極楽写真倶楽部 「ゆ」

なんとなく撮って載せてみる写真のブログ from 北京。

バンドゥンで音楽に親しむ その1:「西ジャワ~スンダの神秘 ジャイポン」再び

2011年04月04日 | 一眼レフ - 標準レンズ


Nikon D7000 / Carl Zeiss Makro-Planar 2/50 ZF
バンドゥン/インドネシア

3年前のバンドゥン旅行で叶わなかった「生演奏ジャイポンが見たい!」の願いは、その後ジャカルタの橋の下で実現したのですが、ダンドゥット・バーがジャカルタと言うなら、ジャイポンはやっぱり本場で見たいだろう、ということで、バンドゥンに着いてからジャイポン・バー探しに。

事前にネットで調べた情報は、ロンリー・プラネットのコピペみたいのしかなくて、しかも結局役に立つものがなく、ホテルで訊いてもダンドゥット・バーの情報しかなく、本場にしてこの手強さかよと困っていたところ、駅の観光案内所で「あの辺にあるよ多分」と教えてくれたのが、Dalem Kaum 通りの一軒。

嬉しくてその足で行って見ると…


Nikon D7000 / Carl Zeiss Makro-Planar 2/50 ZF
バンドゥン/インドネシア

あった。「Jaipong & Dangdut」って書いてある!

店の前で靴の修理屋さんみたいなの広げてるおっちゃんたちに訊くと、ちゃんと営業してるらしい。やったね。バンドゥン最高。


Nikon D7000 / Carl Zeiss Makro-Planar 2/50 ZF
バンドゥン/インドネシア

で、こんな感じ。夜10時くらいから何となく演奏が始まる。夜のお店の箱バン的営業テイストは否めないが、ジャカルタの橋の下に較べるともっと真面目で上手くて、結構ガーって感じで来る。マイクやらPAやら適当そうに見えるのに、出音はバランス良くいい感じにラウド、っていうか歪んでる。どの曲も全部同じに聞こえるけど、とても楽しい。

ダンサーはなし。でもお姉さんはいっぱい。頼めば席に着いてくれる、っていうそういうお店。日本人だってバレるとチップくれくれ攻撃で群がられる。何もしてないのにチップって言うなみたいな。小銭は予め用意しておきましょう。

はじめにジャイポン演奏して、お客さんが増えてくると、ダンドゥットに切り替わる。ダンドゥットは自動伴奏キーボードとクンダン(太鼓)だけの演奏になってちょっと寂しいが、こっちも悪くはない。


Nikon D7000 / Carl Zeiss Makro-Planar 2/50 ZF
バンドゥン/インドネシア

ジャイポン隊編成は、右からクンダン(両面太鼓)、サロン(鉄琴)、ゴング(銅鑼)、ボナン(金属の壷みたいの)、ルパブ(弦楽器)。手前のバケツみたいのはチップ入れ。中にあるのはすりこぎじゃなくて歌手用のワイヤレスマイク。

ステージはすごい暗いのに、それなりに撮れてしまうD7000はやっぱり便利。少しだけ撮ったビデオもきれいで、驚いたのがこの大音量なのに、本体のマイクで音声がかなりまともに録れていたこと。大したもんです。

店名は「Endah Parahyangan」。場所は、Alun-alun(公園)南側のDalem Kaum 通りを少し東に行ったところ。周りには生演奏バーやマッサージ店が数件ありました。ここの並びに雛壇あるお店もありました。そんな、バンドゥンのナイトライフを満喫できる一画のようです。

コメント (3)
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