ブラックホーク(左から2頭目)が重賞初挑戦でも楽々クリア。約20万円をはたいて
購入した一眼レフカメラ「ニコンF90」を初めて使った思い出深いレースです。
1998年 4月11日 中山競馬場
第30回 ダービー卿チャレンジトロフィー(G3)芝1600m やや重 11頭
1着△2ブラックホーク 牡5(56岡部)1:34.3 2人気
2着◎11ケイワンバイキング セン7(57横山典)1馬身3/4 1人気
3着…5エイシンガイモン 牡6(58武豊)1馬身3/4 4人気
単380 馬530 的中
前走同コースの東風Sを逃げ切って3連勝中のケイワンバイキングが1人気。900万、1600万を連勝中で8戦4勝のブラックホークが2人気と重賞初挑戦の2頭が人気を分け合いました。他にはマイネルマックス、エイシンガイモン、ホッコービューティーなどが人気になっていました。
ケイワンバイキングがよどみのない平均ペースで逃げ切る展開をブラックホークが坂下から脚を伸ばし、坂上でキッチリ交わす余裕の完勝。これで9戦5勝。評判馬がようやく頭角を現し、続く京王杯3着をステップに春のG1、安田記念へコマを進めました。
海外遠征を控えた断然人気のタイキシャトルに続く2人気に推されるも、バシャバシャの不良馬場が堪えて初の掲示板を外す11着と大敗。1年の休養を経て新潟関屋記念で日本レコード決着で2着と復活をアピール。暮れにスプリンターズSでアグネスワールドを差し切り待望のG1勝利を収めました。
当ブログ内関連リンク
安田記念メモリアル(ブラックホーク)2005年 6月 5日掲載
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/7d5097707195e24c1fe82c7e69696bb9
<撮影メモ>ニコンF90最初の撮影日
前の週に新しいカメラ「ニコンF90」を中古で購入し、初めて使ったのがこの日でした。中古ながら本体10万円、レンズが9万円と高い買い物!シャッターが壊れたニコンFE2を修理して使ったとしても、ピントとシャッターが手巻きでは、動きのある被写体相手では失敗も多いので、より良い写真を撮るための苦渋の決断でした。
この頃は、本体とレンズの間に装着する「テレコンバーター」はまだ買っておらずマニュアル仕様のまま、イコールまだピントは手合わせでした。シャッターはオートでしたが、まだ新しい本体に慣れない撮影で、ゴール前はピンボケで失敗。これが唯一見せられる写真でした。
この月下旬にはオートフォーカス用のテレコンバータも購入し、購入2か月目で、ようやく本来のオートフォーカス撮影が出来たのでした~。