前回の続き。
レンジファインダーカメラで、例えば、建物の正面に平行にカメラを向けて、上下左右前後の傾きなしに真正面から写真を撮るのって、すごく難しいと感じます、僕の場合。やっぱりちょっと曲がっちゃったりして、どうも気に入らない(一眼レフでも大して換わらなかったりもする)。
で、真正面から撮るんだけど、「ちょっと曲がっててもいいや」って撮ったのが上の写真。そういう気持ちで撮ると、ちょっと曲がっててもそんなに気にならなかったりする。多分気のせいだけど。
CANON P / Jupiter-8 50mm F2.0 / SP100
浜松市／静岡県
CANON P / Jupiter-8 50mm F2.0 / SP100
浜松市／静岡県
壊れたまま長らく放置してたカメラをまとめて修理に出しました。Canon P x2台、Olympus Pen FT x2台、それとCanon Demi17。修理代は安くはなかったけど、好きなカメラが使えるようになるのは嬉しいです。
で、テスト撮影。まずはCanon Pから。レンズはお気に入りのJupiter-8 50mm F2.0。相変わらず濃ゆい写りでいい感じ。ガチガチにコントラストつけてレタッチしてますが、今はそんな気分。しょーもない写真ですが、割とお気に入り。夕焼けまでもう少し、の時間。
CANON P / Jupiter-8 50mm F2.0 / SP100
浜松市／静岡県
このCanon Pがあるお蔭で、「ライカなんか要らないぜ」とうそぶくこともできる、お気に入りカメラ(ライカ買えないだけ)。重い、でかい、うるさい、とかいろいろあるけど、なんか頑丈な感じがするし、ファインダー割と正確で見やすいし等倍だし、とか。
CANON P / Jupiter-8 50mm F2.0 / SP100
浜松市／静岡県
このカメラ、露出計が付いてないので、細かいことを気にせず、適当に大らかな気持ちで撮れるのもいいです(いいのか？)。
引き続き北京の胡同。大都市のど真ん中にこんな空間があるんですよねぇ... なんかすごい。出来過ぎな感じ。
丁度撮っているときに、ピンク色のポットを持ったお嬢さんが奥から出てきたので、すみませんって謝ってみると、別に咎められるでもなく、寧ろいろいろ話しかけられた。
「中国語って勉強するの大変？」
「そうだね、難しいよ。」
「でしょ？中国語は日本語よりずっと難しいんだから！」
とか。生意気な感じではありますが、こういう北京の気の強いお嬢さん、時に可愛らしく思えたりします。
Jupiter-8で撮った北京の胡同(フートン)。夕暮れの30分ほどのショートトリップ。っていうか、暗くなったのでそれ以上撮れなくなっただけ。こんなイカした入り口がいっぱい。
超久しぶりのJupiter-8(シンセじゃないよ)。多分去年の夏休みに台湾に持って行って以来。やっぱりいいなぁ、これ。
古いからか元々の造り(ソ連製)のせいか、なんかガタガタしてるけど、手に馴染む感じだし、緑とか赤とかが濃ゆい感じが素敵。それから、どんなシチュエーションで撮ってもあまりはずすことがない気がする。
ヤフオクで安いけど粗悪品を乱売すると一部で評判の業者から5千円くらいで買ったものなんですが、これは大当たり。同じ値段でこのクォリティーのものが買えるなら、もう何個か持っておきたい。
写真はここのお店。もうちょっと引いて撮りたかったけど、他にお客さんがいたりして、ここまで。店員や他の客の視線が痛かった。
「小心台階」(最後の一文字は文字化けしちゃうので、日本の漢字で)は、「段差に注意」。右奥に見える「小心碰頭」(同上)は「頭上注意」、です。
古いビルの1階、横に吹き抜けてる。
左の壁に書いてある「拆屋」って、「建物の解体」みたいな意味らしいのですが、ここにどういう意味で書いてあるのかがよくわからない...
- 「解体業やってます」の看板？
- 「この建物は解体予定」？
- 「ただの嫌がらせ」？
普通に使われている感じの建物でした。
いい感じなんだけど、なんとも中途半端な生えかた。あと、絶対何にも生えてこない鉢がきっとある。
昨日の話。郵便で届く荷物の不在票が入っていて、預かり期限が昨日だったのを思い出して、夜郵便局に電話。
僕: 「不在票が入ってた荷物、明々後日までに取りに行くので、そちらに置いておいていただけますか？」
〒: 「お名前お願いします。」
から始まり、住所、電話番号、不在票入れた日時、郵便の種別... と質問され、本題に入ってくれないのでちょっとイラつき始める。
〒: 「お預かり期限は何日ですか？」
僕: 「6日(その当日)です。」
〒: 「そしたら今日までしかお預かりできないんですよね」
僕: 「だからお電話差し上げて、こうしてお願いしているんですが... 」
〒: 「お預かり期限を延ばすには、事前に窓口で手続きがいるんです」
窓口に行くんなら、荷物受け取れるじゃん...
僕: 「じゃあ今(深夜)から行けばいいんですか？」
〒: 「いや、今日の窓口受付はもう終了していて... 」
さすがに切れる...
僕: 「じゃあどうすんだよ。連絡してんのに、荷物戻すの？」
〒: 「いや、あの、荷物は3日までしか延長できないので...」
僕: 「明々後日って3日後じゃん。さっきダメって言ったろ？」
〒: 「いや、えぇーっ、お預かりできます。」
僕: 「さっきダメって言ったけど、いいの？」
〒: 「は、はい、お預かりします。」
最初からそう言えばいいのに。
よくある先ず規則ありきなお役所スタイルな訳ですが、「荷物を相手に引き渡すには... 」って目的が頭にないから、こんな対応しか出来ないんですよね... ここの郵便局はこういう人が多いので、自分では郵便局なるべく使いたくないです。
っていうか、自分がさっさと取りに行くとか何とかすれば済んだ訳ですが。
台湾には何度も遊びに行っていますが、最近は古い田舎町に惹かれるようになりました。崩れそうな建物が好きなせいもあるんですが、時間がゆっくりめに流れている感じが好き。がちゃがちゃしている大きな街は、それはそれで好きなんですけど。
今住んでいるところ(日本です)もどちらかというと田舎で、ちょっと車で走れば田んぼや山や湖があったり。といってもそんなに趣のあるところではないんですが、海外の方が来たりすると「こういう雰囲気好き」みたいなことを言って下さることがあり、ちょっと意外。自分が海外で感じるのと似たような感覚なのかもしれません。
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