むぎわらぼうし通信。筑波農場の常陸小田米づくり。

(株)筑波農場の社長です。
常陸小田米の生産と農業ブランドへの取組みや政治活動報告します。

桜川田土部の堰、改良工事を見てきました。

2016年03月02日 | 地域のこと

つくば市桜川にある田土部の堰、故障部の水門改修や河道掘削、樹木伐採など工事中です

増水時には、水門の操作が難しい状態でしたが、今後は管理しやすくなることでしょう茨城県のおおむね10年間(H26~35)の改修計画のひとつです。

堰には大きく分けて、固定堰と可動堰がある。この田土部堰は、鋼鉄製の扉体を操作する可動部をもつ堰。

固定堰の最大の欠点は、流量を制御できないことにあったが、可動堰は流量を随意に制御し洪水時には水を迅速に流下させることができる

可動堰は可動部の構造によってさらに起伏堰引上堰に大別されます。

起伏堰(きふくぜき)は、水中の構造物を起てたり倒したりして水を制御する。堰が比較的小規模で、なおかつ制御する水位幅が狭い場合に採用される。耐久性のあるゴム引布などでできた筒型の袋に空気や水を入れて膨らませて水をせき止めるものが多く、ゴム引布製起伏堰、通称ラバーダムなどと呼ばれるもので、倒伏の確実性が高いことや動力がわずかで済み、費用がかからないことなどから起伏堰として近年よく採用されています

引上堰(ひきあげぜき)は、上下に開閉する門扉をもつ。止水が容易で操作の信頼性が高いため、大規模な可動堰のほとんどはこの方式である。



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