを痛感させられます。

    それでも、何とか夕方の6時には、引っ越し業者に運送を依頼する大物だけは整えることができました。今朝から第25期竜王戦七番勝負第5局が南魚沼市で始まっていることを思い出して、ネット中継をちらちら見ながらの作業でした。封じ手の段階では、前例の多い局面になっているようでした。

    

仮小屋の祭り

2012年11月24日 | 聖書


    上の写真は、ユダヤ人の「仮小屋の祭り」で用いられる、綺麗に飾り付けられた仮小屋です。毎年、秋の収穫の時期になると、モーセの律法で定められた規定に従って、こうしたブースを自宅の庭や屋上やベランダに作って、飲み食いし、申命記を朗読し、踊り明かしたりしているようです。

    イスラエルと聞くと、人は紛争の絶えない、忌まわしい地域というイメージが最初に浮かびますが、現実のイスラエルの日常生活は、今もこうした喜びの祭りを守り行なっているようです。下の写真は、2009年10月2日付のイスラエル人の現実を伝える広報サイトに紹介されたエルサレムの仮小屋の祭りの写真です。



    次も、エルサレムの集団住宅に点在する仮小屋のようです。



    都市部のこうした地味な板張りのブースの方が実情を忠実に反映しているようで参考になります。こんなみすぼらしい掘っ建て小屋では喜びの祭りにふさわしくないのでは、と言う意見も出てきそうですが、シナイ半島の荒野で40年間彷徨った時の記念としては、こちらのほうが祭りの主旨に叶っているように思います。

    

    

将棋には負け方がある

2012年11月22日 | 将棋
    勝負ゲームの是非はともかく(理想論を言えば、そもそも勝ち負けで人の評価を決める事自体が間違い)、将棋には同じ負けでも負け方によってその棋士の評価は大きく異なります。

    竜王戦七番勝負の前期と今期のシリーズは同じ組み合わせとなっています。小学生チャンピョンから中学生プロ棋士となった竜王と早稲田大学将棋クラブ出身のプロ棋士とでは、しかも年齢が一回り以上違うことを考えれば、現竜王の方が圧倒的結果を残しているのはある意味当然と言えるのかもしれません。

    それでも、挑戦者の潔い投了の仕方も、一種の男の美学を感じさせました。そして今回の第4局の竜王の粘り方も、最善を尽くす真摯な態度に感銘を受けました。

    下の図は、竜王の新手が出た局面です。



    そして、挑戦者の応手4五角がさほと時間を掛けずに指されたことは、両者研究範囲の局面ではなかろうかとのコメントがなされました。そして、一日目の封じ手の場面が次の図です。



    もう、この時点での名人レベルでの形成判断は、後手勝勢だそうです。二日目の午後5時の時点では、プロ棋士の検討陣はもはや勝負ありの後手勝ちになっていました。それでも、私には手に汗握る一手違いの局面で、最後まで何が起こるか分からない緊迫感に満ちていました。



    感想戦がわずか15分で打ち切られたという事実は、1五銀が事実上の敗着だったということを意味すると、私は受け取りました。それにしても、将棋には同じ負けでも、負けた棋士に対する評価を落とさない負け方と、負けた本人に恥辱をもたらす負け方(特に研究不足や読みの入らない手を指しての負け)があることを感じます。

Pat Metheny Group -- Are You Going With Me?

2012年11月20日 | ギター
    Pat Metheny Group の "Are You Going With Me?" は、数々のバージョンが聴けますが、やはりベストテイクはこちらでしょう。

    音だけではチョット・・・という方は、こちらが楽しめると思います。







    このギターシンセの切ない音色がなんとも言えない雰囲気を醸し出しています。このテイクをエアチェックしたカセットテープを、紅葉の日光へのドライブで、何度も何度も聴き返しました。家に帰って、自分のエレクトリックギターでコピーしようと思ったら、音程が高過ぎてどうにもなりませんでした。これは、機器が違うと悟りました。

    それが、ローランドのギターシンセ GR-300であり、後に、安全地帯の「ワインレッドの心」のイントロで大々的にフィーチャーされた GR-700 へと発展するのでした。この頃は、お金がないとプロの音は再現できませんでした。