年度末、いよいよ押し詰まって次のようなシステムが次々と公開されました。
1.SXFブラウザVer.3.20およびVer.3.12
2.CAD製図基準(案)平成20年5月版に準拠した図面作成例
3.電子納品チェックシステムVer.7.0
4.電子納品チェックシステム 電気通信設備編Ver.3.7
今日はSXFブラウザについて、見てみます。
対応するOSは、Windows XP Home/XP Professionalになります。
同時に公開された電子納品チェックシステムでは、Windows 2000(SP4),Windows XP(SP2),Windows Vista Business(SP1)と書かれていますので、OSに差異がみられるので注意しましょう。
SXFブラウザが二つのバージョンで公開されましたが、対応するCAD製図基準(案)によって利用するブラウザが異なるということです。
CAD製図基準(案)平成20年5月版に基づいて作成された図面は、SXFブラウザVer.3.20
CAD製図基準(案)平成16年6月版に基づいて作成された図面は、SXFブラウザVer.3.12
操作マニュアルを見てみると、以前のバージョンからの変更点では、直近の基準に対応したように書かれていますが、「SXFブラウザVer.3.20利用にあたっての留意事項」を開いてみると、次のような項目で留意しなければいけないことが記述されています。
・既定義ハッチングの領域表示
・ラスタデータの表示
・寸法線における矢印の表示
・認識できない文字フォントの表示
・全フィーチャ表示
・協議事項の反映
・数値の許容差について
・レイヤ名のチェック
・重複図形のチェック
・ショートベクトルのチェック
・線種のチェック
・線幅のチェック
・フォントサイズのチェック
・チェック結果内容の表示
・フィーチャ要素確認の表示
・SXFブラウザVer.3.20に起因するその他の事象
・SXF表示機能及び確認機能要件書(案)との相違点
納品前としては、結構大変な作業になるのかもしれません。