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OCF最新動向ブログ

オープンCADフォーマット評議会(OCF)の活動と、CIM・CALS/EC(SXF)の最新動向をお知らせします。

SXFのZIP圧縮(6)~ZIP圧縮・解凍プログラム実装後の課題1と対策

2015年07月13日 | SXFテクニカル通信
ZIP圧縮・解凍プログラム実装後の課題は、大きく2つあります。
今回はそのうちの一つ「画像ファイルの扱い」について、お送りします。

CADの仕様によりますが、ここでは図面に画像を配置した場合に画像ファイル
そのものを図面ファイル内に保持せずに、画像ファイルパス情報だけを
保持するCADの場合の課題になります。

CADでSXFを読み込むときは、圧縮SXFを作業領域に解凍します。
これにより画像ファイルも作業領域に配置されて、CADは作業領域の画像ファイル
パスを保持します。
作業領域に画像ファイルがあるうちは問題ないですが、圧縮SXF読み込みの度に
解凍後のファイルが増えていくと都合が悪いので、しかるべきタイミングで
画像ファイルを削除しなければなりません。

SXF読み込み直後に削除するということが考えられますが、その結果画像ファイルの
表示や編集ができなくなることがあるでしょう。
作業領域中の画像ファイルを、どのタイミングで削除すれば不都合がなくなるのか
という課題であり、そもそも解凍後の画像ファイルをどのように管理するのか
ということにまで発展します。
対策は「CAD側の実装を工夫する」ということになります。

さて、いかがでしたでしょうか。
次回は、今回の続きで「(7)ZIP圧縮・解凍プログラム実装後の課題2と対策」を
お送りする予定です。

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