むぎわらぼうし通信。筑波農場の常陸小田米づくり。

(株)筑波農場の社長です。
常陸小田米の生産と農業ブランドへの取組みや政治活動報告します。

つくば市北部を散策し、農業に想うこと。

2014年06月15日 | 政治

現在、国内では、農地面積がどんどん減り、農業をする人もどんどん減っています

理由は、いろいろな条件があります。農業者の半分以上が65歳以上の高齢者であることも理由ですが、若い新規就農者や担い手が米価下落等により、ある程度大規模農業でないと経営が成り立たないということも理由ですしかし、土地区画整理や農地基盤整備がされていなければ、大規模化出来ないことも現実です。

末永く営農していく為には、借り手が耕作しやすい圃場環境にすることも重要です。また、地域一体で美田や農地を守っていくことが必要です。

【水田の役割】

田んぼは畦畔(あぜ)で囲まれているので、雨を貯めることができます

大雨が降ったときには、田んぼがダムの役割を果たして、一時的に田んぼに雨水を貯めています。田んぼは時間をかけて徐々に水を流すことによって、一度にたくさんの水が流れないように調節しています。このはたらきによって、下流の地域を洪水から守っています

水田の水は、地下に浸透して地下水を潤し、夏の高温を防いでくれる働きもあります

昨年まで田んぼだったのに耕作放棄地になった場所が、あちこちに見られました

鈴木まさし県議と地域を回りながら、営農課題を教えて頂き、これからの農業について、地域の皆さんと意見交換しています

 



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