ブログやアフィリエイトサイト、コーポレートサイトなどを作るときに
おそらく今一番使われていると思われるのが「ワードプレス」。
最大の魅力は、国内・海外問わず、世界中のエンジニアが開発したテーマ(テンプレートのこと)やプラグイン(追加機能)が
限りなく無料で使える、というもの。
無料だからといってあなどるなかれ、どれもこれも高機能・高性能!
使う方にとってはこれほどありがたい話はありません。
が、ここで疑問が。
「どうして無料なのか」ということですよね。
これには様々な理由があります。
1)技術のおさがりとしての「無料」
我々にとっては高性能と思えるものでも、トップクラスのエンジニアからしたら「もう古い」技術だったりするものが数多くあります。
そういう、「おさがり」としての技術を無料で開放している、という素敵な方々が世の中にはいらっしゃるのです。
ありがてえ、ありがてえ。
2)入口としての「無料」~pro版は有料~
みなさん、無料のゲームアプリやったことありますか?
無料でもじゅうぶん楽しめるのに、使いこなしているうちに「もっと」ってなってついつい有料課金したことないですか?
あるいは、無料通信アプリなんかでも、「かわいい」って思ったスタンプを、ついつい購入したり。
ワードプレスの世界でも同じことです。
個人のブログレベルだったら無料で十分なんだけど
ビジネス用のハイスペックを求めていたら、どうしてももう1ランク上が欲しくなります。
見た目をちょっとゴージャスにしたいな、って思う人もいます。
そういう時に「pro版」「関連サービス」という有料版を用意しているのケースもあります。
3)寄付で成り立っている「無料」
「2」のように、あえて有料版を用意せずとも、
最近は「寄付」という概念も少しずつではありますが浸透してきました。
「応援」と言い換えた方がいいかもしれませんね。
サービス継続のために応援してくれる人がいればこそ、なりたっているものもあるのです。
4)とりあえず作ってみた、という感じの「無料」
冒頭でも述べましたが、ワードプレスには世界中のエンジニアが参加しています。
トップクラスの人もいれば、これから頑張っていく、という人もいるのです。
実力試しや、名前を売り込むために
「こんなの作ってみた。とりあえず使ってみてくれ!」
「弊社はこれくらの技術があります。いかがですか?」
という宣伝的な意味での無料、というケースもあります。
昔テレビで見たのですが、とある地方のネジを製造する町工場が、
「世界最小のネジ」をとりあえず作ってみたそうです。
そうしたら、それを見たメディア各社が押し寄せて「すげー!」「こんな町工場にこんな技術が!」とテレビで報道。
結果的に、問い合わせや提携企業がどんどん現れ、その町工場の売り上げは大幅にアップしたそうです。
肝心の世界最小のネジは1個も売れなかったそうですが。
以上、無料についてのビジネスでした。
こんな写真も無料でダウンロード
商用可能なフリー素材、フリー素材ドットコム
http://free-materials.com/



