goo blog サービス終了のお知らせ 

OCF最新動向ブログ

オープンCADフォーマット評議会(OCF)の活動と、CIM・CALS/EC(SXF)の最新動向をお知らせします。

今月の認証ソフトウェア一覧

2007年11月30日 | OCF検定認証

今月のOCF検定認証ソフトウェア一覧になります。

CC3
  CAD ビックバン Bigvan al-Nil CAD 2008 2008

詳しくは次のURLをご覧ください。
http://www.ocf.or.jp/kentei/rireiki.shtml

※CC3とは、SXFのバージョンと幾何図形、属性付加などを整理した新たな検定のカテゴリーです。
  各カテゴリーの詳細については、OCFのURLにまだ掲載がありません、しばらくお待ちください。


今月の認証ソフトウェア一覧

2007年11月22日 | OCF検定認証

今月のOCF検定認証ソフトウェア一覧になります。

CC2  ビューア ビックバン Bigvan al-Nil 2008 シリーズ 2008

詳しくは次のURLをご覧ください。
http://www.ocf.or.jp/kentei/rireiki.shtml

※CC2とは、SXFのバージョンと幾何図形、属性付加などを整理した新たな検定のカテゴリーです。
  各カテゴリーの詳細については、OCFのURLにまだ掲載がありません、しばらくお待ちください。


ラスタデータのファイル名

2007年11月20日 | CAD製図基準

 国交省より意見募集として公開された「CAD製図基準(案)」の改定内容で、まず、ラスタファイルの名称の命名規則を見てみましょう。
複数枚のラスタ貼り付けができるということで、地形図や柱状図など図形編集が伴わないものはベクトル変換せずに積極的に利用したいものです。

まず、次の二点について注意しましょう。
1.図面に貼りつけるラスタデータが1枚の場合
2.図面に貼りつけるラスタデータが複数枚の場合

今までのCAD製図基準(案)でもラスタデータを1枚貼り付けることはできましたが、その際のラスタデータの命名規則は、拡張子以外は図面名と同じファイル名にするというものでした。

しかし、今回の改定では、ラスタデータが1枚の場合のファイル名は、
  RTnnn-01.TIF となりました。
「RT」は固定で、「nnn」には、ラスタデータが貼りついている図面の図面番号を記入します。

一方、複数枚のラスタデータの場合には、
  RTnnn-mm.TIF となります。
「mm」は、枝番になり、4枚のラスタデータが貼りつけば、次のようになります。

R_file_2

図面のファイル名が、設計「D」で整理番号「0」、図面名称が平面図「PL」、図面番号が「003」で改訂履歴が最終の「Z」の場合、「D0PL003Z.P21」となり、その図面番号の「003」をラスタデータのファイル名にして、複数の枝番を付すというものです。

さて、それでは、今まで電子納品された1枚のラスタデータの場合、今後はどうなるのでしょうか?


「CAD製図基準(案)」の改定に関する意見募集について

2007年11月19日 | CAD製図基準

 CAD製図基準(案)が改定されるにあたって、意見募集のWeb公開が本日行われました。意見の募集は、12月3日(月)までとなっています。

 ページをめくって、まず目を引くのは、SXFのバージョンが明記されたことです。基準(案)には次のように書かれています。

「本基準(案)で対象とする、 SXF(P21)形式のバージョンとレベルは、 Ver.2.0 レベル 2以上とする。
関係者間の環境が整備されるまでは、納品する際の SXF(P21)形式のバージョンとレベルは、SXF Ver.2.0レベル 2を原則とする。ただし、関係者間協議等により SXF Ver.3.0レベル 2以上で納品することを妨げない。」

主な変更点については、これからも、このブログで書いていきますが、次のURLから「CAD製図基準(案)」と「CAD製図基準(案)の主な改定点」それぞれのドキュメントをダウンロードできます。

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/13/131119_.html


電子納品説明会

2007年11月15日 | セミナー

 国土交通省関東地方整備局による平成19年度受注者(工事・業務の実務担当者)向け電子納品の説明会が、12月11日(火)より開催されます。

プログラムは初級と中級に分かれており、次のような内容になっています。

初級者向け(1時間)
1.電子納品の概要
  1-1 電子納品の背景
  1-2 電子納品の展開
  1-3 電子納品の要領・基準類
  1-4 電子納品の流れ
  1-5 電子納品実施のポイント
  1-6 電子納品の注意点
  1-7 電子納品の失敗例

中級者向け(1時間30分)
2.電子納品の実施
  2-1 事前協議の実施
  2-2 CAD図面作成時の注意点
  2-3 写真の取扱い
  2-4 電子成果品作成時の注意点
  2-5 電子納品のチェック
  2-6 電子納品のケーススタディ
  2-7 道路工事完成図等作成について

詳しくは次のURLをご覧ください。
http://www.cals.jacic.or.jp/setumei/h19kanto/


建ブロの日【11月18日 土木の日を考える】

2007年11月12日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、建ブロの日です。

 6月に札幌で行われた「建設ブロガーの会in北海道」の開催告知が6月6日に一斉に行われたのを機会に、毎月、月と日のぞろ目の日を「建ブロの日」とし、同じテーマで情報発信をしようというものです。
今月のぞろ目は、11月11日ですが日曜日と言うことで一日ずれて今日になりました。

 そして今回のテーマは、「11月18日 土木の日を考える」です。

大学では、土木工学科などが名称をかえて環境工学科となっているところもあるようです。さて、私の母校はと見てみると、社会環境システム学科になっていました。土木という範疇では納まりきれない研究課題とひとまず前向きに受け止めておきたいと思います。

それまで構造物としてしか認識しなかった「土木」が、実は奥深いものと認識したのは、水文学との出会いでした。わたしの大学生活は、クラブ活動で丹沢山系に入り浸り、そろそろ研究テーマを見つけなければと思っていたおり、たまたま、この丹沢山系の降雨データから岩井法による降雨確立を水文学的に勉強したことで、土木ってものすごく面白いと思いました。

社会人になってからも、水田や畑のための用水には、その時々の天候による作物の蒸発散量から、流量を算出し、それが様々に累加されてダムのボリュームになることや、内陸部において降雨を集積して、ため池を作り、そこでナマズの養殖を行うなど、実務であらゆる天候のデータと地勢データを統計解析していく面白さを味わいました。

わたしにとって、土木は水文と同義語なのかもしれません。


SXF技術者更新セミナーのQ&A

2007年11月10日 | SXF技術者検定試験

 この一ヶ月ほど慌しく時間が過ぎ、更新が滞ってしまいました。まだまだ落ち着きませんが、少しずつでもまた書いていきたいと思っています。

さて、だいぶ旧聞になってしまうかもしれませんが、SXF技術者更新セミナーが8月末日に行われた際に、質問表を配りました。
その質問とOCFとしての回答が、OCFのホームページにアップされています。

質問は、電子納品の最新動向が77問、CAD製図基準(案)が55問、SXFに関する基礎知識が32問でした。
質問の意味が分からないもの、OCFやSXF技術者試験への要望や苦言については、このQ&Aからは除外しています。

質問の内容を見ると、本来は要領や基準を定めたところや、発注者が回答すべき問も多く含まれていることから、普及はまだまだと感じました。

Q&Aの詳しい内容については次のURLをご覧ください。
http://www.ocf.or.jp/sxf/update_seminar_faq.shtml